
10月2日(木)、奥貴船の川床料理・料理旅館『兵衛』さまと打ち合わせをして参りました。
兵衛さまは、貴船川の最上流・奥貴船にて、夏季に川床を運営されているお料理屋さんで、今回のイベントで軽食を担当いただく協賛パートナーでもあります。
(AMBIENT in Nature™︎限定の特別メニューをご提案いただいており、その内容は近日中に共有予定です。どうぞお楽しみに!)
ブースについて
今回、兵衛さまと打ち合わせした内容は「ブースの組み立てに関して」です。
貴船神社・奥宮は、山・森・川・水に囲まれた、とても美しい場所です。
そんな自然の中で軽食やお飲み物を提供するにあたり、いわゆる"運動会で使うようなテント"のようなものではせっかくの雰囲気を崩してしまうなと思い、より場に調和する方法を模索しておりまして。
その折、兵衛さまから素敵なご提案をいただきました。
「川床の素材や一部廃材を再利用してブースを建て直したらどうですか?」
その言葉を聞いた瞬間、
「えっ、そんなことができるんですか....!」
と思わず返してしまいましたが、それがもし実現できるならば、これ以上にない素晴らしいブースになると直感しました。

貴船の川床は、例年5月〜9月の期間で運営され、毎年職人さん達が組み立て・解体作業を行います。
10/2は、ちょうどその解体作業を見学させていただく貴重な機会となりました。
川床の屋根や柱の部分に使用されている竹・すだれは、毎年新しいものに取り替えられ、役目を終えると廃材として処分されてしまうそうです。
今回の AMBIENT in Nature™︎ では、その竹やすだれを再利用し、奥宮の地に“移築”するようにブースを建て直す予定です。
環境への配慮や自然の循環、そして日本の美意識という観点からも、まさに“オールグッド”な方向に進めることができており、心から嬉しく感じています。

サイズ計測している様子(左:兵衛・若主人、右:琴川)

そして今回、川床の廃材を活用したブースの組み立て工事を全面的にご協力くださるのが、兵衛さまのお隣にある川床料理・料理旅館 『ひろ文』 さまです。
この日は午前中に京都市の医療衛生センターを訪れ、野外イベントにおけるブース設営の条件や衛生基準などを詳しく伺ってまいりました。その内容を踏まえ、条件をきちんと満たす設計となるよう、ひろ文さまと入念に打ち合わせを重ねました。
※ちなみに、当日の貴船口駅〜奥宮間のピストンバス運行にも、このひろ文さまがご協力くださいます。
貴船の皆さまがこのイベントを本当に温かく支えてくださっており、そのお心に感謝してもしきれません……。
さいごに
こうした流れを経て、AMBIENT in Nature™︎ は、これまでにない日本の伝統と革新が融合する新たなかたちのプロジェクトへと育ちつつあります。
そして、ありがたいことに
CAMPFIREでのご支援総額が100万円を突破いたしました!
知名度もなく、Instagramさえ運営していなかった無名のプロジェクトを、ここまで多くの方々に応援していただき、感謝の気持ちと共に、正直なところ驚きが勝っております。

実のところ、100万円でもまだ全体の開催費用には届いておりません。
当日ご来山くださる方々はもちろんのこと、現地にお越しいただくことが難しい方々にも、この体験や世界観を届けられるよう、発信を続けてまいります。
Instagram:https://www.instagram.com/timeandspace_tm/
もしよろしければ、ご友人やご家族など、お近くの方々にも本プロジェクトをご紹介いただけますと幸いです。
10月に入り、朝晩の冷え込みも増してまいりました。
どうか皆さま、お身体には十分お気をつけてお過ごしくださいませ。






