夏祭りの朝
24日,夏祭りの朝です。
朝陽が,お寺に射しこんでいます。
前日は,暑い中,多くの方が準備に汗を流しました。
京都,名古屋,鹿児島,長崎,福岡,熊本県下,そしてお近くの方が,次々と光照寺に集まりました。それぞれが祭りのために動きました。
庭の中央には,そうめん流しのために,青々とした竹が繋がれています。
これは,早朝,隣の竹林から,男の方たちが汗水流して竹を切りだし,作ってくれたものです。
そのあとはテントの準備です。猛暑の中,本当にお疲れさまでした。
子どもたちも一緒に準備しました。
手際よく,ヨーヨー作りをするのは,なんと小学校3年生の男の子!
竹を切るかっこいいお兄ちゃんをじっと見守る女の子。 そのあと,女の子もノコギリで竹をきりました。
夏祭りにくる子どもたちへのプレゼントの仕分け作業もしました。このプレゼントは祭りがあると聞いた方が,祭りの日が迫る中,寄付してくださいました。ありがとうございました。
近くの美しい湧き水で,飲み物を冷やします。
前日まで,みなさんのあたたかいお心遣いが,次々と集まり本当にありがたかったです。
そして,準備がおわり,解散したあと,糸山さんと私と福岡からきた姉妹は,避難所と仮設住宅をまわり,おひとりお一人に,祭りに遊びにきてね,と声をかけ,祭りの優待券とそうめんをくばりました。
仮設住宅をまわる糸山さん
祭り当日は,足の不自由なご高齢の方のために,避難所と仮設住宅まで送迎をしました。「足の悪かけん,どこにもいけん。」と元気のなかった女性の方が,祭りがおわったあと,「できることは,するけん。なんでも言うてね。」と,糸山さんに元気よく声をかけてくださったそうです。
ああ,祭りができてよかったと心底思いました。