ご支援ありがとうございます。 大洲市内の一部の小学校は、今回の被災で早めの夏休みに入っていましたが、昨日から本格的に全ての小学校が夏休みに入りました。放課後等デイサービスにもたくさんの子どもたちが訪れていて、賑やかです。 事務所の隣の部屋(ホール)ではあゆむ2の子どもたちが活動していますが、子ども同士の笑い声や支援員との会話が聞こえてきて私たちも思わず笑ったり、ときどきひょっこりと事務所に顔を出す子どもたちに癒されています。 昨日はあゆむ2の利用者さん、パットゴルフをしていました。順番を決めて打ったり椅子に座って応援したり、とても楽しそうでした。 いつもとちがう狭い空間でもみんな笑顔で過ごしていますが、これから少しずつストレスも溜まってくるはずです。早く元の環境でのびのびと過ごせるよう、支援してくださる皆様に助けてもらいながら、職員一同頑張ります。
AARさんには被災してから何度も物資を届けていただき、助けてもらっています。 被災後すぐはお水や修復作業を行う部屋の扇風機、そして自宅の浸水により衣服を失った利用者さんのためにTシャツなどをいただきました。 2回目のご来所の際は、利用者たちが使う画用紙やクレヨン。 3回目はDVDデッキやおままごとセット、レゴブロック、オムツ、カラーボックスなど。 4回目は冷蔵庫などを届けていただいています。 たくさんのオモチャを手に抱えて喜ぶ子どもたちの笑顔を見て、私たちもほっとしました。 AARさんは、来られるたびに丁寧に話を聞いてくださり、「紙やペンが水没してお絵描きができない」「特定のメーカーのオムツでないと肌がかぶれる利用者さんがいる」「てんかんが起きた時の座薬や飲み物を冷やせない」など困っていること、運営に必要なものを確認して届けてくださります。 たくさんのおもちゃや絵本、備品などを失いましたが、AARさんの迅速なご支援にも助けられ、あゆむ2は少しずつ日常を取り戻しています。
生活介護事業所 あゆむ苑の様子 今回、障がい者が利用される生活介護事業所あゆむ苑の建物は玄関のみの浸水でしたが、利用者の中には、ご自宅が被災された方もおられます。 みなさんが楽しみにしていた夏恒例のプールも当面の間、休園だそうです。 いつもと違う生活の中でもあゆむ苑を利用することで、少しでも楽しみや安心感を抱いていただければと考えています。 この日は健康運動指導士によるタオル体操やペットボトル筋トレと、個別でバランスボールを行いました。 猛暑が続く大洲市内、水分と栄養をしっかり取り、身体を休めることももちろん大切ですが、適度に身体を動かさないと血流も悪くなり、熱中症を起こしやすい状態になってしまいます。 楽しいから身体を動かすのではなく、身体を動かすから楽しくなる…。こんな時だからこそ、運動支援も続けて行きたいと思います。
たくさんのご支援、あたたかいメッセージありがとうございます。たくさんの方に励まされて今日も書類の修復作業に勤しみました! 被災当初、泥を被った大量の書類の状態はあまり良くなく、PCなども水没して大切なデータも失ってしまいましたが、たくさんの支援者に助けていただき、明日にはエアコンの効かない放課後デイサービスあゆむ2での作業をひとまず終えることができそうです。気付けばもう2週間も経ったんですね。 未だに乾いていない書類もありますが、滞っている通常の業務も気になりますので、来週からは拠点を事務所に移し、復旧作業と通常業務を並行して行っていこうと思います。
当プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。 放課後等デイサービスの子ども達の様子について 被災により、放課後デイサービスあゆむ2の事業所は大きなダメージを受けたため、いつもと違う場所で利用者さんの受け入れを行っています。なるべく普段通りリラックスして過ごして頂けるよう心がけておりますが、いつもと違う場所で十分な広さもなく、子どもたちにとって最良の環境とは決して言えません。 また、被災直後は特に変化がなくても、時間が経つにつれて体調を崩してしまう利用者さんも多く見られます。これから夏休みに向けて、長い時間を事業所で過ごすことになりますので、一人ひとりの利用者さんに丁寧に関わり、安心できる場を提供していきたいと考えております。 被災者の相談支援の取り組みについて 当法人では障がい者の相談支援事業も行っております。書類や事業所の復旧作業と同時に、障がい者に対する相談支援を行い、各家庭の被災状況やニーズ等を確認しました。 91件に架電をし、12件床上浸水、7件床下浸水、1件土砂崩れの被害を確認したところ、水害によって衣類や食料を失った方、市から給付されていた特殊なバギーやチャイルドシートを失った方、障がい者割引の登録をしていた自動車が水没したが数日後には県外に行く用事がある、という方など様々な相談を受け、ニーズに応じて必要な物資を届けたり、避難所や自宅を訪問したり、関係機関に連絡を取って手続きの支援を行いました。 まだまだ自宅の復旧作業が終わっていないご家庭も多く、これからも定期的に電話や訪問等の支援を行い、対応をしていく必要があると感じています。 障がい者や子どもたちの笑顔を取り戻すため、地域のためにも、ご支援をお願いいたします。