
ねこカフェいちごに込められた「動物×農業×福祉」のストーリー
支援者の皆様、プロジェクト活動報告をご覧いただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
今回は、私たちが目指す「動物×農業×福祉」という理念と、「ねこカフェいちご」という名前に込めた想いをご紹介します。
1.ねこカフェいちごの原点:「動物×農業×福祉」の場所づくり
ストーリーの始まり
プロジェクト代表の村形が、埼玉県春日部市のねこカフェでボランティアをさせていただいていた時、保護が必要な子猫たちをお迎えしないかというご提案をいただいたことが、この物語の始まりです。

元々、保護猫を家族に迎えたいという強い思いがあったため、最初は3頭の子猫を喜んで受け入れました。しかし、保護が必要な猫が増えるにつれて、自宅での飼育には限界があると感じました。

設備、人手、資金のあらゆる面で「この子たちが亡くなるまで責任をもって育て続ける」ためには、個人の力を超えた持続可能な仕組みが必要だと痛感したのです。

理念の実現:猫カフェと農福連携
この課題を解決し、経済的な循環を作り出すための拠点として、2024年4月に「ねこカフェいちご大宮黒猫店」を開業しました。

猫カフェを運営することで、お客様からのサービス対価(売上)によって設備と人手を整え、安定した経済的な循環を確立しています。
さらに、私たちは猫の保護活動に留まらず、地域貢献と福祉連携も推進しています。
- 福祉連携: 代表が関わる地域の児童福祉施設や障害福祉施設の方々の就労先として、実際に店舗スタッフとして働いたり、就労体験を提供したりしています。また、生産したグッズの販売機会も提供し、猫だけでなくより多くの「人」の居場所となることを目指しています。


- 農福連携: 岩手県八幡平市でいちご栽培・いちご狩りを行っているのも、同様に地域の福祉施設の方々の就労先とし、「農福連携」(農業と福祉の連携)を進めたいという強い思いからです。




「ねこカフェいちご」という名前に込めた願い
「ねこカフェいちご」という名称は、将来的に猫との触れ合いと、いちご栽培やいちご狩りを一緒に楽しめる「動物×農業×福祉」を融合した場所を全国で実現したいという目標から生まれました。
今回のクラウドファンディングの目的の一つは、八幡平市のいちご農園敷地内に保護猫の飼養施設を作ることです。これからも、猫と人、そして地域にとってより良い居場所を創造し続けることが私たちの使命です。

*引退した競走馬を飼養する「ジオファーム」さんに、弊社施設を貸し出しています!
2.本日の猫スタッフ紹介:「イチゴ・パフェ・スター」
トップ画像は、大宮黒猫店のきょうだい猫「イチゴ」「パフェ」「スター」が保護された当初の様子です。
代表の村形が最初に受け入れたこの3きょうだいは、当初2頭の依頼でしたが、受け入れ翌日に保護現場にもう1頭いることが判明し、急遽お迎えしました。
- 最初に保護した黒猫の女の子が「イチゴ」。
- サバトラの男の子が「パフェ」。
- 後から合流したハチワレの男の子は、イチゴパフェに合うようにと「スター」と名付けられました。

特にパフェとスターは、体がしっかりとしており、顔立ちの整ったイケメンの兄貴分たちです。実際、大宮店では堂々としたボスの風格を漂わせています。


一方のイチゴは、兄貴たちより小柄ですが、撫でや遊びの要求が猫一倍強い甘えん坊の女の子です。最近は少しお姉さんになったのか、しっとりと窓の外を眺める姿も見られるようになりました。


大宮黒猫店には、大人からお子様まで、どなたとも上手に遊べる猫スタッフが揃っています。ぜひ一度、大宮黒猫店にお越しいただき、個性豊かな猫スタッフとの楽しいふれあいをお楽しみください!



