2018年9月27日の投稿です
〘 老いてこそ 大事な命 〙
遠く南の島 石垣島台湾まで わずか300キロという日本領土の南の果てに位置するこの島に、13才の老犬が、保健所に拘留され半月が過ぎた。
13才になって捨てられた老犬環境が変わったと同時に、このまま、誰も引き取り手がないと 間違いなく殺処分。
とても人馴れしていて、余生を穏やかに過ごすことを信じて疑わない彼を、
その信じたままに 生きてもらおうと、山口シエルターで引きとり
10月1日に飛行機でやって来ます。
生きるか、死ぬかこの180度 違う運命とは、なんだろうか。
人間で言えば、70にもなろうかという 老齢のわんちゃんを生死を分ける 滝の中から、その身体をがっちりと掴み救い上げるような このサマに、
逆に申し訳なくなりこの社会の矛盾を感じる。
南の果て、命の果てから一匹の小さな老いた命を、全力で救いたい。
命とは、生まれたばかりも大切だが、長年 頑張って生きた命はもっと大切であるという概念に間違いはない。
じぃじ元気に、飛行機に乗って来るんだよ。
(今回、じぃじの移送費用にと東京の Iさんからご協力を 頂きました、)
そしてじぃじはわんにゃんランドにきて、たった3週間ちょっとで旅立ってしまいました。
《 最後の一か月 》
・訃報・
今月1日に、石垣島からやって来た老犬 じいじが 今朝 亡くなりました。
昨日、ご飯を食べなかったので今朝、一番で病院に連れて行くため
犬舎に顔を出したところ横たわり概に息をしていない状態でした。
優しくされることに、慣れていなかった じいじ
穏やかな暮らしが、逆に妙にそわそわしかなかった じいじ
石垣島で行く当てもなく、空港の傍で保護された じいじは最後の最後に、
まるで死に場所を探すかのように彷徨っていたのかと思うと、
胸が詰まります。
最後に、友達が出来た
最後に、よたりながらも走れた
最後に、おいしいご飯を食べれた
施設に来て、一か月足らずのこの24日間は、じいじにとって 永遠の一か月だったに違いないと、私は思いたいです。
10月しか知らない
9月までは何をしていて、
11月はどこにいるんだい・・
じいじ、お疲れ様
これからは、施設のみんなを 空から見守ってやってくれるね。
冥福を祈ります。
2000の野犬たちを救え!プロジェクト
プロジェクト作成者 笠井玲子より
じぃじはまだドッグランが完成する前に風のようにやって来て、
風のように去っていってしまいました
それでもたった24日間、、、、、きっと充実した日々を送ったと思います。
ガンマンさんの遺志を引継ぎ
今いる子たちの命はもちろん!これからも「命の砦」となる
新シェルター建設を目指しています!!
このプロジェクトも明日、28日の23時59分までになりました。
どうか皆さまの力をお貸しください!








