
こんにちは。
『つなぐ森林業 ~海のまちの森林組合、復興からその先へ』の著者の手塚です。
クラウドファンディングではたくさんの方々に応援していただき、本当にありがとうございました!
ラジオ番組に出演したり、講演する機会をいただいたり、釜石出身者の集まりである「はまゆり会」でPRと販売の機会をいただいたりと、この本のことを地道にお伝えしている今日この頃です。
さて、このプロジェクトのリターンのひとつであった釜石・尾崎半島での植樹活動 を2週続けて実施致しました!
8年ぶりの尾崎半島植樹活動 東京の支援者さん
1組目は、東京都内からお越しのI村さん。東京での植樹ボランティアに継続的に参加してこられたとあって、足場の悪い山火事跡地でもとても丁寧にカラマツの苗を植えてくださいました。
尾崎半島での林野火災発生は2017年です。
「まだ、植樹が続いているのか!」と驚かれた方もいるかもしれませんが、復旧事業の予算を活用した作業はだいぶ前に完了していますが、防護柵をくぐって林地に入ってしまうシカの食害で一部、枯れてしまったり、生育の悪い木があるため、それを補完するために、シカがあまり好まないカラマツを植え替える作業を進めています。

(シカが樹皮を剥いでしまい、枯れかけているスギ……)
適地適木という観点からは、この区域はスギの適地ですが、補植するのはカラマツです。
また、もともとはアカマツが自生していた区域なので、尾根筋を中心にアカマツが生育していました。
黄色の中は、復旧事業で2020年前後に植えたスギで、赤で囲んだものが今年植えたカラマツです。

ぜひ当時植えた区域も見ていただきたい、ということで、今回の補植に先立って、2017年に植えた区画で木々の成長を見てもらいました。

みちのくトレイルハイカーさんとの植樹活動
2組目は、みちのく潮風トレイルを前線踏破したというスルーハイカーさん。
なんと、愛知県からわざわざ来てくださいました!
こちらのI藤さんも、各地での植樹活動に参加されたことがあるということでした。
急傾斜の現場で、さらに、食害で枯れたスギの植わっていたポイントを探して植えるというハードな活動でしたが、時間ギリギリまで1本でも多く植えようと粘り強く作業していただきました。

あらためて、発生から9年たつ今もこうして釜石の山林を気にかけてくださる方々の存在に勇気づけられます。昨年、今年発生した大船渡市と大槌町での林野火災の復旧にむけても、一般の方々が参加できる活動があれば、ご案内していきたいと思います。
植樹活動をリターンとして選んでくださった方々の活動はこれからも続きます。



