2018/10/15 13:56

 西日本豪雨から3か月がたち、邑智食肉処理加工施設の仮復旧もほぼ完了し、イノシシの処理に関しては日常を取り戻しました。復旧に向けてご支援をいただき、ありがとうございました。子イノシシの無添加『原木骨付きハム』でご支援いただいた皆様、出来上がり次第、順次お届けしております。生産工程がほぼ手作業になるため、すべてのパトロンの皆様のお手元に届くのは2018年の12月になるかと思います。まだ届いていない皆様、今しばらくお待ちください。

 Good morning(キャンプファイヤー)のプロジェクトにて支援をいただいた方、また処理場の清掃を手伝ってくれた方々、避難した冷凍肉を保管してくれた地元の方々、電源喪失して表面が解凍した可能性のある肉を食べてくれた方々、本当に多くの方々に助けてもらいました。感謝の気持ちを込めて、ご支援くださった皆様のお名前を処理場に掲げさせていただきました。

 水害前にあった在庫のイノシシ肉はなくなってしまいましたが、今年の夏は捕獲できたイノシシが多く、なんとか販売も再開できています。

 

 さて、前文で、『邑智食肉処理加工施設の仮復旧』とお伝えしました。というのは、邑智食肉処理加工施設は堤防の外側に建てられており、今後、西日本豪雨と同様の水位上昇があれば、また浸水することが予想されます。水害が発生すると、在庫の肉、設備等のダメージはもちろん、従業員や地域住民の生命にも関わります。安心・安全に作業を行い、継続的にイノシシ肉を生産するために、処理を行う場所は水に強い場所に移転する計画を作っています。今の缶詰工場(美郷町乙原)がある旧乙原保育所の敷地内に新しい処理場を建設し、もっと効率的に、よりたくさんのイノシシ肉の生産を実現することで、西日本豪雨からの復興を完了させたいと意気込んでいます。

 

今後の復興進捗に関しては、
おおち山くじらの公式Webサイト(http://yamakujira.jp/)
イノシシ屋あかねの田舎暮らし(https://camp-fire.jp/mypage/projects/52647)
にてお知らせしていきます。

引き続き、皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
本当にありがとうございました。