5年前、写真左側の愛波は保健所でひどい皮膚病でうなだれていました。
そして、誰からも声がかからず、1週間の期限がきてしまい、
ガンマンさんがお迎えに行き、わんにゃんランドへつれてきたのです。
それから、ストーブで部屋を暖め皮膚に薬を塗り、飲み薬をのませて
ガンマンさんは献身的に看病をして、見違えるほどきれいなわんこに変身したのでした。
2020年1月28日の投稿から
〘 アイナの 心が生えるまで 〙
怖がり アイナ
皮膚病の アイナ
ガリガリの アイナ
そんなアイナが 施設にやって来て50日に なりました。
治療と、介護の甲斐があって
痛々しい姿で、センターにいた 二カ月前とは
写真を見比べても、分かるように 状態はかなり改善
されました。
尻尾や足先の毛並みと皮膚の具合も ほとんど普通になったと
言っても大丈夫なほど。
しかし、心の方は全く人間を受け付けず
外に放したら、矢のように逃げて行くという事が容易に 分かる。
心と体に病を抱えながら
アイナは、必死に生きて それこそ生死を彷徨いながら
執念でその命を護って来たのでしょう。
優しくない 人間を避けることが、この子たちが
唯一つ、過酷な環境を生き切る 大きなファクターであったに
違いない。
動物は 人間の鏡
その地区の動物が、どれだけ人を好いているか
あるいは、どれだけ人を恐れているかで 人がこの子たちに
何をしたのかが、分かります。
センターで撮られた 写真は
それを、ハッキリと 表わしていると私は断言したい・・。
痛んだ皮膚と被毛は 治療をすれば、治るが
これからは、その痛んだ心に〔優しい人間もいる 〕という
ことを、ぜひ 知って分かって欲しいと願うばかりです。
愛は川の流れのように、普通にあり 自然に流れていることを
そんな意味で つけられた名前 〔愛波〕なのだから・・。
ganman
皮膚病でボロボロな野犬愛波 ⇐YouTubeをご覧ください
2年後、愛波がわんにゃんランドに来てから薬を送ってくださり、
ずっと見守ってくださっていた長野のご夫婦のもとへ行きました。
そして3年後、愛波はお散歩へいかれるようになったのでした。
愛波が散歩へいけた ⇐YouTubeをご覧ください
愛波は
病気に打ち勝ち
壊れた心に打ち勝ち
ご家族の諦めない深い愛情のおかげで
今は幸せな家庭犬として暮らしているのです。
ガンマンさんの弱きものを分け隔てなく守るという強い信念のもとに
作ったわんにゃんランドです。
残された私たちはその遺志を引き継いで、後世に遺していかなければならないと思っています。
それには移転が必要です。
このクラウドファンディングはあと2日で終了します。
現在のご支援額は 6,630,747円です。
そして移転のための通帳の残高は 8,876,294円と790,000円
16,297,041円ー1,650,000円(広告費)=14,647,041円になります。
皆さまからの温かいご支援、とてもうれしいです。
でもまだ目標額までになっていないため
残り2日間!どうぞよろしくお願いいたします。
プロジェクト作成者 笠井玲子







