社会的孤立ゼロへの挑戦。「ぴあまっぷ」を創りたい!

ぴあまっぷは、当事者・支援者・支援団体をWeb地図上に可視化し、相互に出会えるweb上のマッチング地図です。地域の支援リソースを横断的に見渡せる設計で、退院直後などに起きやすい「情報の断絶」を埋め、必要な支援へ最短で辿り着く導線をつくります。

現在の支援総額

2,311,517

77%

目標金額は3,000,000円

支援者数

114

募集終了まで残り

9

社会的孤立ゼロへの挑戦。「ぴあまっぷ」を創りたい!

現在の支援総額

2,311,517

77%達成

あと 9

目標金額3,000,000

支援者数114

ぴあまっぷは、当事者・支援者・支援団体をWeb地図上に可視化し、相互に出会えるweb上のマッチング地図です。地域の支援リソースを横断的に見渡せる設計で、退院直後などに起きやすい「情報の断絶」を埋め、必要な支援へ最短で辿り着く導線をつくります。

自己紹介

はじめまして。脳卒中フェスティバル(脳フェス)というイベントの代表をしています、小林純也です。

3分だけ、あなたの時間を私にください。

私は2005年、23歳のときにボクシング練習中の脳梗塞で右片麻痺となりました。当時はSNSもなく、健常な頃と障害を負ってからのギャップに苦しみ、人生を終わらせようと思ったこともありました。

テレビ東京「生きるを伝える」


絶望の只中で私を支えたのは、もう一度リングに立つという目標と、周囲の支えでした。競技復帰を経て理学療法士となり、2017年から「楽しい!をみんなへ。」理念とする脳フェスを立ち上げ、回復期病院で務めながら、非営利で延べ1万人以上の交流と活躍の場をつくってきました。
近年は、障害の有無をこえて「挫折を強みに」変える支援を広げるため、NPO法人ぼこでこを設立。就労支援の実証・企画にも取り組んでいます。
代表的な取り組みが、企業と当事者が体験で出会う職業体験祭「キャリアランド」です。

職業体験祭「キャリアランド」。障害当事者版キッザニアのようなイベントで企業との相互理解を深める。


見えてきた課題

「楽しい!」や「仲間とのつながり」から可能性の芽が出る瞬間を、何度も見てきました。一方で、病院勤務時代にたくさん見てきた、「閉じこもり」の方々を思い出すことが増えました。

当事者やご家族が少しでも前を向いてくれれば、可能性はたくさん広がるのに…。

そう思いながら、あの手この手で社会参加の種を植えても、届かないといった苦い経験がありました。

例えば、外へ出られる体力があっても、4割の脳卒中当事者は家にこもると言われます。
先行研究でも、社会的孤立・移動不安・地域環境や偏見が、外出や就労を妨げることが示されています。病院も、役所も、支援団体も、支援したいとは思っていても、横断的に障害当事者にアプローチできていないのです。
イベント会場の外側には、「前を向けられないままの人たち」がたくさんいるその事実を見過ごせません。

障害当事者と適切な支援が繋がっていない

プロジェクト立ち上げの背景

一方で、脳フェスを立ち上げた8年間の間、素晴らしい支援活動をされている団体や企業に出会ってきました。障害当事者に寄り添ったサービスから、エンタメ性を中心において、ワクワクを源泉に行動範囲を広げている団体、当事者による寄り添ったピアサポートにより、心を支えるサービス…。

50を超える患者会・支援団体へのヒアリングでも、「適切な支援が、適切な人に届いていない」という共通課題が浮かび上がりました。

先行研究は、社会的孤立と自己効力感・自己肯定感・社会的サポートの関係が強く、その先に外出や就労などの社会参加があることを示唆します。
そこで私たちは、「社会参加の安心階層モデル」を定義しました。。

社会参加の安心階層モデル

「ぴあまっぷ」が実現したいこと

例えば、退院直後で心が折れそうな当事者が、交流を求めて「ぴあまっぷ」を開きます。

地図上に、同じ境遇の人の数がわかり、支援団体の居場所が見える。口コミも読める。

「独りじゃない」と実感できたら、興味や悩みに近い項目からマッチングへ。

さらに、さまざまな団体とコラボレーションし、オフラインの外出機会(協働イベント)から、安心→挑戦の一歩が生まれる土壌を作ります。

昨年、campfireでクラウドファンディングを実施した、キャリアランドとも連携し、就労の第一歩につなげる仕組みも作ります

キャリアランドはこちら

最終的には、退院支援や行政窓口で「ぴあまっぷ」を紹介される社会を当たり前に。障害を負った方だけでなく、あらゆる挫折を抱えた人が使える公共的なインフラを目指します。

ぴあまっぷイメージ図

オフラインイベントでの交流も

現在の準備状況と費用の内訳

本サービスを制作するにあたって、本当に当事者が求めるサービスはなんなのか?を障害当事者や各当事者団体にヒアリングを行いつつ、デモサイトの制作見積もりをとっております。

現段階での予算額を、以下に記します。

Web製作費:200万円

サイト利用料:108万円(3万円/月×3年)

デザイン費:50万円

撮影・編集費:10万円

イベント会場費:32万円

合計:400万円(自己資金 100万円/クラファン目標 300万円)

リターンについて

・シンプル支援3,000円

・デラックス支援10,000円

・Tシャツつき支援10,000円

・大打ち上げ会参加券10,000円

・小林純也書籍付き支援10,000円

・ぴあまっぷプロジェクト参加権30,000円

・個人スポンサー10,000円

・個人スポンサーデラックス30,000円


▶︎企業スポンサー

ブロンズ5万円5000円 20社限定1年間

シルバー11万円 20社限定1年間

ゴールド出展33万円 3社限定1年間

年間特大100万 1社限定1年間


スケジュール

2025年10月

Kick-off/調査設計開始・デモサイト構築

2025年10月

キャリアランド2025開催

2025年11月

 デモサイトユーザー収集

2026年1月

〈ぴあまっぷ〉β版限定公開

2026年3月

ユーザーテスト&モニター調査結果(孤立感・自己効力感)

2026年4月

UX改善スプリント/企業ヒアリング開始

2026年6月

ユーザーテスト&モニター調査(孤立感・自己効力感)②

2026年8月

ぴあまっぷ公開、メディア広報開始

2026年5-9月

キャリアランド2026準備・リハーサル

2026年9月

キャリアランド2026開催(来場1,200名・出展30社)

 2026年 9月

事業終了(後2カ月以内に、実績報告)


最後に

最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございます。

「ぴあまっぷ」は、まさに今、生まれようとしているプロジェクトです。

この取り組みに、少しでも共感いただけるあなたと共に、作っていきたいと思っています。

SNSでの拡散だけでも大変嬉しいです。どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。

一般社団法人脳フェス実行委員会/NPO法人ぼこでこ

代表理事

小林純也


引用参考文献

  • ・大山幸綱,吉本好延,浜岡克伺・他:在宅における脳卒中 患者の閉じこもりに関連する要因の検討─独力で外出困難 な患者の検討.高知県理学療法,2009, 16: 41-46.

  • ・社会的孤立と自己効力感に関する文献Murayama, H., Nishi, M., & Kondo, K. (2022). Social isolation and self-efficacy in promoting social participation: A longitudinal study. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 76(4), 234-245. 

  • ・就労における自己肯定感と社会的サポートの関係Smith, J. D., & Lee, R. (2015). The role of social support in enhancing self-esteem and self-efficacy among job seekers. Journal of Employment Counseling, 52(2), 80-95.


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

社会課題の解決を
みんなで支え合う新しいクラファン

集まった支援金は100%受け取ることができます
無料
掲載をご検討の方はこちら

最新の活動報告

もっと見る
  • 皆様こんばんは。NPO法人ぼこでこ代表の小林です。いつもご支援いただき、ありがとうございます。ただいまの支援額はこちら本日は、ぴあまっぷのおすすめリターンをご紹介させていただきます!【RIKU∞BLUE × 脳フェスねぷたコラボ絵画】天然の藍と、ベルギー産のコンクリートを画材として、世界に一つの絵を描き続けているアーティスト、RIKU∞BLUEこと佐川陸さん。彼は、16歳で脳出血を発症し、寝たきり→車椅子となってから、病後はじめて県外に出た場所が脳卒中フェスティバルin名古屋でした。その会場で、来場者みんなで紙貼りして出来上がったのが、脳フェスねぷた。全高4m以上にもなるねぷたは、青森のねぷた祭りを駆け抜け、東京の会場で何度も灯りをともし、脳フェスのシンボルとして活躍してくれました。年月が経ち、最後は、ただ解体して捨てるのではなく、画材としてもう一度「命」を吹き込むことを選びました。その紙を受け取ってくれたのが、佐川陸さん。藍コンクリート×脳フェスねぷたの誕生です。ねぷたの記憶と、藍の深い世界観が溶け合い、一点ものの作品になりました。部屋に飾るだけでなく、みんなで作った祭りの記憶病気のあとに、もう一歩外へ出た勇気捨てずに活かし続けるという選択その全部をごと、そこに置いておけるアートです。ぜひストーリーも含めて受け取ってもらえたら嬉しいです。詳細は下記からご覧ください。▶︎作品一覧はこちら▶︎リターンはこちら もっと見る
  • 皆様こんばんは。NPO法人ぼこでこ代表の小林です。いつもご支援いただき、ありがとうございます。ただいまの支援額はこちら……と、今日は本人のことを、あえて第三者目線でゴリゴリにおすすめさせてください。【小林純也を自由に使える権利】って、なにそれ?今回のクラファンに、ちょっとヘンテコだけど、本気で価値のあるリターンを用意しました。「小林純也を自由に使える権利」20年前に脳梗塞になり、理学療法士 → 脳卒中認定理学療法士 → 単著・絵本原作 → 年間50回の講演 →1,000人規模のイベント企画 → 累計1,200万円のクラファン → イス軸法インストラクター……と、「挫折だらけのボコボコの人生を、どうにかこうにか凸(デコ)にしまくってきた当事者&理学療法士」を、あなたのために、まるっと1枠押さえられる権利です。どんなことに使えるの?リターン説明にあるとおり、できることは盛りだくさんです。・リハビリテーション(当事者視点をふまえた相談・アドバイス含む)・講演(企業・団体・養成校向け)・企業研修(障害×DEIB、当事者理解、ピアサポートなど)・MC(学会・イベント・飲み会の“場づくり係”)・イス軸法指導・コンサルティング(クラファン・イベント企画・コミュニティづくり)そして 雑用(!)「とにかく一回、うちの現場を一緒にかき混ぜてほしい」「新しい企画を一緒にブレストしてほしい」「障害のある人と関わる第一歩の伴走者がほしい」そんなとき、この権利がめちゃくちゃ役立ちます。例えば、こんな使い方ができます企業の人事・障害者雇用担当の方が→ 社内研修や、当事者理解の勉強会の講師として呼ぶ病院・施設・学校が→ 学生・スタッフ向けの「枠を外すリハビリ」の特別講義をお願いする当事者・家族のコミュニティが→ 小規模なお話会やオンライン相談会のゲストとして招くイベント主催者が→ 企画段階から一緒に考えてもらい、当日MCも丸投げする個人で支援してくださる方が→ 「うちの地域でミニ脳フェスをやりたい!」という無茶振りをしてみる内容は、2026年1月〜2027年12月末の間で、メールのやり取りをしながら一緒に決めていきます。なぜこのリターンをつくったのかキャリアランドや脳フェスをやっていて、一番言われるのが、「うちの地域でも、何か一緒にできませんか?」「うちの会社でも、こういうことをやりたいんです」という声です。でも、通常の講演依頼やコンサルだと、「予算の壁」や「形式の硬さ」がネックになることも多い。そこで、まずはクラファンという形でがっつり応援してもらうその代わり、「小林純也そのものをまるっと1回分、あなたのために使ってOK」という、応援とコラボがセットになった権利として、このリターンをつくりました。注意事項・有効期限は 2026年1月〜2027年12月末まで・内容はメールで相談しながら決定します(規模や内容によってはお受けできない場合もありますが、そのときは代替案を一緒に考えます)・交通費が1,000円以上かかる場合や、宿泊が必要な場合は別途実費をお願いしています・オンラインでの実施ももちろんOKです「一度きりの依頼」じゃなく、「一緒に未来をつくる約束」にこのリターンを選ぶということは、単に外部講師を頼むという話ではなく、「ボコボコな経験を抱えたまま挑戦する人たちの未来を、自分たちの現場から一緒に変えにいく」そんな共犯関係のスタートだと思っています。企業として団体として学校としてあるいは個人として「小林純也を一回、全力で使い倒してみよう」と思ってくださる方。このちょっとぶっ飛んだリターンを、ぜひ選んでください。一緒に、あなたの現場から“ボコをデコに変える企み”を始めましょう。リターンはこちらから もっと見る
  • NPO法人ぼこでこの小林です。皆さんのご支援により、とうとう支援金額が200万円を超えました。ただいまの支援金額はこちらクラウドファンディングを応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます。「一度きりの支援」で終わらせず、これからの一年も一緒に歩んでいただける仕組みとして、新しく 「NPO法人ぼこでこ賛助会員になれる権(1年間) + 脳力解放守り(年会費6,000円)」 をリターンに追加しました。「NPO法人ぼこでこ」の賛助会員として、仲間になっていただくリターンです。いただいたご支援は、ぴあまっぷやキャリアランドなど、当事者の「社会にもう一歩出てみよう」という挑戦を支える活動に、大切に使わせていただきます。このリターンには、通常の賛助会員特典に加えて、クラファン限定の「脳力解放守り」がついてきます。︎︎【クラファン限定先着特典:脳力解放守り】▶︎脳力解放守りって?中に入っているのは、脳フェスねぷたで実際に使われた「ねぷたの紙」。その紙を青森の由緒ある神社にお持ちし、一枚一枚、ご祈祷していただいたものをお守りとして封入します。本クラファンリターンのみの特典です!「閉じこもりたくなる日があっても、また一歩踏み出せるように」「挑戦するあなたの脳力が、ちゃんと発揮されますように」そんな願いを込めた、世界にひとつだけの脳力解放守りです。▶︎このリターンで受け取れるもの・NPO法人ぼこでこ 賛助会員(1年間)の権利・青森の神社でご祈祷済み「脳力解放守り」(脳フェスねぷた紙入り) 1つ・3ヶ月に一度の活動報告書(メールorオンラインでお届け)・ぼこでこ関連グッズの割引・各種イベントへの優先参加・会員限定イベントへのご招待(オンライン・オフライン)▶︎こんな方に選んでほしいリターンです「ぴあまっぷ、脳フェスの挑戦を“仲間”として支えたい」「自分や大切な人の一歩を、そっと後押ししてくれるお守りがほしい」「脳力解放したい!」そんな方に、いちばんピッタリのリターンです。先着50名に達し次第、受付終了となります。「ぼこでこの仲間」として、この“脳力解放守り”を受け取ってくださる方、お待ちしています。ご支援はこちら もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


  1. 2025/10/24 23:34

    脳フェス 2日間とも参加します! 応援してます。


  2. 2025/10/24 18:13

    あったら 絶対便利だと思います! 私も利用できるなら利用したいです~✨ 頑張ってください!応援してます!!


  3. 2025/10/24 13:51

    壁をぶち壊して下さい!応援してます!


同じカテゴリーの人気プロジェクト

あなたにおすすめのプロジェクト

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!