
クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま
日本を出発して約30時間のフライト、そしてサンパウロから8時間の長距離バス移動を経て、最終目的地であるパラナ州ロンドリーナに無事到着しました。
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〈任地ロンドリーナについて〉
改めて、私が2年間活動したロンドリーナについてご紹介させてください。
ブラジル最大の都市サンパウロと世界的観光地イグアスの滝を直線で結んだ、ちょうど中間に位置する人口約50万人の都市です。1930年代に日系・ドイツ系移民によって開拓され、かつては国内有数のコーヒー産地として栄えました。人口の約5%が日系人で、年に2回、街を挙げて日本祭りが開催されるなど、日本とのつながりが非常に深い町です。
兵庫県西宮市や沖縄県名護市とも姉妹都市提携があり、現在でも、今年日伯国交樹立130周年を記念して秋篠宮佳子内親王殿下の来訪や中高生のサッカー留学の受け入れ先としての機能など、文化やスポーツの面で交流が続いています。
私は2023年8月から2025年7月まで、現地の日系コミュニティの文化とスポーツの中心である「ロンドリーナ文化体育協会」で活動しました。野球だけでなく、ソフトボール・卓球・サッカー・カラオケ・日本舞踊・太鼓・盆踊りなど多様な活動が行われている場所で、私はその中でも少年野球を中心に、野球普及とスポーツを通じた青少年育成に携わりました。
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〈なぜ今、ブラジルに戻ったのか〉
7月に帰国してまだ5か月。なぜこのタイミングで再訪したのか。
それは、私が指導していた子どもたちにとって「今年度最後の全国大会」が来週、このロンドリーナで開催されるからです。(ブラジルの年度末は12月)
帰国する際、子どもたちはこう言ってくれました。
「先生が日本に帰っても一生懸命練習するから、最後の大会を見に来てほしい」
私の2年間の活動でできたこと。それは競技力を上げること以上に、**“野球を知ってもらうこと、野球が好きな子を増やすこと”**でした。
コロナ禍で元気を失ってしまった現地の野球活動を再び盛り上げるきっかけを作ることでした。
現地の指導者が私に贈ってくれた言葉があります。
「先生は2年間で枯れていた畑を再び耕し、将来のロンドリーナの野球のための種を撒いてくれた。実をつける前に帰ってしまうのは残念だが、私たちが水をやり続ける。いつかその成果を見に来てほしい。」
今回再会した子どもたちは、わずか5か月とは思えないほど大きく成長していました。
指導者、保護者、子どもたちが誇らしげに、そして嬉しそうに話すその姿を見て、「種は確かに芽を出し始めている」と感じることができました。
まだ若い芽ばかりですが、まっすぐに育つ気配を感じます。

〈みなさんの支援が届いています〉
そして今回持ち込んだ野球道具、すべてに目を輝かせていた子どもたち。
これは私一人では決して成し得なかったことです。
道具だけでなく、皆さんの想いも一緒にここに届いています。
私は確信しています。
皆さんの応援と支援が、これから大きな花を咲かせるための「肥料」になると。
改めて全ての心より御礼申し上げます。
現地の様子、次回は第2の支援先ローランジアの様子をお届けします。






