あなたのアート鑑賞時間を10倍にするカード『LOSPA/ロスパ』」

美術館や自宅で楽しめる、カード型のアート鑑賞支援ツール『LOSPA/ロスパ』を制作します。 話が逸れるほど、鑑賞はもっと豊かに。 子どもから大人まで、誰でも気軽にアートの楽しさを広げられます。

現在の支援総額

366,400

433%

目標金額は84,500円

支援者数

74

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/09/15に募集を開始し、 74人の支援により 366,400円の資金を集め、 2025/10/15に募集を終了しました

あなたのアート鑑賞時間を10倍にするカード『LOSPA/ロスパ』」

現在の支援総額

366,400

433%達成

終了

目標金額84,500

支援者数74

このプロジェクトは、2025/09/15に募集を開始し、 74人の支援により 366,400円の資金を集め、 2025/10/15に募集を終了しました

美術館や自宅で楽しめる、カード型のアート鑑賞支援ツール『LOSPA/ロスパ』を制作します。 話が逸れるほど、鑑賞はもっと豊かに。 子どもから大人まで、誰でも気軽にアートの楽しさを広げられます。

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

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皆さんのさらなるご支援のおかげで、ネクストゴールも達成できることができました。
ありがとうございます。
次のゴールは30万円を目指します。

達成したら、希望する支援者1人につき1回、
1時間程度のオンラインロスパ体験会を実施します。

【オンラインロスパ体験会】

・支援者にご案内を送ります。
・実施はzoomを基本とします。
・実施は支援者1人につき1回のみです。
・支援者の他に、2名まで参加可能です。
・実施日時・内容については、リターン到着後、希望者と連絡を取り合い調整します。
・オンラインセッションが問題なくできる機材・通信・音響・空間の環境を整えてください。

<実施できること>

◆ロスパ体験会
・お互いにロスパ1セット、鑑賞作品ポスターを用意し、佐藤と一緒に鑑賞会を行います。

◆ロスパ相談会
・遊びかたなど、ロスパについての質問・相談にお答えします。

◆ただ話す
・佐藤とお話します。テーマはお任せします。
 *お話できないこともあります。


そして。

新たなリターンを設定します。


【ロスパ現地体験会の実施】
◆10,000円

佐藤が指定の場所に出張し、体験会を実施します。

・現地までの交通・宿泊費をいただきます。
・1回2時間程度の実施となります。
・最低参加人数1名から。最大参加人数15名程度(要相談)。
・カードをお持ちでない場合はこちらでお貸しします。
・事前に1時間程度のオンライン打ち合わせを実施します。
・実施する場所をご用意下さい。
・鑑賞作品をこちらで用意する場合は、別途送料などが発生する場合があります。
 リターンの鑑賞作品ポスターを使用しても良いです。
・集客・広報にご協力ください。
・参加費は不要です。
・実施の様子を、佐藤のウェブサイトやSNSで発信する場合があります。

一緒に遊べば、よりロスパの魅力や面白さをお伝えできると思います。
ぜひさらなるご支援を!


9/21 達成しました!

皆様のご支援のおかげで、なんと開始1日でファーストゴールを達成することができました。
本当にありがとうございます!

さらに、次の目標として20万円を目指します。
達成したら、世界の名画ポスター10種を、カードを購入した支援者全員に提供します。
(購入したカードのセット数と、同じ数のポスターセットを提供します)

これがあれば、カードとセットでお家ですぐ鑑賞会が開けます。

ポスターはA2のビッグサイズ。
両面印刷の5枚のポスターで、表裏10種の作品が楽しめます。
作品は現在選定中ですが、これまでの鑑賞プログラムでよく使ってきた物を中心に選ぶ予定です。

【20万円の大まかな内訳】
・300セットカード印刷・梱包資材・など 69,600円
・200セットポスター5枚印刷費 72,800円
・データ制作費 15,000円
・梱包など 2,000円
・手数料 約35,000円


アーティストの佐藤悠と申します。 私はこれまで、美術館や企業、教育機関などで「アートをもっと楽しく身近に感じるためのプログラム」を数多く企画・実践してきました。

その中で気づいたのは、「アートを鑑賞すること自体が創造的な体験である」ということ。

そして、その楽しさを、誰でも気軽に体験できる形にしたいという思いから、このプロジェクトが始まりました。

テストプレイ@宇都宮美術館

「LOSPA/ロスパ」は、
美術館やお家で誰でもすぐに楽しめるカード型の鑑賞支援ツールです。

99種類のカードを使います。
◆カードにはそれぞれ「日常的な記憶や体験」と関連するテーマが書かれています。
◆鑑賞中に1枚カードを引き、作品と無理やりでも結びつけて想像を広げます。

一見関係ないはずのことが、自分の経験や記憶と結びつくことで、
新しい気づきや語り合いのきっかけに変わります。

カードの一例



「LOSPA」は Lost Time Performance の略です。

 効率を追い求める「タイパ(Time Performance)」とは逆に、
あえて遠回りして余白の時間を楽しむ価値観を表しています。

美術館での鑑賞時間は平均わずか数十秒〜1分未満と言われています。 

「LOSPA/ロスパ」はその時間を10倍に引き伸ばすことを目標に
自由なおしゃべりや寄り道を歓迎します。

テストプレイ(4〜5歳)の様子(東京芸術大学取手校地)

好きなだけカードを引いて、子どもは自由に発想し、大人はひたすら耳を傾けます。
子どもの想像に向き合う時間が、忘れられない鑑賞体験になります。

視点を変えるソロプレイ専用カード(18種)を使えば、
ひとりで美術館に行くときの鑑賞が更に広がります。

説明書はこちらからダウンロードできます。

親子の糸でんわ鑑賞@一宮市立三岸節子記念美術館

鑑賞プログラムの課題から

私はアーティストとして活動をしてきましたが、その中で、ふと「自分の表現は人にどう受け止められているのだろう?」という問いを抱き、鑑賞の世界に足を踏み入れました。

これまで、より多くの人に「アートに触れる楽しみ」を届けたいと、絵を描いたり、糸でんわを使ったり、体を使ったり、大きな絵の上を歩いたり・・

さまざまなアプローチを実践しながら、様々な美術館や企業、教育機関、自治体などで鑑賞プログラムを行ってきました。

大きな作品の上を歩き回る「さんぽ鑑賞」@喜多方市

 けれど、その多くの形態は、実施できる回数や場所にどうしても限界がありました。

「もっと手軽に、誰もが、いつでもすぐに体験できる鑑賞の仕組みをつくりたい」 そう考えたときに浮かんだのが、カード型の鑑賞支援ツールでした。

なぜカードゲームの形に?

幼稚園・保育園の先生対象の体を使った鑑賞@十和田市現代美術館

カードゲームの魅力は、全員がプレイヤーでいられること。ルールを説明した人も、気づけば同じ輪に加わって遊んでいます。やがて体験した人が新しい進行役となり、遊びの輪が自然に広がっていく―その楽しさを鑑賞にも取り入れたいと思いました。

ただし「LOSPA/ロスパ」はゲームではありません。 なぜなら、ゲームには勝ち負けがありますが、楽しい鑑賞には「唯一の価値基準」を求めることが難しいからです。 複数の解釈が並び立ち、価値観がゆるやかに変わっていく。その楽しみを支えるツールにしたいと考えました。

鑑賞の本当の楽しみとは

ビジネスパーソンに向けたプログラム@有楽町

数年前から月一回定期的に続けている鑑賞会で、私はあることに気づきました。

作品について語り合ううちに、話がだんだん作品から逸れて、日常や過去の記憶の話題になる。 すると不思議と、その時間こそが最も豊かで充実していたと感じるのです。

作品から自分の体験へ、そして他人の記憶へ――その「逸れた話」にこそ、アートと人がつながる瞬間があります。 解説書には書かれていない特別な体験。作品をきっかけに自分や誰かの人生と出会い直すこと。 それが、鑑賞の醍醐味だと私は思うのです。

「逸れた話」を誘うカード

テストプレイ@東京芸術大学(取手校地)

そんな体験を形にするために生まれたのが「LOSPA/ロスパ」です。 カードには「記憶」や「経験」に結びつくテーマをあえて散りばめ、話が逸れるきっかけを作りました。

話が逸れれば逸れるほど良い。そして、そんな他人の話を「おもしろい」と感じる余裕こそが、鑑賞の豊かさを生みます。

だからこそ私は、このカードに Lost Time Performance(余白の時間)=「ロスパ」と名付けました。 効率を追い求める「タイパ」とは逆に、目的を決めず、時間をゆったりと味わうためのツールです。

正解を求める気持ちを一旦脇に置き、逸れた話、関係のない話、なんでもない話を重ねてみてください。 そこにはきっと、アートと自分の人生が思いがけず結びつく、豊かで忘れられない時間が生まれるはずです。

「ロスパ」の強みは “鑑賞を正解探しから解放し、逸れた話を豊かさに変えること”。
それは 教育・地域・福祉・企業 といった「人と人の声が価値になる場」で特に必要となります。

🖼美術館・博物館
 - 来館者が作品の前でじっくり過ごせる仕掛けとして。
 - 対話型鑑賞プログラムを開催できない時でも、来館者が自主的に活用できるツールとして。

  • 🎒学校教育(小学校~大学)
     - 美術や総合学習の時間で「正解探しではない学び方」を実感できる。
     - 子ども同士、大人と子どもとの会話を自然に引き出す。

    • 🏘 地域イベント・ワークショップ
       - 商店街や市民ギャラリーなど、専門のファシリテーターがいない場でも活用可能。
       - 世代や背景が違う人同士の「つながり」をつくる。

    • 🌿福祉・医療・ケアの現場
       - 高齢者施設などで、作品やカードをきっかけに「記憶の共有」や「対話の場」が生まれる。
       - 認知症ケアやリハビリで「自分の声が歓迎される」体験を提供できる。

    • 💼企業研修・チームビルディング
       - アートを通じて社員同士が普段言わない価値観や経験を語り合い、相互理解を深める。
       - 「効率」中心の場にあえて「余白」を持ち込むことで、創造的発想を促す。


    • テストプレイ@東京芸術大学(取手校地)

    • 『LOSPA/ロスパ』は、すでに対話型鑑賞や美術鑑賞の講座を受講し、「次は現場で実践してみたい」と思っている方にも最適なツールです。

    • 🎓 美術館ボランティアやファシリテーターを目指している方
      🏫 学校や地域でアート鑑賞の活動を始めたい先生・学生・市民の方
      💬 「講座では学んだけれど、まだ自分一人で進行するのは不安…」という方

  • 『LOSPA/ロスパ』は、鑑賞プログラム参加の心理的なハードルを下げ、専門的な進行役がいなくても自然に会話を導き、「受講者」から「実践者」への一歩を安心して踏み出せるように設計されています。

    「小さな集まりでまず試す」「授業に少し取り入れる」など、無理なく始められる鑑賞体験のブリッジとして、ぜひご活用ください。

「LOSPA/ロスパ」300セット制作のために84,500円 を目標にしています。
ALL IN方式で、目標額に達さなかった場合も制作を行います。

・300セットカード印刷・梱包資材・など 69,600円
・手数料 14,900円

【とにかく応援版】
10,000円:ゲームはいらないけれど、とにかく応援したい人用

*送料込みの値段です。
*カードはシート状でお届けします。【すぐ遊べる特別版】以外は切り離して遊んでください。
*限定カードは、自由に内容が描けるNo.000と、No.100「宇宙」のセットです。

アート鑑賞は、「自分や誰かと出会い直す時間」だと思います。 
「LOSPA/ロスパ」は、そのきっかけをカードに託した小さな道具です。

どうかこのプロジェクトを応援していただき、いっしょに“余白の時間”を広げていけたら嬉しいです。

佐藤悠 略歴

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • リターン仕入れ費

  • 集まった支援金は以下に使用する予定です。 カード印刷費・梱包資材費・郵送費など

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 本日30万円のストレッチゴールを達成しました!!みなさんの絶え間ない応援・支援、本当にありがとうございます。今回の報告では、どうやって、「LOSPA/ロスパ」が生まれたのか、その企画の変遷をご紹介したいと思います。カードゲームのように、その場で気軽に楽しめる鑑賞を楽しめる支援ツールができないか。。という思いから開発に着手。以前からカード型のツールはたくさん作ってきましたが、今回はもっと手軽で、楽しい、プレイ感の軽いアイテムをイメージしました。ファシリの訓練をできるだけ必要としない、簡単な仕組みで鑑賞を支援するアイテムができないか・・そんな動機から構想が始まりました。。もっとも古い書類は6月26日のもの。7月から本格的にカードの絵柄をデザインし始めました。初期カードデザインこの頃からのカードの絵柄は、完成品までほとんど変わっていません。それからは遊び方とコンセプトをずっと練っている状態でした。7月9日ごろ最初は、「視点カード」(黒)と「記憶カード」(白)の2種のカードを掛け合わせて行動変容を促し、2000通りの「記憶と視点」の組み合わせを楽しむという、「キヲク×シテン」というプランから企画がスタート。企画書表紙企画を進めるうちに、「2種のカードを掛け合わせる」と言う、プレイヤーの行動が複雑なのでは??そもそもこの遊びは何を目的に設定するのか??という課題から、7月31日ごろ「カード」の無茶振りのお題から、メチャクチャなキャプション(作品説明)を作る、「はちゃめちゃキャプション」という次のプランに変わっていきました。使うカードも1枚になりました。企画書表紙8月8日ごろ芸大でテストプレイしながら、「キャプションづくり」がプレイヤーの遊びの動機としてうまく機能しないことが判明。「10倍の時間を鑑賞する」という新たな目標設定を作り、「ジュバミル」を企画。『「カード」を引いて、思いついたことを言う』とてもシンプルな遊び方になります。が、ちょっとネーミングがやぼったいな〜と思ってました・・企画書表紙8月19日ごろもう少し、コンセプト自体がスマートにならないか・・と深掘りしていったところ、「ロストタイムパフォーマンス=LOSPA」の概念が生まれ、遊び方・カードデザインはそのままに、「余白の時間を楽しむ」と言う全体の価値観を整えました。8月末ごろから、クラファンへの挑戦を考え始め、9月15日に支援開始となりました。このような変遷を踏まえ、さらに現在もテストプレイを繰り返しながら、最も良い状態でみなさんに『LOSPA/ロスパ』」をお届けしようと思っています。あっという間に駆け抜けた3ヶ月。いよいよフィナーレです。最後まで応援よろしくお願いします! もっと見る
  • 南青山の子ども造形絵画教室マリキータさんにて、LOSPAのテストプレイを行ってきました!ものすごく盛り上がって、やはりこのカード子供たちと相性がめちゃくちゃ良いです!!というか、そもそも「カード」というメディアが持ってる魅力がたくさんのものを彼らから引き出してくれる印象。とても良い時間でした。詳しいレポートこちらです。子供さんと遊ぶ時の参考にしてください。https://note.com/yusatoweb/n/n602eb981d5b6クラファン残り6日です!まだまだ応援よろしくお願いします! もっと見る
  • 1枚目のシートのサンプルが上がってきました!問題なさそうなので、順次カードを入稿していきます。ご支援いただいた皆様。お届けまでもう少しお待ち下さい。さて、色んな場所でテストプレイしていて昨日ふと思ったのですが、現状は作品を見ながらカードを引き、「こんなカードが出たよ!」と宣言して、思いついたことや思い出したことを話します。「意識していなかったけれど、指摘されれば思い当たる部分」が、偶然のカードの絵柄や言葉で刺激され、思いがけず鑑賞が深まったり、広がったりするのが、LOSPAの面白さなのですが・・一方で、引いたカードを他の人と共有せずに、いきなり思いついたことを話しても良いのかもしれません。傍目には、初手からかなり飛ばした内容の対話が始まる鑑賞に見えたりして。「カード」はあくまで発想や思考の補助線、補助輪なので、そこを隠して進めると、話の跳躍がもっとダイレクトに感じられるのかも・・また次のテストプレイで試してみたいと思います。そろそろプロジェクトの折り返しですが、ネクストゴール30万円に向けて、まだまだ応援よろしくお願いします! もっと見る

コメント

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  1. 2025/10/12 18:54

    ネクストゴール30万円達成おめでとうございます。「オンラインロスパ体験会」楽しみにしています。

    1. 2025/10/12 19:53

      ありがとうございます!楽しい会になるよう頑張ります!


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