
もし、明日突然大きな地震が起きたら。電気が止まり、水が出ず、外に出ることもできない状況が数日続いたとしたら──私たちは何に一番困るでしょうか。
食料でしょうか。水でしょうか。
もちろん、それらも大切です。ですが、実際に被災した方々の多くが口を揃えて言うのは、「最初に本当に困ったのはトイレだった」という声です。
■発災直後〜72時間。トイレは“待ってくれない”
地震発生直後、断水により水洗トイレは使えなくなります。仮設トイレが設置されるまでには、早くても数日、地域によっては1週間以上かかることもあります。
この「最初の72時間」は、
・避難所も整っていない
・支援物資も届かない
・情報も錯綜している………
そんな中で、人は必ずトイレに行きたくなります。朝起きて1回。食事をすればまた1回。水分を取れば、さらに1回。「我慢しよう」と思っても、生理現象ですので、トイレに行きたくなるのは当然のこと。
■我慢が、体調不良や命の危険につながる
トイレに行けない不安から、水分を控える。食事を減らす…こうした行動を取る人が増えます。結果として、脱水症状、便秘、膀胱炎、持病の悪化など、命に関わる健康被害につながるケースも少なくありません。
特に、高齢者、子ども、女性、持病のある方にとって、トイレ問題は深刻です。
「避難所に行かない」選択をする人も増えています。最近の災害では、避難所に行かず、自宅や車で過ごす人も増えています。
・自宅待機
・車中泊
・マンションの一室
こうした場所では、自分たちでトイレを確保するしかありません。
■避難所に行かなくても、「トイレ問題」からは逃れられない
だからこそ、“備えの入口”としてのトイレ。防災というと、どうしても「非常食」「水」「防災バッグ」から考えがちです。けれど、食べれば必ず出す。トイレは、水や食料と同じ、いやそれ以上に切迫した必需品です。
チョイレは、「もし明日起きたら」という現実に向き合ったとき、最初の安心をつくるための備えとして生まれました。
特別な準備ではありません。防災の“入口”として、まず一つ。あるだけで安心感が違います。

明日ではなく、今日。
この機会に、少しだけ想像してみていただけたら嬉しいです。



