
「天長地久の式」は、大日本弓馬会の流鏑馬にとって欠かすことができない大切な儀式となっています。
「天長地久」とは天地が永久であるように、天下の泰平や万民の息災が永遠に続くようにという意味が込められています。
儀式は、最初に「五行の乗法」(左回り3回、右回り2回馬を乗り回す)を行い、次に、鏑矢を弓に番え、天と地に対し満月のように弓を引き絞り、「天下泰平、五穀豊穣、万民息災」を祈ります。

この鏑矢に矢を番えるとき、馬を安定させるために口取りが必要になります。
この口取り役は、射手が務めるのですが、通常は最も経験が少ない射手が行います。

ちなみに、神社の神職様が射手を務められている神社で奉納する流鏑馬では、当該神社の神職様である射手が天長地久の式の口取りを務めることもあります。
このように、天長地久の式の口取りは、最も経験の少ない射手が務めることが多いので、この役目に注目していると、年月とともに務める射手が替わっていくことに気が付きます。
令和3年11月3日

平成30年2月11日

平成28年10月16日

平成27年10月18日

少しマニアックかもしれませんが、これも流鏑馬の見所の一つといえるかもしれません。
鎌倉教場の存在意義は流鏑馬の維持継承にあります。
その維持継承はそこで稽古をする門人によって行われ、それを皆様の眼前で体現しているのが「射手」たちです。
鎌倉教場で稽古に励んでいる「射手」にもご注目いただけますと幸いです。
【5月15日まで!目標金額1500万円】
神事・流鏑馬を護持継承する大日本弓馬会の稽古場「新鎌倉教場」を古都・鎌倉に整備



