
福正さんとは、東京プライドでのHIVフロート出展を通じ、4年間共に活動してきました。パレードでの彼のリーダーシップと輝きはいつも眩しく、映画で福正さんが生徒会長だったと知り、私が文化祭実行委員長だったこともあり、勝手ながら同年代としての親近感を抱いています(私に映画の福正さんのスナップ写真のような可愛さはなかったですが、共に「紅顔の美少年」だった…ということにさせてください笑)。
この応援メッセージがギリギリになったのは、正直に言えば、福正さんの濃密な人生経験から滲み出るアドボカシーの深みに、CBOという現場で活動する同業者として「嫉妬」していたから。専門家としての言葉を超え、当事者として「弱さを開示し、ケアし合える関係」を紡ぐ彼の姿は、特に今のこの閉塞した社会においてあまりに貴重で、強烈に美しく映ります。
映画の中で、素敵なパートナーに対して「欲情してくれなかったら、傷つく」と真顔で迫るシーンには、「求めすぎよ!」と思わず突っ込みましたが、そんな剥き出しの福正さんだからこそ届く声があり、社会を変える力があると確信しています。私には真似できないその唯一無二の魅力で、もっと私を、そしてコミュニティを嫉妬させてほしい。福正さんと仲間たちの想いが結晶となるこのマガジンが、一人でも多くの人に届くことを心から願っています。
岩橋恒太 …特定非営利活動法人akta 代表
新宿二丁目を拠点に、性の健康支援やアドボカシー、調査研究を一体的に展開。誰もが繋がりケアし合えるコミュニティ支援に取り組む。





