「生理の貧困」をなくす取り組みとして小中学校で生理用品を無料配布します!

「生理の貧困」をなくす取り組みの一つとして静岡県富士宮市の小中学校で無料配布を継続的に行いたい。今年中にモニター校に設置&調査を行い、来年度から全小学校に設置を目指す。

現在の支援総額

510,000

102%

目標金額は500,000円

支援者数

110

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 110人の支援により 510,000円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

「生理の貧困」をなくす取り組みとして小中学校で生理用品を無料配布します!

現在の支援総額

510,000

102%達成

終了

目標金額500,000

支援者数110

このプロジェクトは、2025/09/01に募集を開始し、 110人の支援により 510,000円の資金を集め、 2025/09/30に募集を終了しました

「生理の貧困」をなくす取り組みの一つとして静岡県富士宮市の小中学校で無料配布を継続的に行いたい。今年中にモニター校に設置&調査を行い、来年度から全小学校に設置を目指す。

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「急な生理でナプキンがない…」
「お金がなくて、生理用品を買うのをためらった…」

そんな経験をしている女性が、日本にもたくさんいることをご存知ですか?

私は男性です。
社会人として初めて勤めたのは、生理用ナプキンを製造する地元・富士宮市の工場でした。
毎日何万枚ものナプキンを見てきたことで、生理用品は私にとって“特別ではなく日常の一部”でした。

しかし、数年後、清掃業を営む中で初めて「生理の貧困」という言葉に出会い、衝撃を受けました。
調べれば調べるほど、日本でも多くの女性が、生理用品が買えず、体や心に大きな負担を抱えている現実が見えてきました。

男性だからこそ、声を上げなければいけない。
男性だからこそ、できる支援がある。
そう強く感じ、このプロジェクトを立ち上げました。

この取り組みを「男性である私がやる」ことには大きな意味があります。
まだまだ男性が意思決定の場を占める社会だからこそ、私が動くことで課題を社会全体の問題として広げられると信じています。
そして将来的には、女性の声が正しく尊重され、誰もが生きやすい社会をつくることにつなげたいのです。

目指すのは――

誰もが安心して「生理」を迎えられる社会。

「今日、生理でつらい」と言える環境。

「無理しないで休んでいいよ」と言える空気。

その第一歩を、私の地元・富士宮から始めます。

この想いに、どうか力を貸してください。


私が社会人として初めて勤務した会社は地元富士宮市にある生理用ナプキンを作る工場でした。
1日に何万枚とナプキンを製造する中、数分に1度の検品などの業務があったため、女性よりも多くのナプキンを見みるという少し特殊な経験をしたことで男性でありながらナプキンが身近なものとなりました。

それから数年経ち、現在は清掃業を経営しております。

清掃業では汚れを落としきれいにすることでお客様に喜んで頂くことにやりがいを感じています。「○○に困っている」と相談を受けたり頼りにされることが何よりも嬉しく、清掃業が軌道に乗ってきた今「もっと多くの人の役に立ちたい」という想いが強くなり、社会貢献活動を模索し始めました。

そんな中、トイレ用品を探している時にサニタリーボックスの説明で初めて

「生理の貧困」という言葉を目にしました。

かつてのナプキンを製造した経験と清掃でサニタリーボックスの回収をする現在の仕事が、この社会課題に潜在的に意識を向けさせたのかもしれません。

早速、生理の貧困について調べてみました。

「生理の貧困とは、経済的な理由などにより生理用品を購入することが困難な状況を指します。
これにより、生理用品の適切な使用が難しく、健康面や精神面で様々な影響を受けることがあります」


最初は日本以外の国の話だと思いましたが調査を進めると

「1回の生理で20~25枚のナプキンを使用する事」
「ひと月あたりの生理用品の購入金額は300円~700円になる事」
「35.9%が生理用品の購入や入手をためらったり、購入できなかったりした経験がある事」

日本でも多くの女性が困難に直面していると知り衝撃を受けました。

さらに、「生理」について調べると、
・急な生理で生理用品が手元になくトイレットペーパーで代用した
・生理痛等の症状が薬も効かずつらかったが言い出せず無理をした
・PMS、腹痛、腰痛、頭痛、吐き気、倦怠感、精神的な症状等がある
・10人に3人の女性が生理で学校や職場を休んだ、早退したことがある
・生理に伴う社会経済的負担額は6828億円にもなる

等々、生理に関する問題や知らなかったことが数多くありました。
これまで身近な女性の生理に伴う負担を軽減する機会はありましたが、
生理を他人事のように考え、社会全体の問題として深く捉えるには至っていなかったと感じました。

女性は生理を日常のように繰り返しているので大変な症状があっても
「みんな我慢している」のだからと女性同士でも相談することができなかったり
男性に対してはもっと生理のコトを伝えにくいのではないでしょうか?
もしかしたら、男性である私には生理の苦労は完全に理解できないかもしれませんが、
あえて男性だからこそ生理についての理解を深め、男性だからできる支援があるはず。

そんな思いで、この活動を始めました。

静岡県富士宮市出身。今年11月で33歳になります。

父は大工をしており、幼いころから建築現場の手伝いをしていました。

子供にできるコトは掃除くらいでしたが、子供ながらに作業の邪魔をせず現場をきれいに保つことで「父の役に立てている」と感じた喜びは大人になった今も私の原動力ですし、

清掃業が天職なのだと感じるのもこの経験があるからかもしれません。

仕事でもプライベートでも困っている人を助けたり、役に立てることは自身にとってやりがいや生きがいに繋がっています。このプロジェクトを通じ富士宮から「生理に優しい社会」を作り、多くの人の役に立つことができれば幸いです。

生理の取り組みは女性が声をあげることが多いですが、男性が正面から関わる事例はまだ少ないのが現状です。
だからこそ、男性である私が取り組むことは「生理は社会全体で考えるべき課題だ」という強いメッセージになると考えています。
同じ男性たちの意識を変え、理解を広げるきっかけにしていきたいと思います。

  ・ヘルプフルの活動

ヘルプフルという社名はhelpful=負担を軽減する。助けになる。という意味で名づけ、
女性の生理の負担を軽減する。その手助けができる会社にしたいと思い立ち上げました。

このプロジェクトの最終目標は、性別に関係なく誰もが生理について正しく知り、理解し、
お互いに支えあえる「生理に優しい社会」をつくる事です。

そのためにはまず地元富士宮市で目標達成を目指します。

初めての生理を経験する子供や生理に慣れていない子供に対し、生理の不安や問題を抱えることがなく学校生活を送れることを目的に学校での無料配布を行います。

また、生理が恥ずかしいもの、隠すものだという固定観念をなくすために男女関わらず知識理解を深めるための課外授業や掲示物等を用いて教育も実施していきます。

上記を達成するためにまずは自立した資金調達の仕組みを構築することが必要不可欠です。無料配布を助成金で行っても単発の支援になってしまうので持続可能にするための資金調達方法を3つ考えました。

①事業所への無料配布ボックス設置

企業や店舗に無料配布ボックスを設置し、月額利用料としていただいた料金の一部を学校への無料配布に充てます。

メリット
・生理が原因で働き辛さを感じる女性や急な生理で困る女性が安心して働ける環境になる。
・カフェなどの店舗へ設置することで顧客満足度向上に繋がる。



②生理用品への広告掲載

ポケットティッシュ広告のように生理用品の個包装に広告を掲載し、広告主からいただいた料金の一部を学校への無料配布に充てます。

メリット
・広告主は社会貢献をアピールしながら女性層に効果的に訴求できます。


③協賛金の獲得
地域への社会貢献をしたい企業からの協賛金で運営し、運営費を除いた金額をを学校での無料配布に充てます。


メリット
・配布ボックスや②の広告に企業名を掲載することで企業PRできます。 

<現在までの取り組み>
2024年4月  一般社団法人ヘルプフル設立設立後、活動資金の調達、現状把握するための市場調査や情報収集を実施

2025年4月  富士宮市SDGsパートナー宣言

2025年6月  事業所での生理用品無料配布BOX設置(実証実験として)学校での無料配布は資金不足、教育委員会の許可が必要なこともあり現状未設置。


「学校での生理用品の無料配布」

2025年12月までにモニター校での実証実験を行う。

2026年4月から富士宮市全小学校22校へ設置

2027年4月から富士宮市全中学校13校へ設置

以降、高等学校や市外へと取り組みを拡大していく

上記と並行し

「事業所等での生理用品無料配布や協賛、広告等」

2026年4月までに15社

2027年4月までに40社

「生理の知識理解を深める活動」

2025年9月市内中学校での生理について授業を行う

SNS等で生理の知識理解を深めるための情報発信


生理に関する取り組みを始め1年が経過しました。
取り組みを始めるまで生理と聞いてもあまり深く考えようとせずどこか他人事だったように感じます。
きっと私以外の男性にも当てはまるでしょう。

 その原因の1つとして、生理の知識がないことが挙げられます。

学校では男女で分かれ保健の授業がありますが、
男性が女性のことを知らないことで、生理について話すことを避けたりタブー視するようになってしまいます。
その結果、女性は生理を「恥ずかしい」「隠すべき」と感じる固定観念が生まれているのだと考えています。

無料配布や情報発信を進めていくことで、こうした固定観念はなくなり、男女問わず生理に優しい社会になると思います。

 「急な生理でもトイレにナプキンが安心して過ごせる」や

「今日生理で辛いんだよね」と言える環境、

「お腹温めるといいよ」「無理しないで休んで大丈夫だよ」

と寄り添えるそんな生理に優しい社会になることを心から望んでいます。

このプロジェクトは単なる「生理用品の配布活動」ではありません。
男性だからこそ取り組むことで社会全体の意識を変え、やがて女性が声を上げやすい環境を実現していく挑戦です。
富士宮から始める小さな一歩を、やがて全国へ、そして未来へと広げていきたいと思います。

 
まずは富士宮市で成功例を作り、全国へ広がっていけるよう努めてまいります。

応援、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • 生理ボックス設置費 HP作成費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • クラウドファンディング終了から、あっという間に2か月が経ちました。改めて、皆さまのご支援・応援に心より感謝申し上げます。生理に関する活動者との交流この2か月間、クラファン期間中に繋がった生理に関する活動者の方々4名と直接お会いしました。それぞれに独自の取り組みをされており、今後の活動に活かせる貴重な意見やアドバイスをいただきました。一人ではできないことも、仲間とつながることでより広く、深く活動できると改めて実感しています。・小中学校への生理用品設置富士宮市内の小中学校への生理用品無料配布設置も着実に進んでいます。12月にはモニター校での設置について教育長と具体的に打ち合わせ予定です。まずはモニター校で実施し、必要性や効果を確認したうえで、徐々に設置校を増やしていきます。・高校と大学への設置さらに大きな動きとして、高校と大学への設置も検討中です。12月中にそれぞれ1校ずつ打ち合わせ予定で、実際に設置が進む見込みです。小中高校大学と1校ずつ設置することで、そこからさらに学校を増やしていくことができるため、大きな期待を持っています。・生理の授業加えて、生理にフォーカスした授業も実施予定です。内容は現在調整中ですが、1月には市内の中学校で授業を行える見込みです。子どもたちに直接知識や情報を届けられる機会になることを楽しみにしています。・SNSでの情報発信について活動の進捗をSNSで十分に共有できておらず、支援者の皆さまにお伝えできないことをお詫び申し上げます。今後はもう少し頻繁に更新し、活動の状況をお届けできるよう努めます。・今後について12月は本業の繁忙期とも重なりますが、生理に関する活動も大きく動く予定です。皆さまに良い報告ができるよう全力で取り組んでまいりますので、引き続き温かく見守っていただけますと幸いです。 もっと見る
  • 【クラウドファンディング終了から1か月のご報告】クラウドファンディングが終了してから、あっという間に1か月が経ちました。改めて、応援やご支援をくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。クラファン期間中は本業である清掃業を少し縮小して活動していたため、その分今月は本業が忙しくなり、なかなか思うように動けず報告が遅くなってしまいました。応援してくださった皆さまに、早く良い報告をお届けしたかったのですが、この1か月は「準備と土台づくり」に集中しておりました。そんな中でも、大きな一歩を踏み出すことができました。クラファン期間中に富士宮市の市議の方とお会いする機会があり、その方が市議会の一般質問にて「小中学校のトイレへの生理用品設置」について教育委員会に提案してくださったのです。「まずはモニター校だけでも」という私の想いに共感していただき、教育委員会からも承諾を得ることができました。まだ具体的な設置校やスケジュールについてはこれからの協議になりますが、「市としてこの課題に向き合ってくださっている」ということ自体が、大きな前進だと感じています。行政と連携しながら、少しでも早く子どもたちの安心につながるよう進めてまいります。また、この1か月はクラファンを通して繋がることができた方々とミーティングを行い、活動の幅を広げる準備も進めています。同じように生理用品の配布活動をしている方、性教育を行っている方、布ナプキンを制作されている方など、全国で生理に関わる取り組みをしている皆さんとのご縁が増え、刺激をいただく日々です。さらに、性教育の講座に参加したり、社会貢献に関するコミュニティで意見交換をしたりと、今後の活動に必要な学びの時間も大切にしています。来月にはクラファンで知り合った方々と5件ほどお話する予定があり、学校での「生理の授業」実施に向けた打ち合わせも控えています。一歩ずつではありますが、確実に前へと進んでいます。焦らず、でも立ち止まらず、「生理に優しい社会をつくる」という目標に向けて、これからも実践を重ねていきます。来月はさらに良いご報告ができるよう努めてまいりますので、今後ともあたたかく見守っていただけると嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。――――――――一般社団法人ヘルプフル代表理事 深澤健人Mail:helpful0411@gmail.comInstagram:@kento_seiri.osoujiX(旧Twitter):@helpful_kento もっと見る
  • 結果報告この度のクラウドファンディングは無事に終了し、 目標を達成、合計510,000円、110名もの方からご支援 をいただくことができました。ご支援・応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。クラファン活動を振り返って今回のクラウドファンディングは、私自身にとって大きな挑戦でした。人脈がある方ではなかったため、最初はとても苦労しました。緊張しやすく口下手な自分にとって、営業やアピールは得意ではありません。「迷惑かもしれない」「嫌われたらどうしよう」という気持ちもありました。それでも、たくさんの方にLINEやDMを送ったり、交流会参加、人生初のラジオ出演も果たしました。本当にやりたいことなら、苦手なことや大変なこともできる。という言葉を信じて挑戦したこの1ヶ月。もちろん大変なことの方が多かったですが、「素敵な活動、男性が声を上げてくれるのが嬉しい」「最後まであきらめちゃだめだよ」など本当に多くの方の共感や応援の声に支えられ、ここまでやり遂げることができました。クラファンを通じて、・活動の必要性や重要性を改めて実感した・アピールする方法を学べた・挑戦する勇気と気持ちが強くなった・多くの人とつながることができたと、自分自身も大きく成長できた。そんな1ヶ月になりました。活動の今後改めて、私の活動の目標は 「生理に優しい社会を作ること」 です。それを実現するための目的として、全国の小中学校のトイレに生理用品を無料で配布することを目指しています。今回のクラウドファンディングでは、まず私の住む 富士宮市で活動を始めるための資金集め と、 活動をより多くの方に知ってもらうこと でした。今回ご支援して頂いた資金を活用し、まずは モニター校に生理用品を設置 し、子どもたちの反応や必要性を見ながら、より多くの学校へ広げていきます。なお今月は市議会議員の方と一緒に行政へのアプローチを進める予定となっておりますし、これからも「知ってもらう活動」は続けていきます。皆さまからのご支援と応援が、生理初心者の子どもたちの安心できる環境づくりにつながります。改めて、心から感謝申し上げます。支援してくださった110名の方々、拡散やメッセージで応援してくださった方々、本当に本当にありがとうございました。これからもヘルプフルの活動を見守っていただけると幸いです。 もっと見る

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