児童期に虐待を受けた子どもたちのうち、公的支援によって安全な環境へと救出されるのは、ほんの一部にしか過ぎません。
児童相談所による虐待相談対応件数は年々増え続けており、私たちNPO法人LOCUSの拠点となる福岡でも虐待相談対応件数は増加傾向にあります。

支援の手が届かないまま虐待を受け続け、成人後もその影響(マルトリートメント症候群)によって複雑性PTSDやその他の精神疾患を抱えることが少なくありません。
その結果、就労が困難となり、経済的な理由から加害者である親との同居を余儀なくされるケースが多く見られます。
これは、虐待の連鎖が断ち切られないまま続いてしまうことを意味します。
このセーフスペースでは、虐待環境からの安全な脱出を支援するとともに、薬物療法と心理療法を並行して提供し、心身の回復と社会復帰をサポートします。

「虐待サバイバー」とは、子どもの頃に虐待を受けながらも、誰にも気づかれずに大人になった人たちを指す言葉です。彼らは身体的・心理的・性的虐待やネグレクト(育児放棄)など、さまざまな形の虐待を経験しており、その影響は大人になってからも深く残ることがあります。



はじめまして。虐待サバイバーを支えるべく、
クラウドファンディングを開始した杉山佐和子です。









虐待によって生じた複雑性PTSDやその他の精神的な不調に対しては、投薬治療と心理療法を並行して行うことが、心身の安定と回復に効果的です。

不眠や過覚醒、突発的な不安、情動の揺れなど、日常生活に支障をきたす症状を緩和することを目的としています。これにより、本人が安心して生活を送るための土台が整い、心理療法に集中できる環境が生まれます。

ナラティブ・アプローチを基盤とした24セッションのプログラムを導入します。
この療法は、本人の語りを尊重しながら、過去の体験に新たな意味づけを行い、自己理解と回復を促すものです。セッションは段階的に進行し、まずは自身の体験を言葉にすることから始まり、問題を自分自身から切り離して捉える視点を育てます。
次に、問題に支配されていない瞬間や行動を見つけ出し、そこに潜む力や希望を見出します。そして、自分の価値や可能性を再認識しながら、新しい物語を構築していきます。
最終的には、社会との再接続を目指し、自立や就労に向けた準備を進めながら、安心できる人間関係の再構築を支援します。
セーフスペースでは、入居者だけでなく、理事・支援者・ボランティアが定期的に集い、つながりを育みます。卒業したサバイバーを招いて誕生日を祝う場を設けることで、「あなたは大切な存在である」という肯定的なメッセージを明確に伝えます。
また、季節ごとの行事を通じて、家庭における健やかな営みを体験する機会を提供し、子どもを慈しみ育てる家庭のモデルを自然なかたちで学べる環境を整えていきたいと考えています。
こうした活動は、単なるイベントではなく、心理的な回復を促す重要な要素です。
人とのつながりや肯定的な体験は、神経伝達物質であるドーパミンやオキシトシンの分泌を促し、自己肯定感や健全な自己愛の形成につながります。結果として、レジリエンス(回復力)が高まり、諦めていた人生を立て直そうとする意欲が芽生えていきます。
成人サバイバーを生まない社会を目指して



家庭で虐待を受け、成人後も親元から離れられない若者を保護し、医療や福祉に繋げたい。


経済的な理由でカウセリングを受けられない当事者に、安価に心理療法を受けてもらえるように支援したい。
※早期の治療が回復の鍵になります。


保護された成人たちに、温かい環境の中でカウセリングや医療を受けるてもらい、少しずつ生命力を取り戻してもらいたい。


成人サバイバーが受けている虐待環境からの安全な脱出を支援するとともに、心身の回復と社会復帰ができるよう、大切に活用させていただきます。




【最後に】支援者様へのメッセージ
公助の手から漏れた成人虐待サバイバーたちが
「5年後、10年後の自分」を想像できるようになるまで——
リカバリーと社会復帰を目指して私たちは伴走し続けます。
そのための“最初の一歩”を、今、皆さんと共に踏み出したいと願っています。
【リターン一覧】
内容 |
金額 |
限定数 |
| YURUYURUロゴをデザインしたオリジナルトートバック | ¥5,000 |
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| YURUYURUロゴをデザインしたオリジナルマグカップ(1個) | ¥6,000 |
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| YURUYURUロゴをデザインしたオリジナルタンブラー(1個) | ¥8,000 |
- |
| 1年間支援者様名を掲示 お名前を福岡県春日市の当団体のセーフスペースに掲載 |
¥10,000 |
- |
| 活動報告書(当団体の活動報告をPDFにしてお送りします。) | ¥10,000 |
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| 虐待後遺症(マルトリートメント症候群)についてのオンライン勉強会(60分) | ¥10,000 |
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| 感謝状【希望の方のみ】 当団体のSNSにてご寄付いただいたことを掲載【希望の方のみ】 |
¥10,000 |
10名 |
| 特定非営利活動法人LOCUS・虐待サバイバーをつなぐ会理事長の杉山がオンライン講演会 | ¥50,000 |
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最新の活動報告
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セーフスペース入居ご希望者、現在3名
2025/12/31 15:03クラファンを始めてから既に3名の成人虐待サバイバーから、セーフスぺ―スへの入居ご希望(虐待環境からの脱出)のお問合せがありました。内2名のサバイバーは、入居がほぼ確定しております。お1人はX(旧Twitter)のDMに、お2人はHPのお問合せフォームにSOSを発信されました。就労したくてもできない事情があります。そして虐待が続く環境から脱出したくても逃れられない状況です。そのSOS、しっかり受け止めました!皆さん、もう誰からも脅かされない未来をお届け頂きますよう、継続的なご支援を賜りますようどうかお願い致します。m(__)m もっと見る
2025年最後のフリースペースYURUYURU
2025/12/31 14:472025年最後の【若者の避難カフェ・フリースペースYURUYURU】は20名くらいの若者にご利用頂きました。この日は、支援者様よりXmas Cakeドネーションとして3ホールものXmas Cakeをお届け頂きました。心より、お礼を申し上げます。有難うございます。当法人からはピザを用意し、若者達とクリスマス・イブを祝いました。今年YURUYURUにご助力くださった支援者の皆様、そしてボランティア・スタッフの皆様、本当に有難うございました。来年もどうかお見守りください。冷たい雨がそぼ降る中、「今年最後だから顔を出しました」という一言が心に染みました。常連の若者が友人を伴って訪ねてくれたのも嬉しかったなぁ。夏から冬までのYURUYURUはこちら。新年が若者達に沢山の幸運を運んでくれますように。佐和子オバちゃんにできることは惜しまずやるからね。 もっと見る
第一目標30万円達成に向けて、皆さまのご支援をお願いします
2025/12/29 22:14皆さまからの応援が、日々の大きな励みになっています。プロジェクトオーナーの杉山です。私たちは、絶望の中に置かれてきた成人した虐待サバイバーが、もう一度「人とつながれる場所」をつくるために、このクラウドファンディングに挑戦しています。まずはこの想いに目を留めてくださり、心より感謝いたします。私たちの使命は、社会の狭間で見過ごされてきた人が、「生き延びる」だけでなく「自分の人生を生き直す」ことができる環境をつくることです。たとえ児童期に一度は保護されても、18歳を迎えた瞬間に公的な支援は途切れてしまいます。長い年月で受けた心の傷は、数年で癒えるものではありません。親元に戻っても苦しみが続き、離れた後にこそ、孤立と不安が一気に押し寄せる――そんな現実があります。私たちはこの現実から目を背けず、法人を立ち上げ、働き続け、5年という時間をかけて「安心して立ち止まれる居場所=セーフ・スペース」を実現する準備を整えてきました。すでに、サバイバーをお迎えするための物件への転居も完了しています。このプロジェクトは、まだ道半ばです。まずは第一目標の30万円を達成することが、次の一歩へ進むための大切な節目になります。皆さまからのご支援、そしてこの取り組みを誰かに伝えていただくことが、次に救われる誰かの人生に、確かな希望を灯します。どうか引き続き、LOCUSの挑戦を応援してください。そして、よろしければこの想いをシェアしていただけたら嬉しいです。プロジェクトページhttps://camp-fire.jp/projects/864984/viewリターン一覧https://camp-fire.jp/projects/864984/backers/new もっと見る

















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