
〜ハイアルを呑みやすくするには?〜
皆さま、いつもご覧いただきありがとうございます!本日も【葛飾吞んべクラフトビール】の商品開発の続きをお届けいたします!
★2話目のテーマ・ハイアルを呑みやすくするには?・呑み手が度数を調整しながら楽しめる「ホッピー的しかけ」
◆ ホッピー的な発想からスタート
前回お伝えした、「ホッピーのように自分で度数を変えられたら面白いよね」というアイデア。この発想をもとに検討を進めていくと、方向性は大きく2つに分かれました。
① ベースのビールにアルコールを足して【度数を上げる】
② ベースのビールに割材を足して【度数を下げる】
①はまさに“ホッピー的”な方向性。特に下町・葛飾では定番の飲み方でもあり、のんべえ文化にもぴったり。歴史的にも「ドッグスノーズ」など、ビールにスピリッツを加えたカクテルは存在します。ということで、まずはこの①の方向から試してみることに!
◆ アルコールを足して度数を上げる実験
仲間のブリュワリーさんはビールだけでなくスピリッツも製造できるため、「ただ焼酎を足すだけではつまらないよね」ということで、さまざまなフレーバーのスピリッツを持ち寄りました。
スピリッツの種類は…ジュニパー、ブラックペッパー、コーラなどなど。
ビールの液種は…セッションIPA、IPA、ゴールデンエール、ペールエールなどなど。
これらを順列組み合わせで試飲していくという、まさに“過酷な呑みの実験”です(笑)
私自身、これまでクラフトビールに何かを足して飲むことはほとんどなかったのですが、こうして試すと、ビールの個性が際立ち、奥行きが出ることを実感。自称のんべえメンバーも夢中になって、「ベストの組み合わせ」を探しながらアルコールの迷宮へ……
具体的な組み合わせの内容は別の機会にあげるとして、メンバーの最終的な感想としては、「これは呑み方としても面白い!」という結論に。
ベースのビールそのままでも美味しいし、専用のスピリッツを加えれば、度数も上がり“味変”もできる。【体験としての楽しさ】を感じました。
◆ 割って度数を下げる方向性
次に試したのは②の方向。こちらはシャンディガフやパナシェのような【ビアカクテル】の発想です。
正直、私を含め自称のんべえチームは、「ジュースで割って度数を下げるビールなんて飲んだことない(笑)」という状態。
でもせっかくなので、店にある材料を使っていろいろ割ってみることに。
結果…これが意外と面白い!ビールというよりは“新しいアルコール飲料”という印象で、特に若い世代には新鮮な体験になるかもしれないと感じました。
イタリアでは、ワイン離れを食い止めるためにワインをコーラで割った【カリモーチョ】というカクテルが流行した例もあります。それに近い発想で、「クラフトビール」も新しい切り口で楽しめる可能性を感じました。
ベースのビールをそのまま飲んでも美味しい。割れば度数が下がり、良い意味で“ビールっぽさ”が薄れ、呑みやすくなる。これも体験としてワクワクしますね!
◆ 氷を入れて呑むスタイル
もうひとつの方向性は、「氷を入れたグラスで飲む」スタイル。実際、氷を入れて飲むビールは、国内外でいくつかの事例があります。
氷を入れるだけで、味わいを大きく変えずに度数を下げられ、さらに温度も下がることでよりドリンカブル(飲みやすく)に。
どんどんビールの“王道”から外れている気もしますが(笑)、これはこれで面白い発見でした。
◆ 浮かび上がったキーワードは「体験」
ホッピー的な発想から始まり、さまざまな試行錯誤を重ねる中で浮かび上がったキーワードは【体験】。
「ただ呑む」だけでなく、【呑み方そのものを楽しめるビール】を作りたい。
ビール好きだけでなく、普段あまりお酒を飲まない人にも「吞んべクラフト」を楽しんでもらえるように。
次回は、この試飲結果を踏まえ、方向性を絞り込んでいきます!引き続き応援よろしくお願いいたします!





