再犯を生まない社会をあなたが贈る1冊から

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

少年院の中には、教育の機会に恵まれなかった若者が多くいます。院のなかで初めて本を読み、本の面白さを知る少年も。本は自分の人生に無かった価値観や世界を拡げ、想像以上の「選択肢」があることを教えてくれます。私たちは少年たちが未来を諦めることなく生きていけるよう、本を届けます。

現在の支援総額

1,418,500

177%

目標金額は800,000円

支援者数

187

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 187人の支援により 1,418,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

再犯を生まない社会をあなたが贈る1冊から

現在の支援総額

1,418,500

177%達成

終了

目標金額800,000

支援者数187

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 187人の支援により 1,418,500円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

少年院の中には、教育の機会に恵まれなかった若者が多くいます。院のなかで初めて本を読み、本の面白さを知る少年も。本は自分の人生に無かった価値観や世界を拡げ、想像以上の「選択肢」があることを教えてくれます。私たちは少年たちが未来を諦めることなく生きていけるよう、本を届けます。

社会課題の解決をみんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

認定NPO法人育て上げネットの東北少年院見学ツアーにこの夏参加しました。
少年院に図書コーナーを見つけ、並んでいる本を見渡して、強く、切実に思ったことは「もっと新しい、良い本をたくさんここに並べてみたい!」でした。
というのも、その図書コーナーにはなんと、私が四半世紀前に書いた本『薬(ドラッグ)がやめられない 子どもの薬物依存と家族』が並んでいたのです。
当時、精いっぱい取材して書いた本ですが、いかんせん古い!
薬物依存に関する知識や理論はどんどんアップデートされています。
もっと新しい本を、と思わずにいられなかったのです。

少年院になぜ本なのか。

私は数年前、『戦場の秘密図書館 シリアに残された希望』という児童書の編訳をしました。
原著は英国のジャーナリスト、マイク・トムソンさんのノンフィクション。
シリア政府軍に封鎖され、空爆の止まない街で、若者たちは命の危険をかえりみず、がれきの中から書物を救い出し、地下に「秘密図書館」を作ります。
シリアの若者たちはそこで本を読み、国の未来を語り合い、絶望的な暮らしの中に小さな希望を見出そうとしたのです。

図書館づくりに関わった若者たちはこう語りました。

「本は雨のようにすべての人に降りそそぐ」「雨が植物や花を育てるように、本は人を育ててくれる」「体に食べ物が必要なように、魂には本が必要なんだ」

私自身もたくさんの本に育てられ、支えられてきました。
だから今度は、本を届ける側に立ちたいと思います。

1冊の本と出会うことをきっかけに、少年たちが再び罪を犯さずに将来を歩んでくれたら……と願ってやみません。
そのことが被害者支援にもつながると信じています。


小国綾子(おぐに・あやこ) 
毎日新聞記者

シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!