【クラウドファンディング、残り一週間!】
9/24 08:00
今回のプロジェクトを開始し、早くも残り一週間となりました。
現在目標達成率80%まで到達し、100名を超える多くの支援者様に支えて頂きました。
沢山の不安もありましたが皆様に背中を押して頂きなんとかここまでこれました。
本当にありがとうございます。
最後まで何卒、よろしくお願いいたします!
自己紹介
はじめまして。東京都内を拠点に活動する、世界で唯一の弓道写真家、奥野浩次(おくの こうじ)と申します。
弓道の魅力を広く伝えるため、これまでに多数の写真展を開催し、テレビCMやメディアでの弓道監修なども行ってまいりました。
弓道は、ただ的を射る武道ではありません。立ち方、歩き方、座り方といった所作に加え、精神面の鍛錬を重視する、極めて美しく深い文化です。
弓道には「真・善・美」という理想が掲げられています。これは「認識の真・倫理の善・審美の美」を意味し、人としての普遍的な価値を追求するものです。
私自身も高校時代から弓道に魅せられ、25年にわたり弓を引き続けています。

美しい弓道場の写真
このプロジェクトで実現したいこと
この10年の間に、熊本地震・集中豪雨、能登半島地震など、日本各地が大きな災害に見舞われました。インフラや経済の再建が優先される中で、弓道場のような文化施設は後回しにされがちです。
しかし、被災地の弓道場にも、復興の歩み、そこに生きる人々の想いが詰まっています。
本プロジェクトでは、そうした被災地の弓道場の「被災時そして現在の姿」を展示し、多くの方々に共有することで、災害の記憶を風化させず、弓道という文化の尊さを伝えたいと考えています。
私は震災前に石川県を訪れ、地元の方々の温かさ、美しい弓道場との出会いがありました。「次は弓具を持ってまた訪れたい」と願っていた矢先に、2024年1月1日の地震のニュースが飛び込んできました。
胸が締めつけられる思いとともに、熊本の震災や豪雨の記憶も蘇り、「あの時、自分に何ができただろうか」という後悔の念がこみ上げました。
だからこそ今、写真家として、そして弓道を愛する一人として、「弓道と災害の記録」を共有することが、私にできる復興支援の第一歩だと考えています。
まずは東京の清澄白河、YUY GALLERY(〒135-0022 東京都江東区三好3丁目3−15)にて開催致します。

YUY GALLERY【清澄白河駅徒歩10分 東京都現代美術館前(MOT)目の前】
プロジェクト立ち上げの背景
これまで私は、コワーキングスペースや飲食店、銭湯のカフェスペースなど、さまざまな場所で写真展を行ってきました。
「弓道を知らない人にも、気軽に見てほしい」。そんな想いで、展示会場を選んできました。
「弓道ってこんなに美しいんだ」「かっこいい」――そんな声をいただくたびに、写真を通して誰かの心を動かせたことに、大きな喜びを感じています。
しかし、今回の写真展は、弓道の普及活動ではありません。
これは、災害の風化を防ぎ、弓道を知る人も知らない人も、「災害があったという現実」と向き合っていただくための展示会です。

七尾市能登島武道館立野 震災直後の様子
資金の使い道
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皆さまからのご支援は、以下の用途に充てさせていただきます。
ギャラリーのレンタル費:約20万円
展示物の制作・輸送・設営費:約20万円
リターン(お礼の品)制作・発送費(内容により変動)
クラウドファンディング手数料(約17%)
目標金額を100万円で設定させて頂きました。こちらは東京の他にあと一箇所で開催できればほぼピッタリになる計算です。
目標金額を超えた場合の活用
目標を超えるご支援をいただけた場合は、以下のように活用させていただきます。
・被災地や他の地域での写真展開催
・リターン品の品質向上(和紙のグレードアップ・数量の追加など)
・今後の作品制作費
スケジュール(予定)
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8月上旬 クラウドファンディング開始
9月下旬 クラウドファンディング終了
10月下旬〜11月上旬 写真展開催(東京)
12月中旬〜翌年1月下旬 リターン発送予定
最後に
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。
災害は、いつどこで起こるかわかりません。「今は何も起きていない場所」も、明日は被災地になるかもしれない。
だからこそこの展示会を通じて、災害と弓道の“いま”に目を向けていただきたいと願っています。
本プロジェクトの支援者お一人おひとりが、災害の記憶を未来へ繋ぐ「伝え手」になってくださることを、心から願っております。
どうか温かいご支援を、よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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【ご報告】リターン発送完了/制作活動の近況
2025/12/25 13:48支援者の皆さまへ。弓道写真家 奥野浩次です。改めまして、「弓道と災害」写真展プロジェクトへのご支援・応援を、本当にありがとうございました。本企画は、被災地の弓道場の現状と、そこから立ち上がる復興の姿を写真で伝えることで、災害の記憶を風化させず、継続的な関心と支援の必要性を共有することを目的に進めてきました。皆さまの応援があったからこそ、展示として形にすることができました。■ リターンの発送についてお約束していたリターンは、すべて発送を完了しました。お手元に届いた作品が、ふとした瞬間に被災地のことを思い出すきっかけになったり、誰かと話すきっかけになったりしたら、とても嬉しいです。もし「未着」「破損」などがありましたら、CAMPFIREのメッセージよりご連絡ください。個別に対応いたします。■ 制作活動の近況(クラファンとは別件のご報告)ここからは、本クラウドファンディングの目的とは別件の“制作活動の近況報告”です。以前から私個人の制作として取り組んでいた「弓道写真の和紙印刷」について、このたび 登録実用新案 第3253934号として登録されました。本プロジェクトは実用新案の取得を目的としたものではありませんが、リターンとしてお届けした和紙作品に関わる表現の工夫が、公的な手続きの上でもひとつ節目を迎えたことは、支援者の皆さまにも共有したい嬉しい出来事でした。すごく平たくお伝えすると、お送りしたリターン品はよりオリジナリティあふれるものとなりました。最後に、改めて心から。皆さまの応援が、今回の展示を支え、そしてこれからの活動の背中を押してくれています。本当にありがとうございました。これからも写真で、弓道を次の世代へと繋いでいく助力になれる様、精進して参ります。 もっと見る
展示会、終了致しました。
2025/11/05 13:51【弓道と災害】プロジェクト、無事に終了いたしました。とても沢山の方々にご来場頂き、写真一枚一枚を眺めておられました。肌感としては一枚にかける時間が長く、お連れ様がいらっしゃる方は色々とお話をされていました。僕もそこに加えて頂き、災害と復興について様々なお話をさせて頂きました。会場にはノートを置かせて頂き、様々な思いを綴って頂きました。こちらは準備が出来次第、ご協力頂いた被災地へとお送りさせて頂きます。会場内には実際に弓を引かれている姿の写真や竹弓を展示させて頂きました。初めて弓を見るという方も多く、写真を撮られていく姿も多く見られました。多くの方々に支えられ、本プロジェクトは開催に至りました。他地方でも同一の内容で、いえ、もう少しブラッシュアップして開催出来ればと思っております。スケジュールやギャラリーの選定等、少しお時間いただきますが実現出来るように準備して参ります。ご支援頂いた皆様、改めてありがとうございました。今後とも応援、よろしくお願いいたします。 もっと見る熊本市訪問
2025/10/22 17:15今月17日、写真や情報をご共有頂きました熊本市スポーツ振興課様へご挨拶に行って参りました。損壊の大きかった北岡弓道場は修繕も完了しており、無事に再開ができているとのことでした。とても趣のある道場、こういった道場が出来る限り永く、多くの人に愛される事を祈ります。 もっと見る







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