【大学生の挑戦】痴漢被害の見えにくさを乗り越える卒業制作プロジェクト

私は「痴漢被害の見えにくさ」に向き合い、“声を出せない”・“動けない”状況に置かれた人が、静かに助けを求められる仕組みをつくるため、卒業制作プロジェクトを進めています。「声が出せなかった…」と、自分を責めてしまう人をなくしたい。そんな想いから、防犯グッズやアプリの“その先”を目指しています。

現在の支援総額

240,500

48%

目標金額は500,000円

支援者数

29

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/20に募集を開始し、 29人の支援により 240,500円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

【大学生の挑戦】痴漢被害の見えにくさを乗り越える卒業制作プロジェクト

現在の支援総額

240,500

48%達成

終了

目標金額500,000

支援者数29

このプロジェクトは、2025/09/20に募集を開始し、 29人の支援により 240,500円の資金を集め、 2025/10/31に募集を終了しました

私は「痴漢被害の見えにくさ」に向き合い、“声を出せない”・“動けない”状況に置かれた人が、静かに助けを求められる仕組みをつくるため、卒業制作プロジェクトを進めています。「声が出せなかった…」と、自分を責めてしまう人をなくしたい。そんな想いから、防犯グッズやアプリの“その先”を目指しています。

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痴漢や迷惑行為の被害に遭っても、「怖くて声が出せなかった」「動けなかった」という体験をする人がたくさんいます。その結果、「何もできなかった自分が悪い」と、罪悪感を抱えてしまう人も少なくありません。

痴漢被害の現状(企画書)

被害者に寄り添えていないのは、“助けを求められない社会の仕組み”ではないでしょうか?声を出すこと・ブザーを鳴らすことを前提とした従来の防犯ツールだけでは、本当に困っている人を助けきれていない現実があります。

意思表示ができ、助け合える仕組みと文化を再設計すること。それを支える意識と環境づくりの両立が必要だと私は考えました。


はじめまして!
東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科 4年
渡邉夕音と申します!

大学では、マーケティングや商品開発、戦略PRなどの「企画力」を学んできました。

そして現在、卒業制作のプロジェクトに 「声を上げられない痴漢被害者を支える社会の仕組みづくり」 をテーマとして掲げ、安心して移動できる公共空間の実現を目指して取り組んでいます。

「声を出せない状況でも助けを呼べる」仕組みとして、Bluetoothタグと電波遮断カバーを活用した、静かな通報ツールを開発し、同時にワークショップやSNS発信を通じて「小さなサインを受け止め合う文化」の普及を進めています。

【学生時代の取り組み】
・ワカスタビジコン2022 ファイナリスト進出
・地域貢献型プロジェクト「ハナサクヤマガタ」企画運営
・音楽/トークのイベント「SHARE Lv’s YAMAGATA 2024」企画運営
・ミニタイフェス2024 in YAMAGATA 企画運営 
など

【東北芸術工科大学 企画構想学科 HP】
https://www.tuad.ac.jp/academics/projectdesign/

声を出せない、動けない──

そんな瞬間にも「助けて」を伝える方法を。

本企画では、Bluetoothタグと電波遮断カバーを活用し、片手で“そっと”操作するだけで、周囲の人のスマホに通知が届く“静かな防犯ツール”「そっとくん」を制作します。

違和感を意思表示できる仕組みを通して、助けを求めやすく、

自分や被害者を責めない社会の第一歩を提案します。

「静かに、でも確かに助けを求める」そんな“新しい防犯のかたち”を、社会に広げたい。

ご協力企業【NEARIZE株式会社】

ターゲット(企画書)

私の提案は、Bluetoothタグ(MAMORIO)+電波遮断カバーを使い、“そっと”操作するだけで周囲のスマホに助けを求めるサインを送るツール&仕組みです。

  • 1普段はタグをカバーに入れて持ち歩き、
  • 2違和感を感じたとき、タグをカバーから出すだけ
  • 3周囲にいる協力者のスマホアプリへ静かに通知
  • 4「誰かが助けを求めている」ことがその場で可視化される

音を出さない。“そっと”押すだけの新しい仕組みです。

☑︎声を出せない人も「自分の意思」を示せる

☑︎周囲も「助けを必要とする人がいる」と気づける

☑︎“行動マニュアル”表示で、第三者も「どう助けるか」迷わない

☑︎痴漢などの加害行為自体を“見られている・記録される”ことで抑止

「泣き寝入り」や「自己否定」を、少しでも減らす社会のスタート地点にしたいです。

※アプリは実証可能な擬似体験アプリです。あくまでワークショップ用の簡易アプリを想定しており、一般公開は現在は予定しておりません。

  • ◾️支援金の使い道

    • ・アプリ開発費用(NEARIZE様と連携し、実証可能な疑似体験アプリを開発するため)

    • ・試作品制作費用(電波遮断カバーやモックアップの設計・製造)

    • ・検証費用(公共交通機関や学校でのワークショップやアンケート実施)

    • ・広報活動費用(啓発用ポスター、SNS発信)

    •  ・リターン制作・送付費

       ・クラウドファンディング手数料(CAMPFIRE手数料)


◾️スケジュール

  9月 ツール設計

10月 クラウドファンディング終了

11月   ツールのテスト検証

12月 簡易的な疑似体験用アプリとMAMORIOを使用したワークショップの実施  

リターン発送2026年2月 卒業制作展 展示


本プロジェクトで登場する「そっとくん」とは、MAMORIO(Bluetoothタグ)と電波遮断カバーを組み合わせた“静かな通報ツール”の愛称です。  

普段はカバーに入れて持ち歩き、違和感を感じたときに取り出すだけで、周囲の協力者のスマホに通知が届く仕組みを考えております。

なお、今回ご支援いただいた方へのリターンに含まれるのは「MAMORIO本体」と「電波遮断カバー」であり、アプリはリターンには含まれません。

ご注意:アプリはワークショップ用の疑似体験版であり、現時点では一般公開を予定しておらず、リターンとして配布するものではありません。

◾️リターン例

  • ・お礼のメッセージ・活動報告

  • ・MAMORIOの提供
  • このプロジェクトを進めるにあたり、MAMORIOの機能を技術のベースとして進めております。
    そのため、NEARIZE様のご協力のもと今回リターン品として提供させていただきます。

  • ・「そっとくん(MAMORIO+電波遮断カバー)」の提供
  • ※電波遮断カバーは現在試作・検証中であり、イメージ商品となっております。
  •  正式な仕様は検証結果を踏まえて確定し、必要に応じて改めてご案内いたします。
  •  「そっとくん」として利用することはできませんのでご了承ください。
     お薬ケースや小物ケースとしても使用できるデザインを検討しております。


  • ・企画リーフレット
  •              など

「MAMORIO」が含まれるリターンでMAMORIOを使用する際は、通常のMAMORIOアプリをダウンロードしご使用ください。(以下からダウンロードができます)
アプリダウンロードはこちらから

※MAMORIOは電波法に基づく「技術基準適合証明」を取得しております。



みなさまからのご支援は、金額の大小にかかわらず、本当に大きな力になります。

【そっと応援プラン】の500円からでも、【応援フルセットプラン】の5万円まで、どのプランを選んでいただいても大変ありがたいです。

どうぞご支援のほどよろしくお願いいたします。



【注意事項】

・ 試作品のため、仕様・デザイン・素材・寸法・同梱物は予告なく変更となる場合があります。

・リターンの発送・受け渡し時期は、検証・生産状況に応じて確定次第ご案内します。

・不良品の交換対応等の条件は、プロジェクトページの「リスク&チャレンジ」欄のポリシーに準拠します。

・「MAMORIO」は各権利者の商標・サービスです。本プロジェクトはNEARIZE様の協力のもとで実施していますが、製品サポートの一部は各公式窓口をご案内する場合があります。

お問い合わせはプロジェクトメッセージ、または活動報告内の連絡先までお願いいたします。


最後まで見ていただきありがとうございます!

“自分のため”だけでなく、“誰かのため”に静かに手を差し伸べられる社会へ。

このプロジェクトに少しでも共感いただけるだけでも、大変励みになります。

このチャレンジを一緒に広げてくださる仲間を探しています。「見えにくい被害」を“なかったこと”にしない社会づくりへ、どうかご支援をよろしくお願いします!


東北芸術工科大学 デザイン工学部 企画構想学科
4年 
渡邉夕音


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • みなさん、温かいご支援と応援を本当にありがとうございます。ご報告が遅くなってしまいましたが、「痴漢被害の見えにくさを乗り越える企画プロジェクト」は、無事にクラウドファンディングの募集期間を終えることができました。おかげさまで、29名の支援者様から合計240,500円のご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。クラウドファンディングを通じて、たくさんの方にこのプロジェクトの想いや、「そっとくん」の存在を知っていただくことができました。ひとつひとつの応援コメントやメッセージが、活動を続ける大きな力になりました。この挑戦は、誰かを“守る”ことだけでなく、「やさしさを行動に変える文化を育てる」という想いから始まりました。少しずつですが、その輪が広がっていることを実感しています。今後は、「そっとくん」アプリの試作・検証に取りかかります。電波遮断カバーの改良や通知システムの調整を行い、実際に“声を出さずに助けを伝える”仕組みづくりを進めていきます。また、12月には仙台市内の高等学校にて、高校生と一緒に「安心を支える行動」について考えるワークショップを実施予定です。現場の声を集めながら、より現実的でやさしい仕組みを形にしていきます。あらためて、応援してくださったすべての皆さまに心より感謝申し上げます。お礼のご報告が遅くなり申し訳ありません。クラウドファンディングは終了しましたが、この活動はこれからが本当のスタートです!引き続き、SNSでの応援や見守りの言葉をいただけたら嬉しいです。一人でも多くの人に、やさしさが届きますように。本当にありがとうございました。 もっと見る
  • みなさん、温かいご支援を本当にありがとうございます。おかげさまで、目標金額50万円のうち20万円を達成しました!一つひとつの応援の言葉に励まされながら、声を出せないSOSと、やさしい行動を後押しするこの挑戦が、少しずつ社会の中に広がっていることを感じています。このプロジェクトの象徴であるそっとくんは、防犯キャラクターではなく、「行動にやさしさを宿す」ための存在です。使う人にとっては一歩踏み出すお守り、周囲の人にとってはやさしさを引き出すスイッチのような存在を目指しています。これからは、ワークショップの準備やデバイスの検証、そしてアプリ開発に向けた実証を本格的に進めていきます。現在の進捗として、お伝えできる範囲で報告いたします。ぜひ読んでくださると嬉しいです。○電波遮断カバーについてアルミ缶を使った検証では、微量に電波が反応してしまう現状にありました。対策を練り、MAMORIOを利用し、電波遮断カバーとアプリが正常に「そっとくん」として機能するよう、検証を進めてまいります。完成を楽しみにお待ちいただけると幸いです。○ワークショップについて現在、学校名は伏せさせていただきますが、仙台市の高等学校様にご協力いただいております。12月にワークショップを行う予定で進めております。高校生に向けてワークショップを行う理由として、⾼校⽣は、公共交通機関や通学路などで痴漢や迷惑⾏為のリスクに最も⾝近にさらされながらも、「声を出せない」「怖くて動けない」といった状況に置かれやすい世代です。⼀⽅で、防犯ブザーや声を出すといった“⾏動前提”の対策は、彼ら・彼⼥らのリアルな感覚とはずれてしまうこともあります。そのため、⾼校⽣⾃⾝が「どうすれば助けを求めやすくなるのか」「どんな仕組みがあれば助けにいけるのか」「どんな発信が必要か」を⾃分ごととして考え、新しい防犯の仕組みに触れ、話し合い、体験する場が必要だと考えました。・「⾔えない」ことを責めない視点を持ち、周囲に対する理解や共感⼒を育む・新しい防犯の仕組み(静かな通知ツール)を体験し、意識の変化を可視化する・「助けを求めることは恥ずかしいことではない」ことを対話と共有を通して実感する・同世代の声を通して、より柔軟で使いやすい防犯のあり⽅を考える・今後の社会実装や啓発活動に向けて、現場のリアルな声やアイデアを得る上記の5点を目的とし、有意義なワークショップ企画を構想・実施と進めてまいります。この取り組みを、精一杯続けてまいりますので、今後も応援していただけると幸いです。ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。クラウドファンディングは、残り2日となりました!改めてご支援いただいた方に感謝申し上げます。シェアや応援という形でも支えていただけたら嬉しいです。一人でも多くの人に、やさしさの輪が届きますように。明日までどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • CAMPFIREでの挑戦を始めてから、多くの方に応援をいただき、現在14万円 のご支援が集まりました。本当にありがとうございます。最終目標は 50万円。この挑戦にご協力いただける方をまだまだ探しております。ご家族・ご友人にもこのプロジェクト・取り組みを紹介してくださると嬉しいです。みなさんの力・お気持ちにはとても感謝しております。今後も応援よろしくお願いいたします。期待の沿うことができるよう私も精一杯頑張らせていただきます。— 「この課題に向き合う理由」と「そっとくんの役割」について —正直に言うと、このテーマに取り組むことは、時々怖くなる瞬間があります。「痴漢」という言葉だけで、目を背けたくなる人も多い。私自身も、何度も逃げたくなる気持ちになりました。でも、放置してはいけない問題だと思っています。見えないところで、誰かが今も傷ついている。それを“見えないまま”にしてはいけないから、私はこのプロジェクトに向き合っています。「そっとくん」の役割、込める想いそっとくんは、防犯のためのキャラクターではありません。“行動に優しさを宿す”ための象徴であり、使う人にとっては 一歩踏み出すお守り、周囲の人には やさしさを引き出すスイッチ になる存在です。困っているときに声を出せない人にも、「それでも大丈夫」とそっと寄り添えるように。そしてその周りの人たちが「気づいて動ける」社会になるように。この小さな存在が、“優しさの連鎖”をつくることを願っています。現在の進捗電波遮断ケースの比較テスト:準備中通知画面のUIデザイン:初期設計中NEARIZEさんとの協力体制:継続中高校生ワークショップ(12月実施予定):構成準備中少しずつですが、確実に形になってきています。誰もが避けたくなるテーマだからこそ、その“静かな挑戦”を信じて見守ってくださる皆さんに支えられています。初めてみる皆さん、もしよかったら力を貸してください。あなたのシェアや応援が、次の一歩を後押ししてくれます。このプロジェクトを、やさしさで動く仕組みにしていきたいです。本当に、いつもありがとうございます。渡邉 夕音 もっと見る

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