ふぇみZINE第1回クラウドファンディング 活動終了報告!
「雑誌ですべての女性が「自分らしく」生きられる世の中を作りたい!」
ふぇみZINEを応援・ご支援いただいている皆様へ
日頃より、ふぇみZINEへのご支援ご協力、誠にありがとうございます。
編集長のLilyです。
5月1日に高校生への無料配布募集終了の運びとなり、
これをもちましてふぇみZINE第1回クラウドファンディングの活動は終了となりました。
ご支援いただいた皆様、無料配布に応募してくださった高校生の皆様、日頃よりTwitter等のSNSで拡散のご協力や応援をしていただいた皆様に、心よりお礼を申し上げます。
本プロジェクトは2018年7月26日より募集を開始し、132人もの心ある方々のご支援を頂き、総額471,433円もの資金を集めることができました。(返金分は除いています)
目標額の158%という快挙を達成し、この日本社会で女性たちがどれほどフェミニズムを必要としているかを肌で感じました。女性に限らず、様々なセクシュアリティの人々が性差別的な抑圧から自由になりたいと考えているのだと。
それはわたしたちに想像を遥かに超える希望と、力を与えてくれたのです。
メンバーの誰もがフェミニストとして、社会構造に異を唱えると奇異の目で見られるような孤独を感じていた中で、プロジェクトがここまで支持を得られるとは思っていなかったのです。
皆様の心尽くしがあってこそ私たちは奮い立ち、高校生への無料配布を成功させるという大切な思いを果たすことができました。
結果として、今回の無料配布でふぇみZINEを配ることができた高校生は全部で91人でした。
内訳は、web上の応募フォームから配布した人数が44人、またメンバーがそれぞれの母校の後輩等に直接配布した数が47人となっております。
web上の応募フォームから応募してくださった高校生の皆様、このインターネットの膨大な情報の中からふぇみZINEにたどり着き、フェミニズムに関心を持ち、勇気を持って応募に踏み切ってくださった「あなた」の行動を何より素敵だと思います。
手渡しの配布で受け取ってくれた皆様、フェミニズムと聞いても身構えずに手に取ってくれるだけでなく、自分の友人や後輩にも声をかけてくれたり、たくさんの協力に心から感謝します。
私たちを見つけてくれて本当にありがとう。
私たちの言葉が、少しでも「あなた」の心に届き、自分らしく生きるきっかけになっていれば、それが私たちにとって一番の喜びです。
大学生のメンバーが中心でフェミニズムに出会ったのも大学生になってから、というふぇみZINEのメンバー内では、高校生の頃からフェミニズムに出会えていれば味わわなかった苦しみが多くあったという共通認識がありました。
日本の学校教育では、人権教育やその中でもジェンダーに関する教育の整備が全く追いついておらず、フェミニズムのこともネットやSNSで偏見によって歪められた情報から入ってきてしまうことも少なくありません。
そんな高校生の女の子たちが歪められていない「フェミニズム」にアクセスできるようにしたい、そしていち早く女性を抑圧する社会状況から自由になってほしい、そういう思いが今回のプロジェクトの根幹にはあります。
ふぇみZINEを手にしてくれた91人の女の子たち、それぞれが自分なりのフェミニズムに出会えて、パワフルに自分らしく、生きていけることを心から願います。
少し堅い話になりますが、収支報告と今後についてのご報告です。
今回集まった471,433円もの支援金は、ふぇみZINEと関連グッズの制作費、ひいてはリターン品や無料配布応募の郵送費、CAMPFIREの手数料等に充てさせていただきました。
大まかな費目に分けてご報告すると、以下の図の通りです。
この残金は次号の制作費と、無料配布で在庫が残りわずかな今号の増刷にも充てさせていただきます。
日本の女性をもっともっともっとエンパワーメントするために、大切に大切に使わせていただきたいと思います。
今後とも、ふぇみZINEへの末永いご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
最後に、今後の活動につきまして。
現在、ふぇみZINE第2号発行に向けて新たなメンバーと企画をしています。
第1号のメンバーと培った絆、積み重ねた思いや言葉を大切にして、私たちは新しいメンバーと再スタートを切っていきます!
つきましては、近日中に第2号のお知らせや新たなクラウドファンディングの企画立ち上げについてご連絡することになると思いますので、今しばらくお待ちください。
私たちはこうして思いや経験を積み重ねながら、この社会で自分らしく生きられず苦しんでいる女性たちに、多くの言葉を届け続けていきます。
願わくば、1日も早く「私たち」が必要なくなる日が来ますように。
フェミニズムが無くても当たり前に「あなた」や「わたし」が自由に生きていける日々を、何よりの望みとして。
この度の企画に関わってくださったすべての皆様に、改めて心からの感謝を申し上げます。
またすぐに、お会いしましょう。
「あなた」と話したいことが、私たちにはまだまだ沢山あるのです。
ふぇみZINE製作委員会
Lily