9月4日、現地調査のコーディネートを依頼している台湾在住のジャーナリストの方と事前打ち合わせを行いました。面談者や調査スケジュールの調整を進め、現職・元職の立法委員、政府関係者、研究者やジャーナリストの方々へのインタビューを中心に行うことを確認しました。また、30年以上にわたる台湾での生活や取材経験に基づいて、両岸関係の変遷や与野党の思惑、台湾の人々の帰属意識や世論の在り方を中心にお話しいただき、対中脅威論に基づく偏った捉え方のみでは台湾の実相を理解しえないといったご指摘もいただきました。同日は、台湾調査を実施するアジア・太平洋プロジェクト(AP)チームが継続して行っている事前調査の報告会を行いました。APチームでは、歴代総統の安全保障政策、第一~第三次の海峡危機や両岸の衝突の可能性、日本統治時代・戒厳令下・民主化や現代の社会状況、IT産業の実情や経済安全保障、米国や日本・沖縄との関係などについて調査を進めており、現地調査を踏まえて報告書にまとめることを予定しています。 台湾訪問まで残り10日に迫りました。現地調査を充実させられるよう、文献や資料を通じた事前調査をさらに進めていければと思います。引き続きよろしくお願いいたします!







