2021年7月にガンマンさんが韓国わんこのショウくんのことを書いています。
《そして君は走り続ける》
いつも走っている犬、翔くん
ドッグランの地形上、彼はそしていつも回っている。
彼は実は走っているわけではなく、回っているわけでもない
彼は《逃げて》いるんです。
韓国の犬肉業者に捕らわれた翔くんは、叩かれたり、引っ張られたりして
これ以上はないというほど、汚い檻に閉じ込められ
すぐ先で生きたまま、後ろ首に杭を刺され吊るされ、
バーナーで焼き殺されていく仲間たちの怒号の悲鳴を聞かされていたのです。
(人に近づくと虐殺される)
彼の生きる道はひとつ
(人間から逃げること)だったのです。
とてもやさしい顔をした翔くんが体験した時間は
その顔を氷のように強張らせ
(捕まってたまるか!殺されてたまるか!)という
ただただ、これだけの思いが膨らんだのでしょう。
ふと立ち止まった時に見せる穏やかで優しい顔の翔くんは
昨日も今日も走っている。
人間の罪はたとえこの子の命を救ったといえど
奥深きものがあります。
生きるために走る翔くん
過去から逃げるために走る翔くん
彼は立ち止まり人間を少しは信じ
少しでも穏やかな生活を送れることを願うばかりです。
プロジェクト作成者 笠井玲子
翔くんは人が入ってくると、ぐるぐると回りながら走っていました。
いつも走っているのでどんな顔をしているのか見れませんでした。
多分兄弟犬であろう姿形、毛並みがそっくりなカンチと
よく似ているのだろうと想像はできたのですが。。。
それが、2023年、ガンマンさんが亡くなる少し前頃から、
動きが小さくなり、私が亡くなった後片づけに行った際には
韓国チームのところにしばらくいると、
後ろにちょこんと座っているではないですか!!
とっても優しい可愛らしいお顔の翔くんです♡
そして最近では、ボランティアさんがいても回らくなり
たまにダンスのように水たまりの周りを小さく回たり
回ることを楽しんでいるような翔くんなのです。
翔くん!もう虐める人も捕まえる人もいないのだから
ここで安心して生きていこうね!!!







