【9月10日追記】
プロジェクトが開始して10日経ちました。これまでのご支援、並びにこのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
返礼品の『防災BOOK』はPDFデータ版でお届けいたします。
データだからこその便利さやメリットを活かして、ご家庭で活用いただけます。

能登半島地震は、極寒の正月に起きました。
避難所には人が押し寄せ、冷たい床にダンボールを敷いて寝るしかない状況でした。
これ、他人事ではありません。
大都市でも地方でも、人口密度が高く、広範囲が被災すれば、避難所はすぐに収容限界を超えます。
実際、東京都の想定では、避難所に入れるのは住民の2割程度とされています。
「うちはマンションだし大丈夫」と思っていませんか?
でも――
断水・停電でエレベーターもトイレも使えず、
その生活を1週間以上続けられる自信、ありますか?
政府も「最低1週間分の備蓄」を呼びかけています。
でもそれは、“本当に使える中身”になっていますか?
「これで安心」と書かれた市販の防災セット。
買った瞬間、“備えたつもり”になっていませんか?
でも、実際の被災地では「使えなかった」「役に立たなかった」という声もあります。
誰にでも同じ中身が通用するはずがないんです。
備えを間違えれば、助かるはずの命が失われる――それが現実です。

能登の避難所では、トイレは使えず、食事は偏り、プライバシーも皆無でした。
毛布が足りず、寒さに震えるおばあさんの姿が今も忘れられません。
そしてこれは、能登だけの話ではありません。
どこの被災地でも、「高齢者だから」「赤ちゃんがいるから」といって優先的な支援が
届くとは限らないのです。
大規模災害時、行政の手は回りません。だからこそ、自分で備えるしかないのです。
マニュアル通りでは命は守れない――それが全国の被災地で繰り返されている現実です。
能登半島地震があった珠洲市にて
はじめまして。
防災アドバイザー・防災士の岡部梨恵子と申します。
この14年間、私は東日本大震災・熊本地震・西日本豪雨・能登半島地震など、
全国の被災地に何度も足を運び、現地の方々と共に時間を過ごしてきました。
訪れるのは災害直後だけではありません。
1年後、5年後、10年後と再びその地を訪ね、復興の進み具合や見過ごされがちな課題、
そして「支援が届かない声」に耳を傾け続けてきました。
そこで私が何度も目にしてきたのは、ニュースやSNSでは伝わらない“本当の困難”でした。
たとえば――
●断水で掃除もできない避難所の汚れたトイレを前に、「ここでしたくない」と泣き出す子ども
●食材も調理器具もない中、離乳食が作れずに困り果てる若いお母さん
●スマホを持っていない高齢者が、避難情報も支援の情報も届かないまま取り残されている現実
●家族の安否がわからず、毎晩不安で眠れない日々を送る人たち
災害は、一瞬で日常を奪い、「当たり前」が何一つ通用しない世界を突きつけてきます。
だからこそ、いま本当に必要なのは、
どんな家庭にもフィットし、いざという時に確実に役立つ「現実対応型の防災」です。
各ご家庭に合った防災グッズの選定を行わせていただきました
私が防災アドバイザーになったきっかけは、“命を守る”とうたいながら、
実際には役立たない防災グッズが世の中に出回っている現状に
強い危機感を抱いたことでした。
「このままでは、大切な命が守れない」
そう感じた私は、自ら学び、現場に足を運び、発信する立場になることを決意しました。
以来14年間、企業・自治体・学校などでの講演、個別相談、防災イベント、オンライン講座を通じて、
全国のべ3万人以上の方々に、防災の本質と現実的な備えを伝えてきました。

私が大切にしているのは、“自分で実際に使って納得したものしか紹介しない”という姿勢です。
だからこそ、「すぐ実践できる」「家族で備えを見直した」など、行動につながったという声が多く届き、
「わかりやすくて信頼できる」と高い評価をいただいています。
これまでの主な実績●Amazon防災イベントに参画、防災グッズを選定・紹介
●官公庁の子育て支援事業を監修
●内閣府「政府防災会議」(2025年4月)にて活動・資料が正式紹介
●全国の自治体・企業・学校・管理組合で講演多数
●メディア出演(テレビ・新聞・雑誌)
●防災冊子やガイドブック等の執筆・監修も多数
そして今、その活動の集大成として――
“本当に使える防災”を全国に届けるクラウドファンディングに挑戦しています。

避難所や被災地では、「せっかく準備していたのに、使えなかった…」という声を何度も耳にしてきました。

SNSやネット上では、「防災の裏ワザ」「身近なものでできる備え」と称する情報が拡散しています。
ここでは、実際に目にしてきた「広まっているけど危ないウラ技」の一部をご紹介します。



災害が起きた直後、行政や国の支援はすぐには届きません。
「自助・共助・公助」と言われますが、現場ではそのすべてに“限界”があります。
実際に私が支援に入った被災地では、
●避難所の備蓄が足りない
●支援物資が届くのに数日~1週間以上
●行政職員自身も被災して動けない
――そんな現実に多くの人が直面していました。
だからこそ、自分や家族に本当に必要なものは、自分の手で備えておくことが大切です。

「税金を払っているのに、水1本も届かないの?」
――実際の被災地では、そんな声が聞かれることがあります。
でも現実は、“届けたくても届かない”状況の連続です。
能登半島地震では、道路の寸断・海路の断絶で支援が止まり、何日も物資が届かない地域がありました。
2019年の台風15号では、東京の隣の千葉県にもかかわらず、停電による熱中症で死者が出ました。
今後発生が懸念されている「首都直下地震」や「南海トラフ巨大地震」については、
国の被害想定でも、発災後1週間は支援が届かない可能性があるとされています。
つまり――
どれだけ税金を払っていても、災害時には“物理的に支援が届かない”のです。
阪神淡路大震災では、多くの命が家族や近隣の人の助けによって救われ、
その体験から「共助の力」が強調されるようになりました。
けれど――
あれから30年が過ぎ、社会は大きく変わりました。
一人暮らしや核家族が当たり前
近所づきあいが薄れ、顔も知らない関係
高齢化が進み、お互い助ける余力がない
今や、「近くの人が助けてくれる」とは限りません。
共助に頼りたくても、そもそも“助けてくれる人が近くにいない”――
それが、今の日本社会の現実です。



今の時代、家族構成も生活環境も、ライフスタイルも本当にさまざまです。
それにもかかわらず、「これを備えておけば安心」といった画一的な防災セットが、
いまだ主流となっています。
けれど――
命を守る備えは、本来ひとつひとつの家庭で違うべきです。
私たちが提案するのは、「わが家仕様の防災」。
家庭の状況に応じた、“本当に必要なもの”だけを選ぶという発想です。
これからの防災は、
“モノをそろえる時代”から
“自分で備えられる知識を身につける時代”へ。




海沿いの地域では、津波からの避難を最優先。
➡ 迷わず逃げるための「すぐ持ち出せる防災ポーチ」が命綱になります。
地震が起これば、全国どこでもライフラインが止まる可能性があります。
➡ 停電・断水を見据えた「食料・水の備蓄」や「家の中の安全確保」が生死を分けます。
このように、「家庭の事情 × 地域の事情」をかけ合わせた備えこそが、
いざというときに“使える”防災になります。


非常持出袋や備蓄は、「買って終わり」では意味がありません。
本当に大切なのは、「どこにあるか」「すぐ取り出せるか」「使い方がわかるか」という実用性。
そして、非常時だけの特別な準備ではなく、日常生活と折り合いをつけながら、
無理なく続けられる備えであることです。
私はかつて、整理収納アドバイザーとして『断捨離』でグランプリを受賞した経験があります。
その視点を活かし、片付けから備蓄法まで、実際に“使える備え”を具体的にお伝えしています。
「片付いているからこそ、防災にも強くなれる」――そんな家庭を増やしたいと考えています。

14年間、現場を通じてまとめ続けてきた資料の一部。
今回のリターンは、形ある“モノ”ではありません。
お届けするのは、防災アドバイザーとして14年間、現場で見て、助け、学んできた“生きた知識”です。
災害は予告なく襲い、命を守ったその先にこそ、本当の試練が待っています。
そこで必要になるのは、限られた条件の中で最適な行動を選び取る力。
この防災BOOKは、家族構成や住環境に合わせて「わが家仕様の備え方」を具体的に示し、
読んだその日から実行できる内容にしました。

非常食や防災グッズは使えば消えますが、一度身につけた判断力と知恵は一生もの。
あなたと大切な人が“生き延びる”だけでなく、“生活を立て直す”ための確かな選択肢を、
この一冊に込めてお届けします。
これは、市販の“テンプレート的な備え方”ではカバーできない、
家庭ごと・地域ごとの違いに寄り添った防災の考え方を学べる実践ガイドです。
5つの防災BOOK●ひとり暮らしの家庭編
●乳幼児がいる家庭編
●高齢者と暮らす家庭編
●障がいのある方と暮らす家庭編
●ペットと暮らす家庭編
上記の5種類に、それぞれ「性格」と「行動特性」を使った防災セルフ診断テストが付いています。
以下は、ペットと暮らす家族編の中身の参考イメージとなります。

このテキストは、防災グッズのカタログではありません。「自分の家に本当に必要な備えを、自分で選べるようになる」ための一冊です。
今回のクラウドファンディングでは、防災BOOKの他にもそれぞれの立場に合わせた“現実的な備え”をお届けします。

併せて一覧表をお作りしましたので、ぜひご覧ください。

いま、ネットやSNSには、たくさんの防災情報があふれています。 「これで安心」と思えるものもありますが、 なかには実際には使えなかったり、かえって危険を招いてしまうようなものもあります。
でも、それは仕方のないこと。 誰だって「正解がわからないまま」「不安なまま」備えているのです。
私も、そうでした。
「守りたい人がいる」 「なにかしたいけど、どう始めたらいいかわからない」 「“ちゃんと備えなきゃ”と
いう気持ちが、ずっと心のどこかにある」
そんな思いを持つ方に向けて、私は“現実に使える備え”をわかりやすく伝えていきたいと思っています。
防災は、“気持ち”だけでは乗り越えられません。 でも、“気持ち”がなければ続きません。
だから私は、「やらなきゃ」と思ったその瞬間から、自分らしく備えられる方法を届けたいのです。
私は、現場で支援を続けてきた防災士です。 そこで見えてきたのは、よくある備えとの“ズレ”でした。
✔ SNSで広がる情報が、実際の現場では役に立たなかったこと
✔ 自治体の担当者が数年ごとに異動し教訓がうまく引き継がれないこと
✔ 「震度7対応」の家具固定具が、震度5強で外れた実例もあること
命を守るためのはずの防災が、「安心っぽく見えるもの」になってしまっている。 私はそこに、
強い危機感を持っています。
でも、これを「誰かのせい」とは思いません。 変えるべきなのは、仕組みと考え方。
“何を買えばいいか”ではなく、“どう選ぶか”。 私は、暮らしの延長線上にある防災を伝えながら、
考えるきっかけや判断の軸を持てる人を増やしていきたいのです。
そしてもう一つ。 日本にはまだ、「災害が起きたら行政がなんとかしてくれる」という空気があります。
けれど現実には、行政側も被災し、支援がすぐに届くとは限らないのが現実です。
1923年関東大震災直後、瓦礫の中を歩く被災者たちの姿:出展
だからこそ、
✔ 家族に必要な備えを自分で判断できる人
✔ 状況を見て動ける人
✔ 情報に振り回されず、自分で選べる人
そんな「自分で命を守れる人」が、もっと必要なのです。それが地域の底力になり、
社会を変えていきます。
私たちは今、命のバトンを手にしています。
災害とともに生きてきた先人たちが、
知恵を出し合い、祈り、助け合ってつないできた命。
次の世代に渡すのは、 モノやマニュアルではなく、“考えて備える力”。
「守られている」と感じて育った子どもが、
「誰かを守れる大人」になる――その循環をつなぐことが、今を生きる私たちの役割だと思うのです。
私は、防災で社会を変えたいのではありません。
一人ひとりが「自分の暮らしを、自分で守れる」ようになること。
それが、私の願いであり、使命です。

これまで私は、たくさんの後悔と、たくさんの希望を聞いてきました。
「備えで救えた命もあれば、備えがなく失われた命」
どちらも確かにありました。
命を守る行動は、“考えること”から始まります。
あなたのその一歩が、家族を守り、地域を守り、
やがて誰かの命をつなぐ力になるのです。
私は、防災の現場に通い続け、声なき声と向き合ってきました。
「知らなければ、助からない」という現実。
それを知っているからこそ、私はこの挑戦をしています。
ものを揃えるだけでなく、「わが家に本当に必要な備え」を考える。
そんな“考える防災”を、もっと広げたい。
どうか、あなたの力を貸してください。
ともに、命を守る知恵と行動を、次の世代につないでいきましょう。

ご支援いただいた資金は、以下の用途に大切に使わせていただきます。
被災地に足を運ぶ交通費・宿泊費
防災グッズの購入・検証費用
テキストやチェックリストの制作費
リターン発送や運営にかかる費用
すべて、「本当に命を守る備え」を広げるために活用します。
もしあなたが「自分の暮らしに合った防災を、自分で選べるようになりたい」と感じてくださったなら、
それはもう、小さくても確かな“未来への一歩”です。
そしてその一歩は、やがて誰かの命を守る力になり、次の世代へとつながっていく“命のバトン”に
なると私は信じています。
どうか、あなたの一歩がこのプロジェクトとつながり、
これからの防災を私たちの手で暮らしの中から変えていけますように
最新の活動報告
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「エレベーターの閉じ込め」が、大地震のあと私が一番怖いと思っていることです。
2026/02/24 12:31みなさん こんにちは活動報告の記事を書かせていただきます。東京スカイツリーで起きたエレベーター閉じ込め事故についてです。地震ではありません。平常時のトラブルです。それでも約20人のお客さまが5時間以上 エレベーター内に閉じ込められました。災害でもないのに、都市ではこれだけ長時間、人が動けなくなる。では――首都直下地震が起きたら、どうなるのか・・・です。国の想定では、都心南部直下地震の場合、最大約1万6000人がエレベーター内に閉じ込められる可能性があります。東京都の想定では、最大約2万台のエレベーターが非常停止。つまり、閉じ込めは「一部の人の話」ではなく、同時多発的に起きる前提の災害です。通勤中。買い物中。観光中。誰でも当事者になります。閉じ込められたら、助けを待つしかありません。しかし消防やレスキューは、まず火災現場、倒壊現場へ向かいます。建物の優先順位は1番 病院2番 公共施設3番 民間施設そう。特に民間施設はあとになるのです。うちのマンションはいつくるのだろう・・オフィスは・・・こんな真冬の中閉じ込められたら・・・など心配になりますよね・・・「すぐ来てくれるだろう」そんな期待は通用しません。さらに、エレベーター会社の社員自身も被災している可能性が高く、点検や救出に向かえないケースも想定されています。閉じ込められた空間では、情報が入らない空調が止まる水がないトイレが使えないエレベーターは一瞬で密閉された小さな避難所になります。今回のスカイツリーでは非常用ボックスが設置されていたそうですが、すべてのエレベーターにあるわけではありません。そして大事な事実。中から自分で開けることはできません。私は防災アドバイザーとして、ここを一番伝えたいです。防災は「揺れた瞬間」だけの話ではありません。インフラが止まったあと、どれだけ耐えられるか。そこが現実の分かれ目です。だから私は、モバイルバッテリーペットボトルの水糖分携帯トイレこうした“日常に持てる備え”を伝え続けています。命は助かっても、生活は簡単に止まります。防災とは、生き延びることだけでなく、閉じ込められても崩れない力を持つこと。新宿にある友人の住むマンション非常用ボックス、しっかり中身と使い方も書いてありとても感心しました。※下記は以前書いたブログ記事です(数字は当時のものですが、考え方の参考として)エレベーター閉じ込め事故についてよかったら参考にしてください。現在の私は、花粉症と闘いながら・・・また今年も大変3月中旬から行くフィリピンの準備と、日本での防災の仕事も同時にやっています。フィリピンも日本も災害大国、わたしでお役に立てることしっかりがんばります。みなさんも気温変化が激しい時期、どうぞご自愛ください。防災アドバイザー岡部梨恵子 もっと見る
【活動報告】3月中旬から1か月、フィリピンへ行ってきます
2026/02/14 22:23、みなさん こんばんは。活動報告をさせていただきます。1月・2月は奥能登へ行くことができませんでした。雪の中での移動は、かえって現地の方の負担になると判断したためです。ただ、仮設住宅の方々とはしっかりつながっていて、連絡を取りながら交流は続けています。そして3月中旬から約1か月、フィリピンへ行きます。現地では、防災や災害対応に関わる方々と会い、日本の現場で培ってきた防災の考え方や、実際に使われている防災グッズについてお話しする予定です。フィリピンは、日本と同じように台風・洪水・地震といった自然災害がとても多い国です。国の位置が太平洋の「台風ベルト」と「リング・オブ・ファイア(火山帯)」の中にあり、毎年のように大きな災害に見舞われています。しかし現実として、・災害が起きても十分な備えや支援が届かない地域が多い・政府の防災体制がまだ整いきっておらず、現場対応や予防の準備が追いついていない・村や地方では国の支援が少なく、家族や地域の助け合いに頼っているという課題があります。災害が多いにもかかわらず、国や自治体の力だけでは十分に支えきれていない部分があるのです。さらに、所得や生活の差も大きく、・裕福な地域ではある程度の備えができても・貧しい地域では備える余裕がなく、災害時に大きな影響を受けやすいという格差が続いています。被害を受ける側にも、「備える力」の差がある。これがフィリピンの現実です。こうした背景の中で、私は日本で現場を見てきた立場として、少しでもお役に立てることがあったらという思いで行ってきます。語学学校にも通います。そして仕事もしてきます。どちらもしっかり取り組んできます。今回のフィリピン訪問について「海外支援のために応援したわけではない」と感じる方もいるかもしれません。そのお気持ちは、とても自然だと思います。私自身も、今回の渡航を“別の活動”とは考えていません。日本で続けてきた生活目線の防災を、必要としている場所に直接伝え、そこで得た気づきや学びを、必ず日本の防災に持ち帰る。その延長線上に、今回のフィリピン訪問があります。フィリピンは、日本と同じように自然災害の多い国ですが、公的な支援がすべての地域に十分行き届くわけではありません。その分、家庭や地域の中で工夫しながら災害を乗り越えてきた知恵があります。そこから見えてくるのは、「支援が届きにくいとき、人はどう備え、どう支え合うのか」という現実。これは、日本の高齢者世帯や一人暮らし、過疎地域、経済的に余裕のない家庭とも重なります。海外を見ることは、日本の未来の課題を先に見ること。私はそう考えています。皆さんから託していただいた想いは、これからも日本の防災、そして現場にきちんと還元していきます。そのための学びとつながりとして、今回の訪問があります。これからも、現場目線を大切に、一歩ずつ進めていきます。引き続きよろしくお願いします。防災アドバイザー岡部梨恵子 もっと見る
1月は静岡県に行ってきました。
2026/01/29 21:45こんばんは。防災アドバイザーの岡部梨恵子です。昨年12月は奥能登を訪れていましたが、さすがに今年の大雪では行けません。私が夏よく泊ってるテントの周りも深い雪に覆われているそうです。********************************そこで・・・今回の活動報告では、ぜひ知っていただきたいことがあります。1月に、静岡県の三島市と伊豆の国市に行ってきたことのご報告です。この地域は、テレビで大きく報道されるような大規模災害の被災地ではありません。しかし実際には、水害のリスクが常に存在する地域です。三島市・伊豆の国市周辺は、狩野川水系に近く、山から平野部へ水が一気に流れ込みやすい地形をしています。大雨や台風の際には、川の水位が上がるだけでなく、市街地に降った雨水が十分に排水されず、川があふれるほどでなくても、内水氾濫によって床下浸水や道路冠水が起こりやすい条件がそろっています。実際、過去の台風や集中豪雨のたびに、床下浸水や道路冠水といった「命に直結しないが、生活には確実に影響が出る被害」が繰り返し発生してきました。国の防災関係者からは、「こうした小規模で分散した水害は、被害額や件数が基準に達しにくく、激甚災害指定などの制度の対象になりにくい」という説明を受けたことがあります。そうなると・・・被害を受けていても大きな公的支援につながらず、ニュースにもなりにくいまま、住民が自力で片づけや修繕を続ける状況が生まれています。床下に残る湿気やカビ、家電や設備の不調、大雨のたびに感じる不安。こうした負担は、少しずつ確実に暮らしを削っていきます。防災は、大きな災害が起きた場所だけを考えるものではありません。「被災者」と呼ばれないまま、繰り返し影響を受けている地域や家庭にも、目を向ける必要があると感じています。常に災害リスクがあり、その中で暮らす人たちの現実。今の制度や報道では、大きな災害が起きた瞬間被害が可視化された場所が「被災地」とされやすい傾向にあります。でも実際には・・・毎年のように水害リスクがあり、何年かに一度は被害を受け、修繕や不安が日常的に積み重なっている地域があります。防災の観点から見れば、こうした地域にも、しっかりと目を向けていく必要があると考えています。防災アドバイザー岡部梨恵子 もっと見る

















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