【重要なお知らせ】リターン「かつしかプレミアム付呑んべチケット」受け取り方法を「郵送」に変更させていただきます

リターン「かつしかプレミアム付呑んべチケット」について、

当初は、『トリサカバ ハイカラ』店頭にてお受け取りいただくことを予定しておりましたが、より多くの皆さまに快適にご参加いただくため、郵送での事前お届けへ変更させていただきます。

・イベント初日の混雑緩和

・遠方にお住まいの方の参加しやすさ

・受け取れなかった場合のトラブル防止 など

を目的とした改善です。

すでに支援いただいた皆さまも含め、すべてのチケットはご自宅へ郵送いたします。

詳細は本文「■かつしかプレミアム付呑んべチケットの使い方」をご確認ください。

※2025年12月4日追記

【御礼】ファーストゴールを2週間で達成！

みなさまのご支援により、ファーストゴールの80万円を達成いたしました。本当にありがとうございます。

支援者さま、参加店舗さま共に増えており、大きなプロジェクトになってきております。

そこで、更なる挑戦として、

ネクストゴールを200万円に設定いたします！

資金使途は、増加した参加店舗様で取り扱う葛飾呑んべクラフトビールの製造、販促物制作等に充てさせていただき、より多くの店舗で葛飾呑んべクラフトビールを楽しんでいただけるようにしていきます。

改めて皆様のご支援を賜りますようお願いいたします！

※2025年11月18日追記

ごあいさつ

■「トリサカバ ハイカラ」店主　大野太陽

葛飾で「トリサカバ ハイカラ」を経営している大野です。私は葛飾で生まれ育ち、都内各地でカフェやイタリアンなどさまざまな飲食店を立ち上げてきました。そして10年前、故郷である新小岩で居酒屋を始めました。

私がこの街に帰って来たのは、離れてみて「なんて良い街だったんだ」と改めて気づいたからです。子供のころ、母が仕事で忙しいときには母の馴染みの居酒屋に行き、ご飯を食べさせてもらいました。また、当時は一階を工場、二階を居住空間にしている家庭も多く、友達の家で靴や鞄のパーツを作るのを手伝う代わりに、夕食をごちそうしてもらうことも多かったです。

ふところが広く人情があふれるこの街で、自分の店をやりたい。そんな気持ちを持ったとき、かつて少年だった私にご飯を食べさせてくれていた居酒屋の跡地に出店できることになりました。その日から10年、ずっと葛飾の街にお世話になっていた私が、やっと恩返しをする機会を作ることができました。葛飾のんべぇクラフトプロジェクトを通じて、この街を飲食店からもっともっと元気にしていきます。

人と人との距離が近いまち、葛飾

■かつて、葛飾はあたたかなまちだった

幼いころの私が見た葛飾は、人情にあふれるまちでした。「ごあいさつ」にも書きましたが、お腹を空かせた私に手を差し伸べてくれる大人は、一人や二人ではありません。人と人の距離が近く、繁華街にちょっと怖い人がいると思ったら友達のお兄さんで、成り行きで恋愛相談をされたなんていう思い出もあります。

そして、呑んべぇのたくさんいるまちでした。多くの労働者が集まったこの街では、昼間は汗を流して働き、夜になったら酒を飲む人が大勢いました。翌日の仕事にそなえ、ダラダラ飲まずにパッと数杯あおって、気持ちよく酔っ払ったら帰って寝る。そんなのんべぇの矜持を、たくさんの人が持っていました。

また、職人が多いまちでした。小さな工場があちこちにあり、職人が想いを込めて質の高いものを作り続けていました。工場で大量生産される商品とは異なり、クラフトマンシップに基づいたものが生まれていたのです。そして、ものづくりに従事することで家族を食べさせられる時代でした。

■現在の葛飾にも人情はある、けれど……

私の愛する故郷、葛飾。このまちに昔から変わらず残っているもの、それが人情です。お店にいると、よくお客さんから「あそこの店は頑張ってるから、行ってあげて」とご紹介いただきます。また、葛飾の飲食店では、お店のスタッフと常連さんでBBQなどのイベントを開くことも多いです。私が幼いころにご飯を食べさせてもらっていた、あの距離の近さと温かさは、今もこの街に色濃く残っています。

一方で、葛飾はこの数十年で大きく変わりました。人とのつながりを大切にする方がいる一方、コスパやタイパを重視する方も増えています。個人店でくせの強い店主や楽しい常連と酒を飲み交わすより、均一な味の料理がスピーディーに出てくるチェーン店を好む層が少なくないのです。

呑んべぇもまだいますが、その数は減っています。時代とともにアルコール離れが進み、ノンアルを飲む人や、お酒を控える人が増えました。また、コロナ禍の影響も受けています。あの時期に外食する機会はガクッと減りましたが、これはいまだに戻っていません。

職人の数も、相当減ってしまいました。これは葛飾だけに限りませんが、現代はものづくりよりもITなどに人が集まります。また、大量生産・大量消費が是とされ、「時間はかかっても、いいものを作る」という思想を持つ人が減っています。クリエイティブな職業が花形となり、「大きな枠組みの歯車として、自分のできることに取り組む」という職人へのリスペクトも失われてきています。

このまちを元気にする「葛飾呑んべクラフトプロジェクト」

■このプロジェクトで葛飾を元気にしたい

葛飾生まれ、葛飾育ちの私は、まちの変わりようが寂しくて、悲しくて。とくに自分が新小岩で店を始めてからは、「あのころの葛飾を取り戻したい」「当時、このまちから受けた恩を返したい」という思いがふつふつと湧き上がりました。

そこで立ち上げたのが、葛飾呑んべクラフトプロジェクトです。私は、あのころの葛飾をもう一度この街に取り戻したいと思っています。とはいえ、やみくもに昔を回顧するのではなく、現代にあった形にする必要があります。

かつてはさっと飲んでさっと帰るのが呑んべぇの矜持でしたが、現代の葛飾の呑んべぇははしご酒が当たり前です。だからこそ、いくつかのお店を回っていろいろな人とコミュニケーションを取る、新しい形の呑んべぇ文化を定着させていきます。

私がこのプロジェクトを通じて成し遂げたいことは、主に3つです。

1つ目は、現代にあった呑んべぇを増やして、はしご酒の文化で飲食店を盛り上げること。呑んべぇ文化のある葛飾だからこそ、お酒を通じてこのまちをよくしたいという思いがあります。

2つ目は、ものづくりに真摯に取り組む職人がリスペクトされる文化を作ること。あのころ私を助けてくれたような職人の方が、しっかり評価されるまちであってほしいと思います。

3つ目は、ひととお金がめぐるまちにすること。葛飾がひともお金も集まる場所になれば、このまちが持つ力はどんどん大きくなるはずです。「このまちは居心地がいいね」「ここに住みたいな」と思えるような場所にしていけたらと思っています。

こんな志を飲食店仲間に話したところ、「うちもぜひ協力したい」「自分も街のために何かしたいとずっと思っていた」と賛同してくれる方がたくさんいました。みんな、葛飾のまちと文化が好きで、この地でお店を営んでいたんです。やはり、人情のまちですね。こうして仲間を集め、「葛飾呑んべクラフトプロジェクト」をスタートさせました。

プロジェクトで実施する具体的な企画

葛飾呑んべクラフトプロジェクトは、数年かけて取り組みます。いろいろな仕掛けを作り、葛飾をまるでずっとお祭りをしているかのような、元気な状態にしていく所存です。

いくつかのプロジェクトの中で、すでに動いているものは2つあります。

1．クラフトビール作り

呑んべぇの共通言語はお酒ですから、お酒がないことには、このプロジェクトは始まりません。ということで、「葛飾呑んべクラフト」を開発しています。

また、クラフトビールという言葉は、クラフトマンシップから来ています。そのため、クラフトビールを作り大切に消費することは、「ものづくりに真摯に取り組む職人がリスペクトされる文化を作る」という思いにぴったりです。

詳細は、下記の「なぜクラフトビールを作るのか？」をご覧ください。

2．新小岩の飲食店をめぐるイベントの開催

現代の葛飾にあう呑んべぇ文化は、何軒かのお店を回るスタイル。そこで、すでに葛飾をよく知っている方も、初めて来る方も、楽しく飲食店をまわれる仕掛けとして、新小岩の飲食店をめぐるイベント「葛飾呑んべはしご横丁2026 in新小岩」を企画しました。これは、「現代にあった呑んべぇを増やして、はしご酒の文化で飲食店を盛り上げる」という目標の実現に役立つはず。

詳細は、「葛飾の飲食店をめぐるイベント「葛飾呑んべはしご横丁2026 in新小岩」とは？」をご覧ください。

プロジェクトの計画は、これだけではありません。これから動き出すものが、4つあります。

1．アイテム作り

ステッカーやTシャツなど、プロジェクトに参加した方が気軽に購入、利用できるアイテムを作っています。葛飾を応援したい！という方が気軽に買えるよう、さまざまなものを制作中です。

2．地域とのコラボレーション

葛飾には有名映画やキャラクターなど、魅力的なコンテンツがたくさんあります。これらと一緒に何かをすることで、より多くの方に葛飾を知ってもらうきっかけを作ります。

3．醸造所の設立

呑んべぇを中心とするプロジェクトですから、やはりお酒はキーとなるもの。そのお酒をまちで作ることができたら……最高ですよね。また、雇用が生まれるので「ひととお金がめぐるまちにする」という姿にも近づくはずです。

4．新小岩以外への展開

今は新小岩を中心に動いていますが、このプロジェクトは少しずつ葛飾全域に広げていきます。点と点をつなぎ、少しずつ大きな円にして、最後は葛飾全体を元気にしていきたいです。

葛飾の飲食店をめぐるイベント「葛飾呑んべはしご横丁2026 in新小岩」とは？

すでに動いている企画に、新小岩の飲食店をめぐるイベント「葛飾呑んべはしご横丁2026 in新小岩」があります。これは、イベントのチケット「かつしかプレミアム付呑んべチケット」を購入した方に、対象店舗にて葛飾呑んべクラフトと店自慢のおつまみのセットをお得にご提供するという企画です。

イベント期間中、葛飾呑んべクラフトは3種類が順次リリースされます。それぞれ異なる味わいなので、ぜひ何度も葛飾に来てくれたら嬉しいです。葛飾にあるお店に訪れ、葛飾のために作られたビールを飲み、葛飾の人情を堪能する。そんな最高な経験を通じて、このまちで暮らす人同士のつながりを作りたいと思っています。

葛飾呑んべクラフトを通じて、葛飾に縁のなかった方やチェーン店ばかり行っていた方が、素敵な飲食店とつながる。そこで、人と人のつながりが生まれる。そんな未来を信じて、このクラフトビールを開発しました。

現代の呑んべぇらしく、ぜひ二軒、三軒、そして朝まで……どっぷりと楽しんでもらえたら嬉しいです。もちろん、「まずは一軒行ってみよう」というライトな方も大歓迎。職人へのリスペクトにあふれたビールと、チェーン店では成立しない尖ったこだわりを持つおいしい料理が、あなたをお待ちしています。ぜひ、イベントを通じて葛飾を元気にするこのプロジェクトに力を貸してください！

■スケジュール

イベント開催期間：2025/12/19(金)～2026/6/30(火)

チケット販売期間（クラウドファンディング実施期間）：2025/10/31(金)～2026/1/17(土)

※チケットは、本クラウドファンディングの支援を通じて購入できます。詳細はリターンの内容をご覧ください

※2026年1月18日以降のチケット販売については、詳細が決まり次第ご案内いたします

■開催場所

新小岩エリア

■対象店舗

・彩波

・一六八

・炎丸酒場　新小岩北口店

・カラオケスナック　マリオン

・蕎麦バル　にりんしゃ

・ちょいおでん　新小岩店

・トリサカバ ハイカラ

・ビールバー　クラウド

・BU-TON

・和食居酒屋　飯Chan

・和Pizzeria〜つむぎ〜 他

※一部抜粋・50音順にて掲載

お店はどんどん増えています。最新情報は、「活動報告」にてアップしますので、ぜひこまめにチェックしてください！

リターンの内容

今回のクラウドファンディングでは、おもに3つのリターンがあります。

かつしかプレミアム付呑んべチケット

葛飾のまちを元気にしたいというプロジェクトの思いに賛同いただいた方に、ぜひ足を運んでいただくべくご用意しました。

このチケットは、前述した「新小岩の飲食店をめぐるイベント」で利用できるチケットになります。このチケットを購入された方に、対象店舗にて対象店舗にて葛飾呑んべクラフトと店自慢のおつまみのセットをお得にご提供します。

葛飾呑んべクラフト配送

葛飾のまちを元気にしたいという思いはあるものの、今は遠方に住んでいる……。そんな方のために、葛飾呑んべクラフトを配送するプランを作りました。まずはご自宅で楽しんでいただき、次にお近くまで来られた際はぜひお店まで足を運んでください。

※葛飾呑んべクラフト配送のリターンは、現在、提供環境の準備を進めております。準備が整い次第、リターンを公開いたしますのでお楽しみに！

ただただ応援プラン

葛飾のまちを元気にしたい、そんな気持ちを持っている！という方に、ただただ応援いただくプランをご用意しました。公式サイトのプロジェクト参加者リストにお名前が載るものもあるので、ぜひご参加ください。

■かつしかプレミアム付呑んべチケットの使い方

ステップ1：本クラウドファンディングページの支援を通じてチケットを購入する

ステップ2：イベント開催期間中に『トリサカバ ハイカラ』にて、チケットを受け取る  

※イベント初日の混雑緩和および、遠方の支援者様にも安心してご参加いただくため、チケットはすべて郵送でお届けいたします。店舗でのお受け取りは不要です。（2025年12月5日追記変更）

ステップ2：ご自宅へチケットが郵送される

ステップ3：対象店舗のいずれかに行き、葛飾呑んべクラフトと店自慢のおつまみのセットを楽しむ

■注目ポイント

・かつしかプレミアム付呑んべチケットをご利用の方に、お店ごとにさまざまな料理が提供されますが、どれも通常の価格よりお得です。

・金額の高い支援（チケット）の方が割引率が高いため、何人かで参加予定の方や対象店舗の常連さん同士は、ぜひ複数人での共同購入もご検討ください。

・かつしかプレミアム付呑んべチケットは、現地でも購入可能です。ただし、1枚1,200円での販売となり、本クラウドファンディングでの購入の方が割引率が高くなります。

なぜクラフトビールを作るのか？

最後に、葛飾呑んべクラフトプロジェクトでなぜビールを開発するのか、その思いをご紹介します。その理由は、3つあります。

1．葛飾を元気にする手段として「お酒」を選びたかった

まちを元気にする方法は、音楽や芸術、自然などを活かしたいくつもの方法があります。でも、私はやはり、「呑んべぇ文化のあるまちだからこそ、お酒を通じてこのまちをよくしたい」という思いが強くありました。だからこそ、「このまちのお酒はこれだ！」と言えるアイコンのようなお酒を呑んべぇに楽しんでもらうために、クラフトビールを作りました。

2．ビールは多くの人に愛されているから

日本酒や焼酎、ワインなど、お酒にはいくつもの種類があります。そんな中でも、「とりあえずビール」という言葉がある通り、ビールは広く飲まれているもの。日本、いや、世界のあちこちからたくさんの人に葛飾を訪れてもらうため、お酒の中でも広く愛されているビールを選びました。

3．ビールはアレンジができるから

ビールはラガーとエールに大別されますが、フルーツビールやチョコレートビール、抹茶ビールなど、細かいアレンジ方法はほぼ無限大です。自由度が高いお酒だからこそ、葛飾らしさを表現しやすいのではないか。このまちに根ざしたものが作れるのではないか。そんなことを考え、クラフトビール作りを始めました。

ところで、どんなビールを作っているのか？そんな疑問にお答えします。かつてののんべぇは居酒屋にダラダラ滞在せず、強い酒を数杯あおりさっと帰るというスタイルでした。そんな文化を受け継ぎため、ローアルコールが流行るこの時代に、あえてハイアルコールのビールを開発。

全部で白、黒、赤の3種類を作り、飲食店をめぐるイベント期間中、順番にご提供します。

白は、現在よく飲まれているビールに近い味わい。普段それほどビールを飲まない方や、すっきりした味わいが好きな方にぴったりです。

黒の特徴は、コクがあること。のんべぇの街では焼き鳥やモツ焼きなどが人気ですが、こうした炭火の香ばしさを思わせる味わいにしました。クリアさよりも、飲みごたえがある方が好みという方におすすめです。

赤は、黒と白の中間となる存在。バランスがよく、普通のビールよりはしっかりとアルコールを感じられます。

葛飾を元気にするため、あなたの力を貸してください

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。葛飾で生まれ育った人間のこのまちへの愛が、少しでも伝わっていれば嬉しいです。私は本当に、このまちへの愛情と感謝の気持ちでいっぱいです。だから、何かしたい。でも、一人じゃできることは少ない。

そこで、飲食店仲間に話をしました。みんな、我も我もと協力を申し出てくれました。お店のお客さんを通じて、自治体や商店会の方にもお話ができました。とても前向きに、応援してくれました。

少しずつ、でも確実に、仲間が増えています。今度はぜひ、あなたの力も借りたいです。せっかく素敵なお料理を用意しても、おいしいビールが作れても、それを「最高！」と楽しんでくれる人がいなければ、葛飾のまちを盛り上げることはできません。

私たちは、全力でみなさんに楽しんでもらえる準備をします。だから、一度でいいので葛飾に足を運んでくれませんか？このまちの温かさを知ればきっと、二度、三度と訪れたくなるはずです。

今回のリターンでは、新小岩の飲食店でクラフトビールを楽しむ企画へのチケットを用意しました。でも、これは大きなプロジェクトのほんの一部です。これから、新小岩以外のエリアに広げ、さまざまな仕掛けを準備します。ぜひ、葛飾呑んべクラフトプロジェクトに賛同する一員として、葛飾の街を楽しんでください。

※注意事項

・かつしかプレミアム付呑んべチケットは利用可能期間内のみ有効です（2025/12/19(金)～2026/6/30(火)）

・対象店舗は、本ページや公式サイト、Googleマイマップにて最新情報をご確認ください

・葛飾プレミアム付呑んべチケットは、現金との引き換えや払い戻しができません

・ご利用は20歳以上の方に限ります、飲み過ぎにご注意ください

・本プロジェクトにおけるイベントスケジュールやリターン内容は、やむを得ない事情により変更となる場合があります。変更内容は、随時ご案内いたします