はじめに
皆さん、こんにちは!
この度はプロジェクトにご関心を持っていただきありがとうございます!川村渉(かわむらわたる)と申します。

2023年8月〜2025年7月までの2年間、国際協力機構のJICA海外協力隊としてブラジルはパラナ州ロンドリーナ市で野球の普及、子どもたちへの技術指導、スポーツを通じた青少年の健全育成活動に従事してきました。
サッカー大国のブラジルで子どもたちに野球の楽しさを伝えるべく、特に普及活動と練習機会の拡大に力を入れて、多くの子どもたちにその魅力を伝えてきました。

帰国後は今後の持続可能な支援のあり方と、地球の反対側からの継続的な現地との関わり方を模索しています。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、ブラジルの子どもたちに野球道具を届けること、できるだけ多くの子どもたちが好きなスポーツを続けられるように支援することを目指しています。
野球がマイナースポーツであるブラジルでは野球道具のほとんどが輸入品であり、低品質のものも高値で出回っています。近年は個人でネットで購入できても高い税金がかかってしまうため、いまだに入手困難な状況です。したがって日本では見たことがないようなボロボロのボールや使い古したグローブでプレーする子たちがいました。
2年間で何個のグローブを修理したことか、、
また貧富の差が大きいブラジルにおいては、野球が大好きでやりたくても続けられない子を何人も目にしてきました。まずはそんな彼らが安全に安心して好きな野球を続けられる、そして夢を追いかける、このプロジェクトがそんな手助けになればいいなと考えています。
ブラジルの赤土で真っ赤になったボール
道具の支援と共に、道具を手入れ・修理するための道具と知識も届けたいと思います。
スポーツを通じて、子どもたちが健全な成長を遂げられることを願っています。
プロジェクト立ち上げの背景
ブラジルを訪れた際に、野球に興味を持ちながらも道具が手に入らず、プレーする機会を持てない子どもたちと出会いました。一方で2年ぶりに日本に帰国してみると、物に溢れている日常を目の当たりにしました。その経験が強く心に残り、何とかして彼らにチャンスを与えることができないかという思いが強くなり、このプロジェクトのきっかけとなりました。
一応ブラジルに行く時に持って行った、私が中学時代に使用していたグローブをある子に使わせてあげた時の目の輝きと笑顔は今でも忘れられません。
日本ではもう使われることのないボール・グローブが地球の反対側ではとても貴重なんです!
どうにかして現地まで届けたいと強く思っています!
これまでの活動と準備状況
2年間のボランティア活動期間に築いた人脈や協力隊員間のネットワーク、JICA関係者の繋がりを活かして現在プロジェクトを進めています。
準備として、ブラジル野球ソフトボール連盟や現地の各野球チームと連携を図り、道具の運搬・受け入れ体制を整えています。また必要な道具のリストアップ、各団体への寄付のお願いや購入先の選定も進めています。
現地のニーズを見極めた上で的確な支援ができればと考えています。
〈野球用具寄贈先〉
・ロンドリーナ文化体育協会野球部(Associação Cultural e Esportiva de Londrina)
→ JICAボランティアとして2年間活動したチーム
・ローランジア文化体育協会野球部(Associação Cultural e Esportiva de Rolândia)
→時間がある時に練習の手伝いをしていたロンドリーナの隣町のチーム
👇👇なぜこのチームなのか?
◎2年間お世話になったチームの方々への恩返しとして、ブラジルのパラナ州北部の地方のチームの子どもたちへの支援を計画しています!
〈予算内訳〉
・交通費(往復航空券・現地移動費・荷物超過代金含む) → 500000円
・中古道具回収費(国内運搬費・国内移動費含む)→ 50000円
・修理道具・手入れ用具購入費 → 50000円
・リターン調達費 → 40000円
・その他、必要品費用(スーツケース・滞在費・現地通信費他)→ 50000円
・新品道具購入費(硬式ボール・少年用軟式&硬式グローブ等)→ 100000円〜予算の許す限り
リターンについて
①3000円 お礼のメールと現地の活動報告
②5000円 ①+子どもたちからのお礼メッセージ(約2分間・プロジェクト完了後メールにてお送りします)
③10000円 オンライン報告会プロジェクトの活動報告及び、JICAでの協力隊活動経験、ブラジルに関するオンラインでの報告会に、プロジェクト完了後メールにてご招待します。2026年1月〜3月、複数日程でご用意します。)
④15000円 ②+現地野球チームの帽子2色(今回支援先のロンドリーナ・ローランジアの2チーム)から選択いただけますが数に限りがあります。購入した帽子の売上は子どもたちの支援になります)
⑤30000円 ②(10000円のリターンと同様です)
⑥50000円 ②(10000円のリターンと同様です
スケジュール
9月〜10月 中古道具の回集
10月 道具購入
10月末 クラウドファンディング終了
11月上旬 渡航準備
11月末〜12月初旬(約2週間)
出国(11/25頃)→ サンパウロ到着(11/27頃)→ ブラジル野球ソフトボール連盟・JICAブラジル事務所等、表敬訪問(予定)→ ロンドリーナ到着(11/28)→ロンドリーナ・ローランジア野球教室(12/1〜12/3)→ 大会準備(12/4)→ 大会@ロンドリーナ(12/5〜12/7)→ 帰国(12/10頃)
※野球用具の寄贈は寄贈先(ロンドリーナ・ローランジア)での野球教室内を予定。
12月中旬〜2026年1月 活動報告・リターン発送準備
最後に
このプロジェクトは、ただ道具を届けるだけでなく、未来を担う子どもたちに新たな可能性を提供するものです。1人でも多くの「野球が好き」な子どもたちを「笑顔」にしたいです!皆様からのご支援が、彼らの夢を実現する一助となります。

来年のWBC本選にブラジル代表は13年ぶり2度目の出場を決めており、またこれまでに多くのブラジル人野球選手が日本でも活躍しています。
これからの世界の野球界のためにも、ぜひこの取り組みにご賛同いただき、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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プロジェクト完遂のご報告と御礼
2025/12/19 10:04クラウドファンディングにご支援いただいた皆さまへこの度、「ブラジルへ野球道具を届けるプロジェクト」は、無事すべての工程を終えることができました。日本から持ち込んだ野球道具は、ロンドリーナをはじめとする複数の地域で、子どもたちの手に確かに届いています。プロジェクトを立ち上げた当初は、不安や手探りの連続でした。目標金額には届かなかったものの、皆さま一人ひとりのご支援と応援の言葉が、このプロジェクトを前に進める大きな力となりました。そして何より、多くの方に世界の野球事情や、JICA海外協力隊の活動に関心を持っていただけたことは、このプロジェクトの大きな成果だと感じています。現地では、野球道具を手にした子どもたちが目を輝かせ、指導者や保護者の方々からも感謝の言葉をいただきました。道具そのものだけでなく、「日本から応援してくれている人たちがいる」という事実が、子どもたちの大きな励みになっています。このプロジェクトは一つの区切りを迎えましたが、子どもたちの挑戦や成長はこれからも続いていきます。今回皆さまからいただいた想いが、彼らの未来を支える確かな土台になることを、現地で強く実感しました。改めまして、本プロジェクトにご支援・ご協力いただいたすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。最後にリターンとしてのビデオメッセージ、報告会、返礼品の発送をもってプロジェクト完遂となります。こちらはメールにて直接ご連絡いたします。本当にありがとうございました。川村 渉 もっと見る
第2の支援先ローランジアに到着しました!
2025/12/19 09:47クラウドファウンディングご支援いただいた皆さまへ※現地でのWi-Fi環境により投稿がうまくいなかったようなので再度投稿させていただきます。⚪︎第2の支援先:ローランジア第2の支援先であるローランジアは、パラナ州北部ロンドリーナから西に約20kmの場所にある、人口約7万5千人ほどの小さな町です。ロンドリーナ同様、ドイツ系と日系移民が多く暮らしています。かつては子どもの野球活動が盛んでしたが、1990年代の日本への出稼ぎをきっかけに日系人口が減少し、長い間、少年チームは途絶えていました。しかし年月が経ち、出稼ぎから帰国した方々が大人の草野球(野球・ソフトボール)の活動を再開したことを機に、「また子どもたちにも野球を」との思いが広がり、少年野球チームづくりのプロジェクトが立ち上がりました。学校を訪問しての普及活動、週末の練習、熱心な指導者たちの努力によって少しずつ子どもたちの数が増え、2023年にはJICAボランティアを受け入れ、2024年・2025年と公式戦への参加も始まり、活動は一気に活発になりました。私自身も、ロンドリーナでの活動の合間にローランジアの練習に顔を出し、指導のお手伝いをしていました。裕福な家庭が多いわけではなく、道具も指導者も十分とは言えない中で、子どもたちのために野球を続ける指導者たちの姿勢に深く感銘を受け、今回の第2の支援先として選ばせていただきました。⸻⚪︎練習に参加して感じたこと今回久しぶりに練習に参加したところ、子どもたちの成長はもちろんですが、活動の広がりに驚かされました。 • ある子は、日本で開催される少年軟式世界大会のブラジル女子代表として来日 • ある子は、ソフトボールの国際交流試合で、来年ペルーに遠征予定 • 別の数名は、来年アルゼンチンで行われる大会に参加予定わずか数年前まで存在しなかった町の少年チームから、ここまで世界とつながる機会が生まれていることに胸が熱くなりました。そして、あるお母さんがこんな言葉をかけてくれました。「息子の夢はいつか日本に行くことなんだ。野球に出会っていなかったら、そんな夢を持つこともなかった。その日のために、野球も勉強も一生懸命やって、将来お金を貯めるって言っている。」今回の道具支援を通じて、ローランジアの子どもたちは、日本で支援してくださった皆さま、道具を寄付してくださった方々とつながりました。小さな町で復活した野球チームの子どもたちが、野球を通じて世界へと視野を広げています。皆さまのご支援が、その「次の一歩」を確実に後押ししていることを、現地で強く実感しました。 もっと見る
支援先ロンドリーナに到着しました
2025/12/01 21:46クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま日本を出発して約30時間のフライト、そしてサンパウロから8時間の長距離バス移動を経て、最終目的地であるパラナ州ロンドリーナに無事到着しました。⸻〈任地ロンドリーナについて〉改めて、私が2年間活動したロンドリーナについてご紹介させてください。ブラジル最大の都市サンパウロと世界的観光地イグアスの滝を直線で結んだ、ちょうど中間に位置する人口約50万人の都市です。1930年代に日系・ドイツ系移民によって開拓され、かつては国内有数のコーヒー産地として栄えました。人口の約5%が日系人で、年に2回、街を挙げて日本祭りが開催されるなど、日本とのつながりが非常に深い町です。兵庫県西宮市や沖縄県名護市とも姉妹都市提携があり、現在でも、今年日伯国交樹立130周年を記念して秋篠宮佳子内親王殿下の来訪や中高生のサッカー留学の受け入れ先としての機能など、文化やスポーツの面で交流が続いています。私は2023年8月から2025年7月まで、現地の日系コミュニティの文化とスポーツの中心である「ロンドリーナ文化体育協会」で活動しました。野球だけでなく、ソフトボール・卓球・サッカー・カラオケ・日本舞踊・太鼓・盆踊りなど多様な活動が行われている場所で、私はその中でも少年野球を中心に、野球普及とスポーツを通じた青少年育成に携わりました。⸻〈なぜ今、ブラジルに戻ったのか〉7月に帰国してまだ5か月。なぜこのタイミングで再訪したのか。それは、私が指導していた子どもたちにとって「今年度最後の全国大会」が来週、このロンドリーナで開催されるからです。(ブラジルの年度末は12月)帰国する際、子どもたちはこう言ってくれました。「先生が日本に帰っても一生懸命練習するから、最後の大会を見に来てほしい」私の2年間の活動でできたこと。それは競技力を上げること以上に、**“野球を知ってもらうこと、野球が好きな子を増やすこと”**でした。コロナ禍で元気を失ってしまった現地の野球活動を再び盛り上げるきっかけを作ることでした。現地の指導者が私に贈ってくれた言葉があります。「先生は2年間で枯れていた畑を再び耕し、将来のロンドリーナの野球のための種を撒いてくれた。実をつける前に帰ってしまうのは残念だが、私たちが水をやり続ける。いつかその成果を見に来てほしい。」今回再会した子どもたちは、わずか5か月とは思えないほど大きく成長していました。指導者、保護者、子どもたちが誇らしげに、そして嬉しそうに話すその姿を見て、「種は確かに芽を出し始めている」と感じることができました。まだ若い芽ばかりですが、まっすぐに育つ気配を感じます。〈みなさんの支援が届いています〉そして今回持ち込んだ野球道具、すべてに目を輝かせていた子どもたち。これは私一人では決して成し得なかったことです。道具だけでなく、皆さんの想いも一緒にここに届いています。私は確信しています。皆さんの応援と支援が、これから大きな花を咲かせるための「肥料」になると。改めて全ての心より御礼申し上げます。現地の様子、次回は第2の支援先ローランジアの様子をお届けします。 もっと見る








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