【釧路に新たな祈りと人がつながる桜の神社で地域再生】
私たちと一緒に、釧路に新しい風を吹かせませんか?
あなたの一歩が、このマチの未来を変える力になります。
文化と祈りと経済の循環を未来へ届けるプロジェクト
『 プロジェクトの背景と課題意識』
北海道・釧路市。
かつては水産・石炭・製紙などの基幹産業で全国に名を馳せ、港街として栄えたこのマチも、1970年代以降の200海里規制、炭鉱閉山、そして2021年の日本製紙釧路工場撤退と、大きな転機を迎えてきました。
若者は職を求めてマチを離れ、人口は減少し、高齢化が進行。中心市街地には空き店舗が並び、日々の暮らしの利便性さえ失われつつあります。
静かに、しかし確実に活力を失っていくこのマチで、「このままでは未来が見えない」と感じる方は少なくありません。
けれど、私たちは諦めませんでした。
“人と人がつながる力”を取り戻せば、もう一度このマチは輝くと信じているからです。
『これまでの歩み』
私たちの挑戦は、街おこしから始まりました。
3年前、「柳町公園を札幌大通公園のようにしたい」というSNSのつぶやきに
共鳴した仲間や市民の皆さんが少しずつ集まり協力し合いながら、催しを始めました。
その結果、人口15万のマチの公園が現在、年間のべ1万人以上が訪れる公園へと変貌し、
来場者1人あたりの消費額約3,000円、年間の経済効果は3,000万円規模にまで拡大しています。
柳町公園に新たな風を吹き込んだ私たちの取り組みは、
「釧路の未来は、望めばまだまだ変えられる」確信の3年間となったのです。
さくらまつり
『桜が導いた奇跡の物語 なぜ、浅間神社?』
取り組みの中で出会ったのが、柳町公園の約1700本の桜でした。
この桜は、これまでの市民運動の中で何十年もかけて植え増やされてきたものです。
冬は凍てつき、夏は濃い霧に覆われる北海道太平洋沿岸の厳しい気候。「緑が育たないまち」と言われてきた釧路で力強く咲き、日本一遅い春を知らせる歓びの八重桜──これがマチの宝「クシロヤエ」です。
さらに、その種から新たな桜品種 幣舞義美八重(ぬさまいよしみやえ)を誕生させた人物が故・佐藤義美さんです。
佐藤さんは無償で全国に23,000本を超える桜の苗木を配り、釧路の桜文化を未来へ遺すことに生涯を捧げた“桜の守り人”。桜を通し、人々にぬくもりと希望を届けて下さいました。
佐藤さんの夢は、大きく育った桜の下で、マチの人と共にお祭りを楽しむ事でした。
夢は、昨年、ついに叶いました。
釧路市で初の「さくらまつり」が柳町公園で開催でき、咲き誇る桜の下に歓声と笑顔に溢れた多くの市民が集まったのです。
その光景を目にした佐藤さんは、「さくらまつりを300年続けてほしい」と大変喜ばれました。そしてまるで役目を終えるように、まつりを見届けたのち静かに旅立たれました。享年100歳でした。
生前の佐藤義美さん
佐藤さんの遺志をどう継ぐのか──。
「桜を守るだけでなく、人と人をつなぎ、文化を未来へ受け渡す仕組みが必要だ」
そう感じたとき、私たちは佐藤さんが繰り返し語っていた言葉を思い出しました。
「桜の色は、人の心を優しくする色なんだ」
「桜の神さまは綺麗な木花咲耶姫なんだよ」
私たちは想いを胸に、今年4月、桜の神さまを祀る富士山本宮浅間大社へと赴きました。
そして、奇跡のような木花咲耶姫命の御分霊のお話をいただいたのです。
御分霊をいただいた
静岡県 富士山本宮浅間大社
御分霊の4/29当日
柳町公園の幣舞義美八重が見渡せるその場所に、地域の発展と人々のしあわせを願い叶える「柳彩釧路浅間神社」は建立されました。
街おこしの歩みの中で出会った桜、佐藤さんの遺志、そして人々の想いは重なり、
神社という形となって未来へと紡がれました。それは終わりではなく、新しい始まりです。
8/30 初の例大祭
8/31 こども神輿
『ご支援の使い道』
いただいたご支援は、以下のような整備や活動に活用します。
・神社周辺の整備(鳥居、祠屋根、手水舎、案内板、玉垣など)
・神社の保守・清掃・祈祷備品・維持管理の基金
・釧路固有の八重桜品種の管理や育樹支援
・柳町公園での祭り・イベント・マルシェの運営費、備品費
・若者や地域住民が小さな事業を興せる拠点の整備
・地元特産品とのコラボ制作や販売サポート体制づくり
・PR動画、パンフレットなど発信のための制作費
これは単なる「神社整備」ではなく、”釧路の未来をともにつくる地域再生プロジェクト”です。
※進捗報告と資金の使い道は、プロジェクト終了後も定期的にお知らせしていきます。
『おわりに』
この挑戦は、私たちだけでは成し遂げられません。
神社の鳥居をくぐる一歩は、マチの未来への一歩。
皆様のご支援が、この地に「文化」「祈り」「経済」を循環させ、子どもたちを笑顔へとつなげます。
ご支援、心よりお持ちしております。

最新の活動報告
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【心からの感謝とご報告】
2025/12/05 14:26柳彩釧路浅間神社クラウドファンディングへたくさんの温かいご支援をいただき、心より御礼申し上げます。皆さまの想いに支えられて─お社の柱が立ち上がり屋根の骨組みが形をなし少しずつ、神さまがお鎮まりいただく大切な“居場所”が姿を現してきました。そして昨日、釧路は今季初めての雪に包まれました。白い雪の中に立つ新しいお社の柱を見つめながら、「この場所が、これから訪れる冬を越えて春には桜と共に輝きますように」そんな祈りが自然と湧き上がってきました。この雪もきっと、皆さまの想いが宿る神社に降り注ぐ祝福のように感じています。釧路の桜を守り、ここに“祈り”と“つながり”を未来へ。今できることをひとつずつ丁寧に形にしながら、これからも歩みを進めてまいります。どうか引き続き、温かく見守っていただけましたら幸いです。心からの感謝とともに。 もっと見る
【ご支援くださった皆さまへ】
2025/11/24 10:27このたびは、柳彩釧路浅間神社クラウドファンディングに温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。皆さまのおかげで、支援者300名、総額4,395,500円そして直接のご支援も合わせると、520万円という、想像を超える大きな力が集まりました。しかし、私たちは、この金額を単なる“数字”として受け取ってはいません。そこには、「応援したい」という気持ち、「この場所を守りたい」という願い、「未来へつなげたい」という祈り、お一人おひとりの想いが込められています。その想いが折り重なることで、今回のこの“奇跡”が生まれました。神社を建てるという行為は、ただ建物をつくることではなく、この地に“祈りを未来へ残していく”という行いだと感じています。皆さまが寄せてくださったご支援は、単なる寄付ではなく、この地の未来へ向けた「共創の一票」だと思っています。その想いに支えられて、この神社はこれからも歩み続けます。どうか、この先の景色も、引き続き一緒に見守っていただけましたら嬉しいです。皆さまのお力が、この場所に、そして柳町公園の桜に、大きな光を灯してくださいました。心の底から、本当に、本当にありがとうございます。なお、返礼品につきましては、物品をお届けするもの(お礼状・授与品など)鳥居・手水舎・祠の屋根などへのお名前入れや銘板掲示のものそれぞれ準備が整い次第、順次ご案内・作業・発送を進めてまいります。特に、お名前を刻ませていただくものについては、安全な工事や設置の完了を確認したうえで、心を込めて一つひとつ進めてまいりますので、どうか今しばらく、あたたかく見守っていただけますと幸いです。 もっと見る
【クラウドファンディング締切まで残り5日、ご支援金350万円・支援者様216名を突破しました】
2025/11/18 16:05柳彩釧路浅間神社クラウドファンディングに、日頃より温かい応援をいただき、誠にありがとうございます。締切まで残り 5日‼︎ご支援総額は 350万円を突破、ご支援者様は 216名 を超えました。ここまで歩みを進められたのは、ひとえに皆さまお一人おひとりの想いの積み重ねのおかげです。心より感謝申し上げます。昨日は、神社の基礎工事、生コンクリート打設の日でした。少しずつ土台が姿を現していく様子を眺めながら、「ここに、皆さまの想いが積み重なっていく」そんな気持ちが自然と込み上げました。目には見えない“基礎”こそ、未来を支える最も大切な部分。それはまさに、日々応援してくださる皆さまの真心そのものです。■新しい返礼品をご用意しました【新リターン】桜瑪瑙 × パール × ムーンストーン─ 柳彩釧路浅間神社だけの“結びの数珠ブレスレット” ─桜瑪瑙のやさしい桜色、ご縁を結ぶパール、月の巡りを司るムーンストーン─。三種の石を組み合わせ、“出会いを結び、願いが叶う一本”として仕上げました。ぜひ、この神社の物語と共に身に着けていただければ嬉しく思います。プロジェクトチーム一同、残りの5日間も全力で走り抜け、柳彩釧路浅間神社を未来へつなぐための準備をさらに進めてまいります。 もっと見る




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