2018/08/10 15:15

はじめまして。

原作担当の森もり子です!

 


タイトル、固いですね。

 


さて、どうしてクラウドファンディングすることになったか、とかは

どうしてこの漫画の原作を担当することになったか、とかは

トミムラコタさんの活動報告を見ていただけると分かると思います。


(参考)

私がクラウドファンディングをすることになったワケ

https://camp-fire.jp/projects/88792/activities/59589


あれで1位とった人が、こんな人が漫画を描きます。

https://camp-fire.jp/projects/88792/activities/59631

 


ここで書かれているように私は原作担当といっても、

原案としてあったコタさんの元漫画を発展させる形で

「構成」と「ストーリー(ネーム)」を考えさせてもらいました。


その分、ゼロから物語を作るときに比べると

『漂流くん』という作品について、客観的に考える余地がありました。

 


ということで!

今回は『漂流くん』という作品を描く意味(=世に出したい理由)

について語らせてください。


『漂流くん』の「構成」と「ストーリー」、そのどちらの要素についても

いま描くべき理由があると思っていますが、

長くなるので今日は「構成」という点から説明させてください。

 


◆『漂流くん』の構成について

『漂流くん』は、基本的には4ページ × 20話 の全80ページという構成になっています。

(※一部6ページの回が含まれているので正確には84ページですが)


かなり特殊な形態ではありますが、

ツイッターを始めとしてWEBに漫画を載せることが一般化した今では

1話を短くしてコンパクトにつくられた物語には需要があると思っていますし、

これからもそういった物語の需要は高まっていくはずです。

そして、個人的にはコタさんも私もそういった形式の漫画と相性のいい作家だと思っています。

(コタさんも私もツイッターきっかけで、漫画家になったワケで)


その一方で、単に短いお話を重ねるだけでなく

大きく一つのストーリーとしてしっかりと発展し、きれいに終わらせるという

従来の連載漫画的な目標点は失いたくありません。

(漫画家になった以上、面白い「物語」を描きたいじゃないっすか!)


今回の『漂流くん』では、

その点を踏まえ、構成にこだわりました。


最初に4p×20話を前提としてプロットを作成し、何度も組み立て直しています。

4pのまとまりを意識し、各話でしっかりと事件を起こしながら

20話目のオチへ向かって、大きな物語を進めるように検討を重ねています。


結果として、納得のいくものが作れたと思います。多分。


しかし、やはりこの形態では原稿料をもらいながら媒体に載せてもらうのは

現状では、かなり難しいです。特に漫画雑誌なんかだと無理でしょう。


ツイッターでバズらせて書籍化、なんて形もありますが

『漂流くん』は内容としてそこを狙えないと思うし、

狙うべきではないと思います。(ココらへんは次回「ストーリー」編で…)


そういった意味において、

ネット的でありつつ従来の漫画的でもあろうという試みであって、

その今作をクラウドファンディングでやることに意義を感じているのです。


是非、ご協力お願いします。


とまあ、大仰なことを語りましたが

内容は下ネタギャグをベースにした大人の青春コメディです。

最後のオチもアレですからね……まあ、お楽しみに。

どういうストーリーだとか、どういうコンセプトだとかは、また次回、お話したいと思います!

 


最後まで、読んでくれました?

何言ってるかわかります?私はわかりません!

なんか今ボーっとしています!

暑いのでしっかり水分を取りましょう!