本日からららふるのブランド担当、宮城のインタビューを木曜までシリーズにてお届けしていきます。
Q:改めてシニア層の方向けのコンセプト・ブランド発足に至ったきっかけは?
宮城:もともと我が社には家でできるエクササイズグッズ、というのは定番であったんですけれど、70代以上の方でも安全に楽しんでいただける、というコンセプトは無かったんですよね。どちらかといえば、エクササイズでも身体機能の維持向上よりもダイエットに近しいものが多かった。
ところが、社員の親は団塊の世代が多く、リタイアした後に健康維持にフォーカスして積極的にフィットネスジムに通っている人もちらほらいたり、逆にどこかの部位に不調を抱えて、将来的な健康不安を抱えている人もいたりと、「超高齢化社会」を意識させるような状況が実感値を以て迫っていました。
Q:これまでのようなダイエット目的・美容目的とは全く違う視点になった?
宮城:そうですね。ずっとお取引をいただいているクライアント様の顧客の年齢層も上がり、「70代以上が主流になっています」という声もいただくようになってきました。お話を伺っていると、エクササイズする時に気を付けなければいけないことや、エクササイズに求める目的が全く違う。親世代もそうですが「いつまでも自分の脚で歩きたい」「なるべく健康でいたい」という気持ちがとても強いんですね。
そこに寄り添うような、なおかつ身体機能に不安があっても安全に楽しんでもらえる物を提供できないか、と考えるようになりました。
②に続きます(8月13日18時頃配信予定)。