2025年10月26日、STATION Ai内テックスペースで、地元の小学生を対象にしたワークショップを開催しました。STATION Aiは2024年10月に鶴舞にオープンした日本最大級のオープンイノベーション拠点です。今回、マーロンのパレードプロジェクトにご賛同いただき、ご協力の元、施設内のワークショップが実現しました。地元の子どもたちも、施設内の飲食店やフリースペースに入ったことはあっても、色々な最新機器が並ぶテックスペースに入るのは初めての子ばかりです。今回、使用するのはレーザー加工機。「レーザーって本当にあるの?」という子どもたちの質問からワークショップはスタートしました。ワークショップ前に、事前に子どもたちには、今回のパレードテーマである「鶴舞の未来」に関連し、「未来へのメッセージ」の下絵を描いておいてもらいました。この下絵をどのようにパソコンに取り込んで、レーザー加工機で加工するかマーロンが説明します。「未来」をテーマに絵を描いてもらいましたが、以外にも空飛ぶ車やビル群など、「近未来」のイメージを描く子は少なく、自然が溢れていて、動物がいて、と緑豊かな未来をイメージしている子が多かったのは新鮮な驚きでした。そのほか、音楽や野球、熱中していることなど描いてくれる子もいました。パソコンに取り込んだ下絵をアウトライン処理して、レーザー加工機に転送します。実際に加工する過程が始まると、子どもたちは息をのんでレーザー照射の様子を見つめていました。「あ、これはだれだれのだ!」「この絵は時間がかかるね」など話しながら、待つこと数十分。子どもたちの下絵を元に、レーザー加工機がプラスチックシートに生み出した作品が完成しました。マーロンは「機械を使えば、一瞬で終わると思われがちだけど、素材に応じて強度を変えたり、細かい修正を繰り返して、作品は完成します。作品制作には忍耐力も必要だよ」と子どもたちに説明していました。この日作った作品はマーロンが再度加工し、11月9日のパレードでコスチュームの一部として使われる予定です。マーロンのアートとAiとのコラボレーションが、パレードでどんな形で実現するのか、是非見ていただけたら幸いです。今回のワークショップ開催にあたっては、STATION Aiの小松崎拓さんに大変お世話になりました。改めて感謝申し上げます。マーロンのアート×Ai。作品制作は続きます。是非11月9日当日のパレードで、実際に皆さんの目で確かめていただけたら幸いです。




