不登校のはじまり
私、後藤の三男(現在小3)は小学校1年生の時、5月から不登校になりました。
4月の1週目はどうにか学校に行っていて、特に気にしていなかったのですが、2週目になり朝起きたらぐずついて泣いてしまう日がありました。
お兄ちゃんや友達とどうにかだましだまし学校に連れていってもらっていたのですが、座り込み大泣きしてしまい、道路で全く動かないという状況も何度かあり、さすがにおかしいなと。
三男に聞くと教室に入りたくない!の1点張りでした。それ以上話さず。
その後は『お父さんとだったら教室は入れる』ってことで、学校と相談し教室に入って1日中一緒に授業を受けたり、給食の時間も一緒にいたり、あれやこれやと考えうる全ての事を試して行きました。
が、結局お父さんがいないと教室には入ることが出来ず前に進むことはできませんでした。
その後学校側に『別室教室 』という制度出来たとのことで活用してみることになりました。
『別室教室』とは、教室じゃない空き教室で、同じように学校になじめない子や教室に入れない子ども達の為に時間割など無く、割と自由に過ごせる空間を用意してくれていて、補助教員のような方がついてくれるという場所でした。
朝はお兄ちゃんやお友達と一緒に学校に行き、教室じゃなく別室教室に行くという日が何ヵ月か続きましたが、やはりうまくなじむことが出来ず、次第に別室教室にもいかなくなってしまいました。
職場での活躍
今度こそ打つ手なしかなと思ったんですが、最期の砦、私の職場の高齢者デイサービスに連れて行って、高齢者や職員と接して何か変わらばいいなと、職員の承諾を得て一緒に働くことにしました。
これが効果てきめんでした!
おじいちゃんおばあちゃんとお話をして、一緒に遊んでもらえたり、話したり、レクリエーション活動のデモンストレーション係を務めたりと、かなりイキイキと表情もよみがえり楽しんでいました!
それからは、毎日デイサービスへ行き、おじいちゃんおばあちゃんとお話をしたり、慣れてくると時間の使い方もうまくなり仕事の『お手伝いもしたい』とまで言い始めました。

入口の開閉式屋根の仕事は三男のお仕事!↑
ロッカー消毒もお任せ!↓

その後も仕事の幅を広げて、事務仕事補助↓

おにぎり屋さんでの消毒作業↓
おにぎり屋さんでの呼び込みくんでの声優デビュー↓※実際今も三男の声のまま使ってもらってます
最近はDJも体験させてもらえました↓
学校へは未だ行けておりませんが、様々な体験を通して、毎日が充実し、次の日が楽しみになっている三男。
この三男の経験を是非不登校で学校にいけない子ども達にも体験してもらえればと思い今回のフリースクール立ち上げに至りました。
このほかにもたくさんの体験プログラムを準備していきますので、ぜひクラウドファンディングの支援、応援をしていただければ思います!
どうぞよろしくお願い致します。
後藤






