【目標達成の御礼とネクストゴールについて】
こんにちは。RICCI EVERYDAY代表の仲本千津です。皆さまから温かいご支援をいただいたおかげで、目標金額である200万円を達成することができました。本当にありがとうございます。ご支援と共に寄せていただいたメッセージには、何度も励まされました。
今回いただいたご支援を活用することで、ウガンダ北部にある難民居住地区3カ所で6人のコミュニティ・ナビゲーターを育成し、さらなる展開に必要な効果検証をすることが可能となりました。職業訓練事業と合わせて、早速進めていきたいと考えています。
そしてここから残り2週間で、ネクストゴール400万円を目指します。
差額の200万円では、ウガンダ西部にある難民居住地区にて縫製技術の職業訓練を実施予定のため、そちらでもコミュニティ・ナビゲーターを育成していくこと、また育成したコミュニティ・ナビゲーターたちをサポートする基盤を、現地に構築していくことに使用したいと考えています。ゆくゆくは、ウガンダ国内の難民居住地区全域にコミュニティ・ナビゲーターを設置できるよう、事業を進めていく予定です。
残り約15日間ですが、皆さまからご支援をいただけるよう、最後まで走り切りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【創業10年目の挑戦を1分で説明】
私たちは2015年にウガンダに直営工房を設立し、ものづくりを通じた女性の自立支援に取り組んできました。彼女たちは仕事に従事する中で、自己のプロフェッショナリズムを発揮し、工房は自律的に運営されるまでになりました。
この取り組みは、ありがたいことに多方面から評価いただき、2019年に横浜で開催された日本政府主催のアフリカ開発会議(TICAD7)では、安倍元首相にスピーチの中で評価いただいたこともありました。
そして今年、RICCI EVERYDAYは10周年を迎え、新たな挑戦を始めます。
ウガンダは、アフリカ最大の難民受け入れ国です。しかし、2025年に発足したアメリカ・トランプ政権が国際援助を大幅に削減したことで、多くの難民が、生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれました。
そのためこれまで以上に、限りあるリソースを効率的に活用し、難民が確実に経済的自立を実現する方法を模索する必要性が出てきました。
私たちは今年、国連と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンと共に、南スーダンから逃れてきた難民向けに、縫製やマーケティングの技術訓練を開始しました。
しかしトレーニング内容を検討する中で強く感じたのは、「技術を教えるだけでは、自立にはつながらない」ということでした。従来の職業訓練支援だけでは、自立に向けてうまく離陸できない人が多いのです。
スキルをどう仕事につなげればいいのか
技術を活用し、どう生計を立てていけばいいのか
不安や壁にぶつかったとき誰に相談すればいいのか
こうした悩みに寄り添い、ともに考え、前に進もうとするレジリエンスを引き出す存在が必要だと気づきました。
そこで私たちは、難民の方々と同じコミュニティで暮らし、その背景や日常を理解しながらサポートする「コミュニティ・ナビゲーター」を育成するプロジェクトを、クラウドファンディングで立ち上げることに決めました。
コミュニティ・ナビゲーターは、技術訓練を受けた後の相談や起業・就労のサポートを担い、難民が自らの力で未来を切り開いていけるよう長期的に伴走します。
現地の人材だからこそ築ける信頼関係、そして技術を教えて終わりではなく、連続的な関わり。それが「職業訓練のその先」を支える鍵になります。
この仕組みが機能すれば、ウガンダの他の難民居住地、さらにはアフリカに限らず他の国にも展開可能な支援モデルになります。国際援助などの「外からの援助」が期待できない今、RICCI EVERYDAYの10年目の挑戦は、「中から変える支援」です。どうか、皆さんの力でこの取り組みを支えてください。
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いします。
【私たちの紹介】
みなさん、初めまして。
株式会社RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)代表の仲本千津です。
RICCI EVERYDAYは、カラフルで遊び心にあふれたアフリカンプリントや、ウガンダのサステナブルな素材を使用したバッグやアパレルを展開する、アフリカ・ウガンダ発のライフスタイルブランドです。

私たちは「世界中の女性が、社会的通念や固定観念を乗り越え、本来のありたい姿を見出し、実現することができる世界」を目指して、2015年から事業を展開しています。
ウガンダの首都カンパラに直営工房をもち、現地の女性たちと共に、一つひとつ丁寧に製品を作り、日本のお客さまに届けてきました。

(直営工房で製品づくりに励む女性)
特に、都市部にくらすシングルマザーや紛争からのがれてきた人々など、社会的に疎外されやすい女性たちを積極的に雇用し、適切に経済活動に巻きこみながら、仕事をつうじて彼女たちの経済的・内面的自立をサポートしてきました。

(直営工房で製品づくりに励む女性たち)
人は仕事を得ることで、人生が豊かになる
収入を得ることで、生活が向上するだけでなく、
自己肯定感が高まり、マインドセットが変化する
これが、私が事業を通して得られた学びでした。
「仕事」が人にもたらす経済的、社会的、そして個人の内面的な影響は計り知れないものがあると、事業を通じて知ることになりました。

(直営工房のスタッフと)
私たちの取組みは、多方面から評価いただいています。
2019年に横浜で開催されたアフリカ開発会議(TICAD7)では、安倍元首相にスピーチの中で評価いただいたこともありました。

(2019年に行われたTICAD7の本会議場の様子)
また2023年には、これまでの軌跡を一冊の本にまとめていただき、この本は昨年の全国読書感想文コンクールの課題図書(中学生の部)に選出されました。
(課題図書に選出された私たちの本)
そんなRICCI EVERYDAYは、おかげさまで今年の8月に、設立から10周年を迎えます。
この10年の節目に、私たちは新たなチャレンジをします。
これまでに得た知見や経験を元に、ウガンダ北部に暮らす南スーダン難民の経済的自立を促す試験事業を開始します。
ぜひ皆さんも、私たちの仲間になって、難民の経済的自立を応援してください!この仕組みが機能すれば、ウガンダの他の難民居住地区、さらには他国にも展開可能な支援モデルになります。
一人でも多くの難民が、自分の力で生活を再建できるようサポートしていきたいです。
【ウガンダはアフリカ最大の難民受入れ国】
ウガンダは、アフリカ最大の難民受け入れ国ということをご存じでしょうか。隣接する南スーダンやコンゴ民主共和国などから逃れてきた、約190万人の難民が国内に暮らしています。
特にウガンダ北部には、2013年以降続く内戦や政情不安により避難してきた南スーダンからの難民が多く暮らしており、その大半は女性や子どもたちです。

ウガンダ政府は積極的に難民を受け入れ、彼らが国内で不自由なく暮らせるように土地や移動の自由、就労の自由を与え、ウガンダの人と一緒に学校や病院を使えるように、仕組みを整えてきました。
一見すると難民には暮らしやすい環境のように見えますが、近年急激に悪化した国際情勢により、難民はかなり厳しい状況に置かれています。
【昨今の国際情勢に影響を受け、生活が立ち行かなくなる】
世界規模で紛争が勃発・激化したことで新たな人道危機が各地で発生し、リソースが分散したことや、今年1月アメリカ・トランプ政権による国際援助の大幅削減により、米国国際開発庁(USAID)が事業停止及び実質的に解体に追い込まれたことで、ウガンダ国内で活動していた国際機関や国際NGOの難民支援予算が大きく削られ、多くのプロジェクトが成果を出せないまま停止、もしくは縮小せざるを得ない状態に追い込まれてしまったのです。
その金額は実に450億円*。
削減額では、ウガンダは世界トップ5に入ります。
(USAIDによる国別援助削減状況)

ウガンダ政府の年間予算が約3兆円**なので、そのうちの1.5%が消えてなくなってしまったということになります。
これにより、現地で活動していた援助機関の職員が解雇されただけでなく、これまで食糧配給を受けていた多くの難民たちが支援を受けられなくなり、明日の食べ物に困る状況に陥ってしまいました。
最も立場の弱い人々が最も甚大な被害を被る構造が、ここにも生まれてしまいました。
ただ嘆いてばかりもいられません。
限りあるリソースを効率的に活用し、一刻も早く、難民が生活を立て直し、日々の食事に困らない自立的な生活を送れるように支援する方法を模索する必要があります。
【ペイフォワード(PAY IT FORWARD)…同胞を想う気持ち】
RICCI EVERYDAYが難民支援の調査をスタートしたのは、2023年の末でした。
日本や他国の団体が支援活動をする事業地を訪問しました。
そこでは難民の女性たちが、縫製やヘアアレンジ、液体洗剤づくりの職業訓練を受けていたり、訓練後に自分でお店を開きスモールビジネスを展開していたり、学んだ知識を使って先生をやっていたり、自立に向けて行動を起こす姿をみることができました。

(縫製業で起業した南スーダン難民の女性)
そんな彼女たちに共通していたのは「自分たちが得られた経験を、他の難民女性たちにも伝え、彼女たちの生活向上につなげられるようにしたい」という、ペイフォワードの精神でした。
一人だけでなく、何人もの女性たちからこの言葉を聞くことができ、見知らぬ地でお互いに助け合いながら暮らしているのだと理解しました。

(縫製学校を営み、同胞たちに技術を教えるブレンダ)
こちらの写真にうつる女性、ブレンダ(仮称)もその一人。
これまでに100名以上の南スーダン難民に、ミシンの使い方や縫製技術をトレーニングしてきたそうです。彼女自身も難民で、国際NGOのワールドビジョンを通じて、職業訓練を受けることができました。そこで得た技術を惜しむことなく、同胞たちに有償、無償に関わらず教えつづけています。
私はこれまで、「世界中の女性が、社会的通念や固定観念を乗り越え、本来のありたい姿を見出し、実現することができる世界」を目指して2015年から事業を行う中で、私たちが10年間で培ってきた縫製経験を役立てる場はないかと、常に考えてきました。
もしかしたら彼女たちとなら、何か新しい価値を生み出せるかもしれない
そう思ったのがきっかけで、私たちだからこそできる難民支援事業を考えることとなりました。

(南スーダン難民の女性と、美しい刺繍と)
【職業訓練だけでは不十分。寄り添い、伴走する必要性】
RICCI EVERYDAYは、2025年からウガンダ北部にある3つの難民居住地区にて、国連及び特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンと共に、縫製や品質管理、マーケティングに関する技術訓練を行うプロジェクトをスタートしています。
しかし訓練を通じて技術を習得したからといって、すぐに仕事につける、もしくは収入向上につながるわけではありません。
収入向上という大きな目標を達成するために、日々自分のモチベーションを管理しながら、仕事を探したり、起業の準備を進めたり、お客さんを探したり、アクションをとっていく必要があります。
(仲本がザンビアで縫製トレーニングを行う様子)
一人でこういった行動を粛々と積み重ねながら目標を達成するのは、難民のような立場の方でも、そうでない方でも、簡単にできることではありません。
私も嫌なことやめんどくさいことから逃げてしまったり、後回しにしてしまったりして、のちのち取り返しのつかない問題が生じてしまった苦い思い出はいくつもあります。また小さな不安や苦手意識が、行動を起こすことをさまたげてしまうこともありました。
そんな時、自分のことを気にかけてくれ、相談に乗ってくれたり、メンタリングをしてくれたりする人が周りにいたら、状況は違ってくるのではないでしょうか。
相談してみたら、自分が抱えていた不安は大したことなかった
どうしたらいいのか分からず立ち止まっていたけれど、アドバイスをもらえたことで、次の一歩を踏み出せた
自分のモチベーションを管理することは、容易ではありません。
周りにサポートしてくれる誰かがいることで、いい意味でプレッシャーが働き、行動に移せることもあります。
(仲本がザンビアで縫製トレーニングを行う様子)
また過去に行なったサブサハラアフリカの女性支援プロジェクトにおいて、予算や時間の制約があり数日間の縫製技術の訓練を行なっただけで、その後のフォローアップができなかった事例がありました。
その結果、女性たちは自主練を通じて技術を高めることもなく、毎月生産活動を行わず収入も上がらず、いつの間にかグループメンバーも集まることもなくなってしまったと、いう事態に陥ってしまいました。
技術訓練の実施も大事ですが、たった数日間の訓練を受けただけで技術が一気に上がり、収入が上がることはありません。より肝心なのはそれ以降の行動計画をつくり、女性たちときちんとコミュニケーションをとりながら、長期にわたりフォローアップすることだと後から気づかされました。
難民に話を戻します。
長期的に見守ってくれる伴走者のような存在がいるからこそ、難民も安心して、みずからの目標に向かって突き進むことができるのではないかと考えています。
残念ながら技術支援プロジェクトは、期間が2.5年間と決まっており、その後の支援についてはカバーされていません。プロジェクト期間が終わった後も、ゆるく長くコミュニティに関わり続けられるような仕組みを構築したいです。
そこで今回のクラウドファンディングでは、試験的に3つの難民居住地区内で活動するコミュニティ・ナビゲーターを育成していきます。職業訓練を受けた受講者たち約150名の良きナビゲーターとなってもらうことで、どのような影響が見られるのかを検証したいと考えています。
【コミュニティ・ナビゲーターの役割とは?】
コミュニティ・ナビゲーターの役割は、例えば以下のようなものです。

▷定期的に訓練受講生と対話を行う
▷経済的自立を達成するまでのロードマップを作成する
▷日々の生活の中で課題が生じていたら、一緒に解決する
▷本人の希望に沿った技術訓練につなぐ
▷就労の機会の情報をキャッチしたら、スムーズにつなぐ
▷毎日仕事に行っているか、フォローアップする
このような役割を担う人を、技術訓練を行う3つの難民居住地区で2名ずつ、計6名を育成します。
南スーダン人(難民)、ウガンダ人(ホストコミュニティ)は問いません。
同じコミュニティ内で暮らし、その背景や日常を理解しながらサポートできる人材を採用します。
難民がコミュニティ・ナビゲーターになることで、これまで「支援を受ける側」だった人が、「誰かの支えになる」経験をえることになります。これはまさに、ペイフォワードを体現した「中から変える支援」につながるとともに、コミュニティ・ナビゲーターとなった難民の自信の醸成にもつながるものと考えています。
また今回の試験事業では、以下のことを検証していきます。
▷どのようなスキルを持った人が、コミュニティ・ナビゲーターも適しているのか
▷難民と対話をするときに、どのような問いかけが必要か
▷コミュニティ・ナビゲーターは、どのようなサービスを提供すべきか
▷どのようなモデルが、持続的にコミュニティ・ナビゲーターの活動をサポートできるのか。このモデルの維持のための予算規模とは
▷ウガンダ政府機関の中に制度として導入できないか
本事業終了後は効果検証を行い、良い結果が得られたら、それを元に他の難民居住地区へ、あるいはウガンダだけでなく世界各地の難民居住地区への導入を検討していくつもりです。
【仕事は、その人の人生を豊かにする】
私はこの10年間、ウガンダの女性たちと一緒にものづくりに携わる中で、彼女たちにとって「仕事」というものが、大きな意味を持つことに気づきました。
毎月決まった額の収入を得て、家族に食事や住居、教育、医療を提供することができるようになっただけではありません。
仕事は、その人に居場所を与え、
多くの時間を共にする仲間を与え、
「自分は必要とされている」という役割を与え、
自分が持つ技術への誇りを与え、
結果として、自己肯定感を高めてくれる。
その人の人生を豊かにし、その人の尊厳を守る役割を果たしています。
自分が住み慣れた場所から半ば強制的に離脱させられ、全く見ず知らずの土地にやってきた難民にも、「仕事」がもたらす影響は甚大なはずです。
難民が確実に就労の機会を手にし、収入を向上させ、経済的自立を手にするには、長期的にゆるく見守ってくれる伴走者の存在が欠かせません。
コミュニティ・ナビゲーター制度をぜひ現地に導入したい。
私たちの新しいチャレンジに、皆さんからの温かいご支援をいただけたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
【プロジェクトの概要と資金使途】
以下の通り、試験事業にかかる資金を集めたいと考えています。
試験期間:6ヶ月
育成予定コーディネーター数:6名(2名 x 3居住地区)
裨益人数(訓練受講生):150名
予算案:
人件費:36万円
トレーニング費用:9万円
通信・IT費用: 12万円
ミーティング備品:5万円
会場費:8万円
モニタリング・評価: 15万円
コーディネーション費:15万円
旅費交通費・現地移動費:45万円
ソーシャルインパクト指標策定費用:50万円
その他:5万円
合計 :200万円
200万円を今回のクラウドファンディングの目標とし、ご支援いただけたら嬉しいです。
これ以上の金額が集まった場合は、各居住地区で育成するコミュニティ・ナビゲーターの人数を増やす、もしくは別地域で同様の支援を展開することに使用したいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
【その他】
8月26日に国際協力クリエイターの田才諒哉さんと「国際協力の新しい形を模索する」というテーマでお話をさせていただきました。よろしければ、ぜひお聴きください。スペースのアーカイブはこちらからどうぞ。
(参照元)
*USAID Cuts: New Estimates at the Country Level by CENTER FOR GLOBAL DEVELOPMENT
**2025/2026 Uganda Budget Brief by KPMG
最新の活動報告
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ネクストゴールを達成いたしました。温かいご支援、ありがとうございました。
2025/09/16 15:42こんにちは。RICCI EVERYDAY代表の仲本千津です。今回のクラウドファンディングでは、本当に多くの方にご支援をいただき、ネクストゴールを無事に達成することができました。最後まで応援していただき、心より御礼申し上げます。(余談ですが、クラファンの達成と私のウガンダからの日本帰国便のフライトの時間が重なり、クラファンが達成になるか、フライトに乗り遅れるかのハザマで、さまざまな感情が湧き起こり笑、異様な興奮の中、無事にクラファンも達成し、フライトにも間に合うことができました苦笑。ネクストゴールを達成した瞬間、搭乗機内で「やったー!」と叫んでしまい、周りのウガンダ人にキョトンとされましたが、事情を説明したらCongratulations!と笑顔で返してくれたことは、今となっては一生忘れられない思い出です)ただクラウドファンディングが成功したからといってここで終わりではなく、私たちはスタートラインに立つことができたということに過ぎません。ここから、ウガンダ各地の難民居住地区でコミュニティ・ナビゲーターを育成し、難民たちに移転された技術が定着し、彼女たちが経済的自立支援を果たせるようにサポートをしていきます。また、今回のご支援で展開されるプロジェクトの効果を検証し、今後ウガンダだけでなく、世界各地の難民居住地区もしくは紛争被害に遭った地域に導入できるように、仕組みを構築していこうと考えています。私は「仕事」が個人に与える意味の大きさを、この10年間で実感しました。クラファンにも記載しましたが、仕事は、個人に収入をもたらすだけでなく、その人に居場所を与え、多くの時間を共にする仲間を与え、「自分は必要とされている」という役割を与え、自分が持つ技術への誇りを与え、結果として、自己肯定感を高めてくれるその人の人生を豊かにし、その人の尊厳を守る役割を果たしています。だからこそ、最も脆弱と考えられる紛争後地域に真っ先に入りコミュニティ・ナビゲーターを育成し、絶望の淵にいる紛争被害者を仕事につなげていくことが大事であると考えます。尊厳の守られた人がコミュニティの中に増えてくれば、社会の安定化にもつながるものと信じています。今回のクラウドファンディングは、上記を実現する大事な一歩です。このスタートを皆さんと一緒に切れたことを大変嬉しく感じています。今後は、私の方からプロジェクトの進捗を報告させていきながら、この仮説を一緒に検証できましたら幸いです。引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします。 もっと見る目標金額の50%を達成しました!本当にありがとうございます
2025/08/10 22:25みなさん、こんばんは。RICCI EVERYDAYの仲本です。8/4にスタートしたクラウドファンディングですが、現在、目標金額の50%を達成しました。支援してくれた方、投稿をシェアしてくれた方、クラファンを盛り上げるためにアドバイスくれた方々には、心より御礼申し上げます!ここからさらに、私たちがやろうと思っているプロジェクトについてや、ウガンダにいる難民たちが置かれた現実を、伝えていかなくてはなりません。以下の機会を活用して、拡散していく予定です。・毎週金曜日15:00〜 RICCI EVERYDAYのインスタアカウントからインスタライブ実施・8/21(木) 18:30〜 朝日新聞東京本社読者ホールにて「アフリカと日本の未来 社会課題に取り組むキーパーソンと語る」に登壇ご興味のある方は、ぜひご参加くださいませ!またもし、「クラファンについて宣伝してもいいよ!」「現地の難民の置かれた状況について話聞きたい!」と思っていただけるイベント企画者の方、メディアの方、コミュニティマネジャーの方がいらっしゃいましたら、ご紹介いただけますと幸いです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします! もっと見る






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