
前回のオンライントークイベントに続き、第2弾「作家・永山則夫と時代〜少年から作家になった男」を開催します。ぜひご参加ください。
「作家・永山則夫と時代〜少年から作家になった男」
日時:2025年12月8日(月)19時〜
Zoomによるオンライン開催
当日、開催時間になりましたら、以下よりご入室ください。
トピック: 作家・永山則夫と時代
時刻: 2025年12月8日 07:00 PM 大阪、札幌、東京
Zoom ミーティングに参加する
https://zoom.us/j/98162862918?pwd=P87Lmr6QubpaEIl9tkBWERSMEKazfh.1
ミーティング ID: 981 6286 2918
パスコード: 0uAcrh
スピーカー:
石塚伸一、市原みちえ、中島学、下平尾直、丸山泰弘、風間勇助
企画趣旨:
安部公房に「箱男』(1973年)という作品がある。
ダンボール箱を頭から腰まですっぽりとかぶり、覗き窓から外の世界を見つめて都市を彷徨う男の話だ。永山則夫は作家だ。1949年6月27日に生まれて1997年8月1日に東京拘置所で48歳で死んだ。1969年4月7日、19歳のときから箱に入ったことになる。法廷という小窓から、時代の流れを観ながら、同時代人として、作家として生きた。
1971年、手記『無知の涙』がベストセラーとなり、その印税の一部を編集者や獄中結婚した妻を通じて被害者遺族に渡そうとした。
小説家として『木橋』(1984年)が第19回新日本文学賞を受賞し、『ソオ連の芸人』(1986年)、『捨て子ごっこ』(1987年)、『なぜか、海』(1989年)を矢継ぎ早ぎに発表した。
赤貧洗うが如き状況で網走と板柳で育ち、金の卵の中卒者として東京で就職し、荒れる都会で独りになり、4人を殺してコンクリートの箱の中に入った。法廷という窓から時代をながめながら、膨大な文章をつむぎ、小説というかたちのメモを外におくりつづけ、そして、国家に殺された。
第二回の永山研究会では、作家・永山則夫の人生と作品をみんなで考えたいと思います。
*前回のオンライントークは以下よりアーカイブをご覧いただけます。
https://youtu.be/DC0nUZePzMU?si=IeVldOZhJfGiq9do



