
ご支援いただいている皆さまへ
本日、「わいわい田んぼプロジェクト」の稲刈りを行いました。今年は10月12日と13日の二日間にわたって作業を進めており、今日はその初日。松阪市の梅田椎茸園さんの自然栽培の田んぼ、約1反を3時間かけて刈り取り、束ね、竹竿にかけました。
昨年はキヌヒカリを栽培しましたが、今年は伊勢神宮のご神田で発見された新品種「伊勢ひかり」に挑戦しました。その結果、収穫期は例年より1か月ほど遅れましたが、農薬や除草剤、化学肥料を一切使わない田んぼには、バッタやカマキリ、トカゲなど多様な生き物が集まり、参加した子どもたちは虫を捕まえたり籠に入れたりと、自然の豊かさを感じながらにぎやかに稲刈りを楽しみました。
「わいわい田んぼプロジェクト」は、世代や立場を超えて人々が集まり、稲作を通じて“食”や“自然”の大切さを体感できる活動です。三重県松阪市・長野県塩尻市・東京都あきる野市の3か所で展開されていますが、長野・東京の稲刈りはすでに終了しており、今年の最後の稲刈りがこの松阪で行われています。私たちは松阪の田んぼから自然栽培の稲わらを分けていただき、納豆づくりに活用しています。また、今年は赤大豆の自然栽培にも取り組んでいただいており、さらに循環的なつながりが広がりつつあります。
今回のクラウドファンディングのリターンのひとつに「稲作体験付きサブスク3か月」をご用意しています。ご支援いただいた皆さまには、希望の地域で田んぼに入り、仲間とともに稲作を体験いただけます。田んぼの息吹を肌で感じながら、納豆づくりの原点に触れる特別な時間をお楽しみいただければ幸いです。
貼付しました本日の稲刈り終了時の写真から、田んぼの空気や収穫の喜びを少しでも感じていただければ嬉しく思います。
松阪利貞堂店主 濱岡正己





