はじめにご挨拶
はじめまして。広島県出身、1997年生まれ社会人6年目28歳の沙和(sawa)と申します。現在は東京でWEBディレクターとして働きながら、独学でアラビア語を学んでいます。
2024年11月にエジプトを旅行したことがきっかけでアラビア語に出会い、その不思議な文字に強く惹かれ、勉強を始めました。
学びを深めるなかで、これまで「怖い」と思っていたイスラム教の優しさや、中東の人々の温かさに触れ、考え方が大きく変わりました。
さらに、ガザやシリアなどで起きている問題を知るようになり、中東の現実を「遠いどこかのこと」とは思えなくなりました。
広島で育ち、平和教育に触れてきた経験もあり、「平和をつくるための架け橋になりたい」という思いが芽生え、会社を辞めて留学に挑戦する決意をしました。
このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトを通じて「中東=怖い」という誤解を少しでもなくすこと。そして、特に若い人たちに向けて平和について考え、行動するきっかけを作ることです。
中東には、イスラム教の教えに根ざした人々の優しさや、温かい文化がたくさんあります。それは、学んでみて初めて知ったことでした。
けれど日本では、テロや戦争のイメージがあまりにも強く、「関わりたくない」「自分には関係ない」と思われてしまうのが現実です。
私は現地で暮らし、学び、人と出会うことで、リアルな姿を日本に届けたい。
そして、同世代の若い人たちが「ちょっと知ってみようかな」と思えるきっかけをつくりたいと思っています。
その積み重ねが、きっと「無関心」を「関心」に変え、平和をつくる一歩になると信じています。
平和が何よりも大切で、努力しないとつくれないこと。そして、一人ひとりが行動すること、声を上げることが本当に大切だと感じています。
きっと知ったら、私がそうだったように、自分ごととして今起きている紛争や問題を捉えられるようになると信じています。
もっともっと平和のために考える時間をつくりたい、これが私のテーマです。

※私はムスリムではないのですが、マレーシアの方たちとモスクでお会いしてとても親切にしていただきました♪
プロジェクト立ち上げの背景
日本で取り上げる中東のニュースは断片的で、戦争やテロばかりが切り取られがちかと思います。
恥ずかしながら、私自身も以前は「中東=危険」というイメージしか持っていませんでした。
しかしアラビア語を学び始めて、イスラム教が「平和」にとても近い宗教であること、人々の日常が思っていた以上に穏やかで温かいことを知りました。
同時に、ガザやイエメンなどで今も続く悲しい現実に触れ、無関心ではいられなくなりました。
これまでの中東のイメージが大きく変わったと同時に、平和は私たち一人ひとりが作っていくものだと強く感じました。
広島で生まれ育った私は、幼い頃から平和について学ぶ機会が多くありました。特に核兵器の使用は絶対にされるべきではないと思っています。
だからこそ「平和を願う気持ちを、知識や経験で行動につなげる人を増やしたい」と強く思うようになりました。
この想いを形にするために、私は仕事を辞め、留学を決意しました。
一人の小さな行動かもしれませんが、誰かの心に届けば、それは大きな力に変わると信じています。
※写真は平和公園原爆ドーム前でガザでの戦争停止を訴えたデモで撮影したものです
イスラム・中東文化のご紹介
ここで少しだけイスラム文化・中東文化のご紹介をさせてください♪
こちらはアラビア語をはじめるきっかけになった、エジプトの伝統料理、「コシャリ」です

見た目から味が想像つかないと思いますが、トマトパスタみたいな味です。とってもおいしい!パスタら豆やご飯やいろいろ入っているので食感がなんとも楽しいです😌
続いて「アラビア書道」です。東京にあるトルコのモスクでアラビア書道体験ができました。木でできた筆にカラフルな墨をつけて書きます。
先生にアラビア語で私の名前を書いてもらいました🖼️アラビア文字は本当美しい...

ご支援へのお礼について
めいいっぱいの感謝のお気持ちと、気持ちばかりではありますが現地での様子をお写真、そして帰国後に現地での体験をレポートにしPDFなどでご共有させていただきます。
いろいろなことにチャレンジする予定ですので、その体験をぜひシェアさせてください。
スケジュール
2026年2月から、ヨルダンに留学に出発します。
ヨルダン大学に併設されているランゲージセンターに通いながら、現地の人々と交流し、アラビア語や中東文化にたっぷり触れて学びを深める予定です。
日本でできる入学手続きはすでに済ませました。あとは現地での生活準備を進め、学びと出会いの毎日を楽しみにしています。
クラウドファンディングでいただいたご支援は、渡航費や現地での交流費、アラビア語の学費にに使わせていただきます。
現地での学びや出会いを通して、日本に帰ったときには中東の魅力や平和の大切さを伝えられるように、一歩一歩積み重ねていきたいです。
最後に
このプロジェクトは、私の夢の実現への一歩であると同時に、多くの人々にとっても新しい視点を提供する機会となることを願っています。
中東に関する誤解を解き、平和について考えることができる社会、それが拒まれないような社会を一緒に築いていきたいです。皆様のご支援とご協力を心よりお待ちしております。
最新の活動報告
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クルアーンとの出会いと「平和」というイスラムの教え
2025/09/03 13:30クルアーンとの出会いヨルダン留学に向けて、アラビア語と並行して英語も勉強しています。学生時代は“受験英語”止まりで、挨拶くらいしかできなかったので、1ヶ月ほど前からオンライン英会話「ネイティブキャンプ」を始めました。世界中の先生がいる中で、私は中東出身の先生を選んでいます。英語を学びながら、その国の文化も知りたいからです。覚えてみようと思ったきっかけクルアーン自体は以前から知っていました。「知ってるな」くらいで、覚えようとかは思っていなかったのですが、よく話すカタールの先生が「まずはクルアーンを読んでみなさい」と勧めてくれたことで、はじめて挑戦してみようと思いました。はじめて覚えた章「アンナース」最初に覚えたのは、クルアーンの最終章「アンナース」。神に守りをお願いし、人間やジン(見えない存在)からの悪い囁きから救ってもらうためのお祈りの章です。学んでいくうちに、私は「神はサラーム(平和)」という考え方にしっくりきました。イスラム教は厳しい面ばかりが注目されますが、実際には“平和に根差した宗教”で、平和であるために自分を見つめて良い心を持ち、行動することが大切だと感じました。覚えるのは短い章でも難しく、私は3時間ほどかかりました(笑)。クルアーンは歌うようにリズムに乗せて読むのが特徴で、発音や文字も独特です。でも先生は私の努力を喜んでくれて、“You are the worth of the world. I respect you from my heart.”(あなたは世界の宝です。心から尊敬します)と言ってくれました。次の挑戦「アル・ファーティハ」次は、毎日の礼拝でも唱えられる「アル・ファーティハ」に挑戦します。また進捗を報告しますね! もっと見る





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