(行き場をなくした命に、生きる場所を名前をあげたい。)
屋根をあげたい。
お腹を満たしたい。
笑顔にしたい。 そして
未来をあげたい。
そんな思いから、私たち「一般社団法人オンリーワン(2000の野犬たちを救え!プロジェクト)」は、2017年、山口県光市に保護施設「わんにゃんランド」を開設しました。
ここには、行き場をなくした犬や猫たちが集まり、温かい居場所を見つけてきました。
(平山ガンマンの急逝、そして残された命)
2023年5月。施設に住み込み、犬猫と寝食を共にしてきた平山ガンマンが急逝しました。
残された私たちは、関東で野犬の子どもたちを救う「しっぽのみかた」として活動しながら、どうすれば命を守り続けられるかを考え続けました。
仲間や他団体、友人、そして山口で平山が築いた人たちに相談し、
藤井美博氏を新たな代表に迎え、ボランティアさんと共に運営を続けています。
現在は29匹の犬、15匹の猫が暮らしており、平山がいた頃以上のケアを受けられるようになっています。
暑い日も寒い日も、ボランティアさんは「この子たちの家を守ります!」と通い続けてくださっています。
(老朽化と環境の限界)
しかし、平山が8年前に手作りした犬舎は老朽化が進み、空調のない夏の犬舎は命に関わるほど厳しい環境です。さらに、平山の死後、行政との約束で新たな受け入れはできなくなりました。これでは、これからも行き場を失う命を救い続けることはできません。私たちは「未来へつなげられる新しいシェルター」を建てる決意をしました。
(新たな一歩)
平山が130か所以上探してやっと許可を得た今の土地での建て替えも検討しましたが、専門家の調査で不可能と判明。
そこで、新たな土地探しを始め、1回目のクラウドファンディングで、ついに
新シェルター用地を購入することが出来ました
(天国の平山へ)
新しいお家を建てること――
それは、天国の平山もきっと望んでいるはずです。
「子どもたちが安心して、快適に暮らせる家」を。それを実現することが、平山に命を救われた犬猫たち、そして私たちからの最大の恩返しです。次の世代へ、この命のリレーをつないでいくために。
(諦めるわけにはいかない)
「命のバトン」をつなぐためどうか皆さまの力をお貸しください
在りし日の平山さんと
韓国の屠殺場からきた子たち








