
芝は、生きています。
その芝を健康に保つために欠かせない作業が、
「エアレーション」「目土」、そして「ボールマーク直し」です。
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【エアレーション】
春と秋、フェアウェイやグリーンに小さな穴が並ぶことがあります。
それが「エアレーション(Aeration)」と呼ばれる作業です。

芝の根がしっかりと呼吸できるように、
専用の機械で地面に無数の穴を開け、
空気と水、そして栄養を根まで届けるための大切な工程です。
見た目には少し痛々しく見えるかもしれません。
「ボールが転がらない」
「この時期はコンディションが悪い」と、
プレーヤーには不評なこともあります。

でも実は、あの穴こそが“芝が健康を取り戻す証”です。
エアレーションを理解し、見守るプレーヤーが増えるほど、
コースの芝はより強く、美しく育っていきます。
【目土】
ディボット跡に砂を入れる「目土」も、芝の再生を助ける自然治癒のサポートです。
傷口をすぐに塞いであげることで、数日後にはきれいに元通りになります。

目土は「マナー」ではなく「思いやり」。
プレーヤーの小さな行動が、コース全体の美しさを守ります。
【ボールマーク直し】
そして忘れてはいけないのが「ボールマーク直し」。
これもエアレーションと同じく、芝の呼吸を助ける作業です。
ただし、やり方を間違えると逆効果になります。
ボールの落下でできた凹みを上に持ち上げてしまうと、芝の根を切ってしまい、
数日後にはその部分が茶色く変色してしまうことがあります。

正しい方法は、
凹みの周囲をフォークで内側へ寄せるように軽く押し、
最後にパターでやさしくトントンと整えるだけで十分です。
もし寄せるのが難しい場合は、
真上からブスブスと穴を開けるだけでもOK。
これはエアレーションと同じイメージです。

丸い形状のフォークや、ロングティーでも代用できます。
くれぐれも根っこをブチブチ切ったり
パターで強く叩いて固めないようにしてください。
ライン上にあるボールマークは出来るだけ綺麗な平らにしたいので、持ち上げてしまいがち…
たまに「ガンガン叩く人」もいますが、それは芝にとって大きなダメージになります。
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芝を守る小さな行動が、美しいコースを未来へつなげます。
エアレーションも、目土も、ボールマーク直しも、
すべて「芝を元気にする思いやり」なのです。
そして、その積み重ねは“徳を積むこと”に繋がると言われています。
巡り巡って、自分に返ってくる
次回は「徳を積むと…スコアアップ?」




