ららふるのブランド担当、宮城のインタビューを木曜までシリーズにてお届けしていきます。第6回は転倒対策に必要な筋肉とそれを鍛える方法についてです。
Q:転びにくい身体づくりに必要な脚の筋肉とは?
宮城:まず、脚をしっかり上げられることが大切です。そのためには太ももの前側の筋肉「大腿四頭筋」が要になります。太ももの前を使ってしっかりものをたぐりよせるような動きができれば、鍛えられると荒深先生にお伺いし、フットウォークが生まれました。
また、ちょっとした段差で転倒しやすい方は、つま先を上げる筋肉が衰えている可能性があります。つま先を上げるのは、すねの前の筋肉「前脛骨筋」です。それを鍛える動きとして、つま先に適度な負荷をかけながら上げ下げするのが良いとお伺いしたので、ダンベル状のものを持ち上げるアイデアに行きつきました。
Q:ほかにも歩行につながるコンセプトがある?
宮城:足首の柔軟性に焦点を当てたアイテムもリリースしていきたいと思っています。荒深先生によると、よろめいたりした時に、身体の衝撃を吸収してくれるのは柔らかい筋肉だそうです。足首が固くなっていると、クッション性がなくなっているので転倒につながりやすい。座った状態で足首の運動になるものを生み出していきます。
⑦に続きます(8月16日正午頃配信予定)。