ジュリアス教育財団トイレプロジェクト
PROJECT00-Safe Toilets, Safe lives -

この現実を知ってしまったからには――もう、見過ごすことはできませんでした。
インド・ビハール州マンコシ村。私たちはこの村を訪れ、目の前にある“日常”に衝撃を受けました。そこでは、トイレのない暮らしが当たり前のように続いています。
女性や子どもたちは、人目を避けて夜や早朝に外で用を足します。暗闇の中で、ただ静かに恐怖に耐えながら。性被害、感染症、衛生の問題――危険と隣り合わせの毎日です。
「学ぶこと」「夢を見ること」以前に、まず“安心して生きられる環境”が必要だと痛感しました。だからこそ、まず一歩目として“トイレ”を届けたい。それが、私たちの原点です。

ジュリアス教育財団は、「教育の力で人生を変える」ことを目指し、国内外で教育支援を行っています。
現在、ジュリアス教育財団はインドのダリットと呼ばれる人々が暮らす村にあるジュリアスフリースクールで教育支援をしています。
ジュリアスフリースクールに通う子どもたちは「教育を受ける前に、生きるための安全さえ守られていない」という厳しい現実に直面しています。

ジュリアス教育財団のお話を聞いて、
「安心して暮らす環境と教育を届けたい」
この活動は、有志のメンバーで力を合わせて取り組んでいるプロジェクトです。
「教育を届けたい」そのために、安心して学べる環境づくりの第一歩であるトイレ建設を目指しています。
場所はインド東部、ビハール州 ガヤ県 マンコシ村

ジュリアスフリースクール(R.JULIUS FREE SCHOOL)の在籍者数は約300名
実際に通ってきている子は50〜100名です。
在籍者数に対して通学者数が少ない理由は、
子ども達に教育を受けさせることよりも、家族が食べるために働いてもらうという家庭が多いためです。

2023年 5月 ジュリアス教育財団設立
2023年 8月 R.Julius Free School(インド・Bihar州Gaya県)教育支援活動を実施
2023年 8月 インド教育ツアー2023『インド文化に触れ、R.Julius Free Schoolを訪問』
ダリットの村に井戸設置2023年
2024年 11月 インド教育ツアー2024『未来を変える教育支援と自己成長の旅』
(R.Julius Free School(インド・Bihar州Gaya県)を訪ねる)
初のJF-Kids絵本『つっきーとサンくん』ジュリアスフリースクールに贈呈
ダリットの村に井戸設置
ジュリアス教育財団URL https://r-julius.org/


「インドのダリットが住む村に安心安全なトイレを!!」
「性被害から子どもと女性を守り、清潔で安心なトイレを!!」
教育を通じて“自立する力”を育むためには、まず安全で衛生的な生活環境が必要です。トイレの設置により、性犯罪や感染症のリスクを減らし、子どもたちが安心して学べる土台を整えたいと考えています。

はじめに『インドの現状』を知ってください。

インドは急速に経済成長している国です。
その一方でカースト制度が廃止された今もその考えが根強く文化に残っています。
例えば、米国の大企業のトップにはインド出身者が就任しているケースも多く、日本でも多くのIT企業・大手企業にインド出身者の方が在籍されています。(いわゆる上位カーストと呼ばれていた方)
私たちが支援をしている”ダリット“とはカースト外に位置し下位カーストのさらに下だと言われています。

ダリットに対する差別は根強く、他のカーストと食事・結婚・居住ができないのは当然、土地の所有不可、公共の井戸は使用不可など・・・
書ききれないほど沢山の差別がありますが、「公衆トイレも使用不可」なのです!


ダリットの村では、子どもたち、女性たちが安全に用を足せないという現実があります。
その理由は、まず「トイレがない」こと。トイレがないために、屋外で用を足します。そこが危険なのです。
まず日中は人目があります。そして陰に隠れてトイレをする場合に、女性が後をつけられ性被害にあうということが起きています。
身を守るため女性たちは日中は排泄を我慢することになり、そのため膀胱炎など健康上の問題が生まれるという連鎖が起きるのです。
インド政府もトイレ問題解決のために多くの施策を進めていますが、農村部や特定の貧困層ではこの問題が深刻です。
安心して清潔なトイレに行ける国、日本に住むわたし達。一方で、ダリットの村ではこのような現実があります。

※ジュリアスフリースクールのトイレ建設予定地
その現地の声を聞き、わたし達が立ち上げたのがこのプロジェクトです。
この想いをぜひダリットの子供たち、女性たちに届け、安心して排泄できる安全なトイレを現地に建設することが目標です!


※写真はイメージです。
実は数万円あれば簡易的なプレハブのトイレを建てることができます。しかし!数万円でできるトイレは、数年で使えなくなるのです。
-理由はインドの気候とインフラ整備の遅れ-
ビハール州の平均最高気温は40度を超えます。灼熱の太陽により材質劣化が早まります。
また下水道設備はもちろん無いため、簡易トイレの場合には穴を掘ってその中に用を足します。穴が満杯になればトイレの使用不可。
その場合には衛生面での問題が浮かび上がってきます。わたし達が目標としているトイレは
インドの気候と地盤に合った、衛生的に永く使用できるトイレ。
①トイレの壁には頑丈で気候に耐えうる大理石を使用します。(これは贅沢ではなく、風土に合わせた頑丈な材質が結果的に永年使える安心を生みます。)
②トイレ下の地中には三層に分けた浄化槽を設置。
バクテリアの働きで水を綺麗に処理するため衛生的で永く使用できるトイレが完成します!

※画像はイメージです

“トイレがある”という、私たちには当たり前すぎて気にも留めないこと。でも、それが「命を守る手段」になる場所があります。
たった一つのトイレが、夜道の恐怖を消し、病気の連鎖を断ち切り、女の子たちの尊厳と希望を守ってくれる。
教育を受ける前に、まず「安全に生きられる環境」が必要なのです。私たちは現地の子どもたちの目を見て、笑顔に触れて、彼らの「静かな叫び」を聞きました。
「安心して学べる場所がほしい」
「未来をあきらめたくない」
その声に応えたい。ただ、それだけです。
このプロジェクトは、"誰かの未来"を救うための一歩です。でも、あなたの一歩が加われば、その未来はもっと確かなものになります。
小さな力でも構いません。その一歩が、現地の子どもたちにとっては“人生を変える大きな力”になるのです。
どうか、このプロジェクトに力を貸してください。あなたの温かいご支援が、子どもたちの未来を守り、広げていきます。
一緒に、希望を届けてください。一緒に、未来を変えていきましょう。


⭐1,000円
サンクスカード
⭐5,000円
サンクスカード/活動報告PDF
⭐10,000円
サンクスカード/活動報告PDF/HPにお名前掲載
⭐30,000円(限定50人)
サンクスカード/活動報告PD/HPにお名前掲載/現地の人からの支援者様に向けた感謝のメッセージ動画/
建設したトイレの壁面の大理石の板にお名前を連名でローマ字表記で記載


2025年
・9/18 クラウドファンディング スタート
・10/31 クラウドファンディング終了
・11/28 CAMPFIREからの入金
・12月 資材購入 建築会社への依頼
・1月初旬 トイレ建築スタート
トイレ完成 5~8月予定

ジュリアスフリースクールの敷地内にトイレの建物を建築
建物の中で女性用、男性用に分かれており、個室は男性3、女性3(浄化槽付き水洗トイレ)で計画中合計:約2,500,000円
◆人件費・工事費
(掘削・浄化槽据付・基礎/柱土台など・建設(レンガ造り)・配管工事・電気工事・床張り・給水工事までの職人日当合算)◆建設資材購入
(浄化槽本体/現場打ち資材・掘削/埋戻し・配管材・セメント/鉄骨材・レンガ/ブロック/タイル・鉄筋・防水材・床張り・衛生陶器・水栓・換気・ドア・小型タンク・電材・塗装など)◆設計費(図面・監理・行政対応含む)
※皆様のご厚意により、目標額を上回るご支援を頂けた場合は、ジュリアスフリースクール敷地内の他、ダリットと呼ばれる人々が住む村にもトイレを建設できる可能性が生まれます。
皆さまのご支援どうぞよろしくお願いいたします

ぜひ、ご覧ください。
https://www.instagram.com/toiletproject_in_india/?hl=ja
最新の活動報告
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エピローグ
2025/11/07 20:00― 感謝の光の先へ ―あっという間にクラファンが終わり一週間がたちました。この物語は、「トイレを建てる」という小さな行動から始まりました。けれど、その一歩が、こんなにも多くの心をつなぎ、希望を灯すとは思ってもいませんでした。インドの子どもたちの笑顔を願い、支援という形で手を差し伸べてくださった皆さま。SNSで広げてくださった方、見守りながら応援してくださった方、そのすべての温かい想いが、確かにひとつの“奇跡”を起こしました。教育は、人生を変える力です。そして、このプロジェクトで感じたこと――それは「支援」とは、お金や物ではなく、想いを託すことだということ。誰かの未来を信じ、行動したその瞬間に、すでに“教育”は始まっているのだと感じました。集まった支援金の数だけ、優しさがあり、祈りがあり、物語があります。そのひとつひとつが、私にとっての宝物です。これからも、「愛・感謝・貢献・幸せ」の輪を広げながら、子どもたちの未来に続く道をつくっていきます。このプロジェクトは終わりではなく、新しい旅のはじまり。心からの感謝と、未来への希望を込めて。プロジェクトメンバー 一同― 教育は人生を変える ― もっと見る
終わりではなく始まり。 想いを未来へ届ける旅は続きます
2025/11/02 20:00皆さま、改めまして本当にありがとうございました。この数ヶ月、たくさんの温かな応援と力をお寄せいただき、心から感謝しております。今回のクラウドファンディングは、122%、1,835,500円という結果で終了いたしました。この数字は、私たちだけの力では決して届きませんでした。応援してくださった皆さまの想いがあったからこそ辿り着けた景色です。心から、ありがとうございます。ですが、この挑戦はここで終わりではありません。子どもたちが安心して使えるトイレが完成し、その場所からまた新たな未来が広がっていくことが、私たちが目指している本当のゴールです。これからも現地と向き合い、できることを一つひとつ積み重ねながら、最後まで責任を持って取り組んでまいります。今回のご支援に込められた想いを、確実に未来へ届けるために。どうかこれからの歩みも見守っていただけると嬉しいです。改めて、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 もっと見る
感謝の想いを込めて。
2025/11/01 08:00~204人の仲間とともに、未来へ~このたびのクラウドファンディングにご支援・ご協力くださったみなさまへ、心からの感謝をお伝えします。このプロジェクトは、2025年9月18日に募集を開始し、**204人の支援者のみなさまにより 1,835,500円(122%達成)**のご支援をいただき、2025年10月31日に無事終了いたしました。はじめての挑戦の連続だったこの1か月。支援という形も、シェアという形も、どれもが “みなさまとインドをつなぐ想いの証” でした。勇気を出して挑戦することの意味。人の優しさに触れることの尊さ。そして、「教育の力で人生を変える」という信念の強さ。そのすべてを、皆さまとともに感じることができました。この挑戦は、ここで終わりではありません。ここからが、本当のはじまりです。皆さまからお預かりした想いとご支援を、インド・ビハール州マンコシ村の子どもたちへ確かに届け、“安心して学べる環境づくり”を一歩ずつ形にしてまいります。このプロジェクトに出会ってくださったすべての方へ、心からの「ありがとう」を込めて。プロジェクトメンバー 一同 もっと見る







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