
今年の例大祭では、振込み櫓に「おおのし」を括り付け、「振込棒」と呼ばれる花火で点火します。
点火の前に行う儀式では、3mほど火の粉を吹き出す「振り出し棒」と呼ばれる花火を大きく振り回す様が勇壮です。また、「おおのし」に火が入らないよう「さしこ」という難燃性の半纏を着た者が、櫓に登り、身体で「おおのし」を守る様も見ものです。
我々が櫓を使った「おおのし」の奉納を行うのは随分久し振りで、そのノウハウを失くしてしまっている為、花火屋さんにお願いして講習を受けてきました。
花火屋さんからは、点火用の「振込棒」自体が黒色火薬400gの立派な花火であり、その扱い方の難しさ、安全確保への留意点をしっかりと叩き込んでいただきました。
ますます気を引き締めて祭礼に臨みたいと思います。






