先日の日曜日,宇城市では,ここだけ開かれた夏祭り。
予想の2倍以上の来場者!200名以上の方たちが来てくださいました。
「地震の影響で,引きこもりになった自分の子どもが,久々に思い切り遊べて,久々にぐっすり眠れた」
参加者のお母さんの声です。
お母さんとお子さんのことを思い,胸がいっぱいになりました。
支援者の力と地域のみなさんの力で開かれたおまつりは,子どもの心にも響いたようです。
仮設住宅や避難所で生活されている方も遊びにこられました。 「足が不自由で会場のお寺までいけいないよ,」という高齢者の方たちのために,糸山さんは,仮設住宅などの送迎もされました。
準備をしながら,私は糸山さんと避難所などを訪問し,そうめんなどを配りました。
避難所の壁には,配食中止のお知らせが貼られていました。避難所を出た後にどこに行けばいいのかと不安になると不安な方に,糸山さんはお話を聞きながらアドバイスをされていました。
避難所に貼られた配食中止のお知らせ
そうめんを仮設住宅の方にお渡しする糸山さん
そんな避難所にいる方たちも夏祭りはとても楽しみにしていました。 まつりのあと,避難所の方から,「自分たちでできることは,なんでもするけんいってくれんね。」と声がでました。祭りがみなさんの力になったのでしょう。
今回,地元の方の様子や声を聞きながら,このような場を継続する必要性と継続したい気持ちをさらに強く感じました。
今回は,そうめんの寄付や私を含めほとんどの支援者がそれぞれのものを持ち寄りで行われました。
でも‥次回へつなげ,継続するためには,支援の輪が必要です。
遊び場や人の笑顔が集まる場を通して,被災地のみなさんの心のケアとこれからの元気につながることをご理解いただければうれしいです。
ここでの支援はすべて,宇城市の糸山さんへつなげます。
みなさんのご賛同をいただければ,本当に嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。