5月25日から始まったクラウドファンディングも、残すところあと 24時間 となりました!!!!!!!!!!!現在、389名もの方にご支援をいただき、2,261,791円 ものご支援金が集まっています。本当に心より感謝申し上げます!!ゴールを目前にした今、今日は改めて「なぜ私がこのプロジェクトを立ち上げたのか」という根っこの思いと、これからの未来についてお話しさせてください。誰も農家を責められない。福祉が根付かない本当の理由家畜を取り巻く福祉(アニマルウェルフェア)の問題において、農家は責められるべきではない存在だと言うことをここでは感情論や正義感というふわっとした理論ではなく社会構造全体の視点からお伝えしたいと思います。「何がアニマルウェルフェアの社会実装を邪魔しているのか」「どうして動物福祉が社会や産業の中に根付いていかないのか…」私は現場で感じてきたことを基に、ずっと考えてきました。その答えを知りたくて、SNSを通して様々な立場の方の意見に耳を傾けると共に、福祉が社会に根付かない根本原因を探るため、生産・小売・市場・流通・法律・貿易・医療・政策意図・歴史・世界情勢・環境・社会潮流まで多角的に調べ、独自の課題抽出を行ってきました。農家側でアニマルウェルフェアが進まない最大の理由は、「福祉配慮には膨大なコストがかかるにもかかわらず、そのコストを回収・還元できる流通ルートが存在しないこと」です。自前で加工場や人員コストを確保できる資本力がある農家なら、BtoCで福祉配慮の付加価値を乗せて販売し、好循環を生み出すことができます。しかし、そうではない農家は福祉配慮をすればするほど赤字になります。さらに、福祉配慮をしたからといって市場で正当に評価される加点仕組み自体が存在しません。どんなに快適な環境を整えて愛情深く育てようが、最低限の環境で出荷しようが、市場でつけられる取引価格は変わらないのです。大量生産・大量消費を促す経済が作り出した評価軸は、小規模農家が日々の予防的観察と愛情をかけて育てている牛と、工場畜産で機械のように飼養される牛との価値の差を何ひとつ区別してくれません。このまま小規模農家が淘汰された先に待つ現実資本主義や経済合理性が主軸の畜産において、今後、社会情勢や政治都合によって安定が崩れたとき何が起きるか知っていますか?需要減少や、資材・飼料の価格高騰が起きれば、間違いなく真っ先に追い詰められていくのは資本の弱い「小規模農家」です。今まさに、その大きな波が日本の酪農・畜産に猛烈な打撃を与えている真っ最中です。日頃から牛たち一頭一頭の予防的観察を丁寧に行っているような丁寧な農家さんほど、価格高騰や需要減少の波に飲まれて淘汰されていってしまう。その先に残るのは、巨大な資本を持った一部の「工業畜産・工場畜産」のみです。小規模農家が淘汰され、工場畜産だけが残っていく過渡期に何が起こるか。市場圧の高まりから、「牛の高回転化(命の見切りの最短化)」を余儀なくされます。小規模農家や見守りの行き届いた牧場では、弱っている個体を予防的に見守り、回復を待つということを日常的に行います。しかし市場圧が高まれば、そうした「様子見の期間」すら経営を圧迫するようになります。つまり、回復を待つ時間は排除され、牛を低価格・高回転で出荷し続けなければ生き残れない流れに身を置かざるを得なくなるのです。そんな状況の中で、農家や牛たちのセーフティネットが存在しない社会って、一体何なんだろう。私はずっとそう問い続けてきました。さらに世の中を見渡せば、国会答弁では政治家が「アニマルウェルフェアは民間の認証機関などで自由に行なってください」と言い放ち、海外の先進国では「認証ビジネス」によって巨大資本の工業畜産だけが付加価値付きの販売認証を得て、実態の無いアニマルウェルフェア商品が高価格で販売され、販売側の利益だけが増えながら動物には何も還元されていない実態すら明らかになっています。押し付けるのではなく、新たな価値を創出する「ロジカウプロジェクト」アニマルウェルフェアを本質的に社会実装していくためには、何が必要なのか。そう問い続け、辿り着いたのがこの「ロジカウプロジェクト」です。生産の場全体でアニマルウェルフェアが実装されるのが理想ですが、過酷な経営環境の中で福祉を一方的に訴えることは、現場でギリギリまで切り詰めて頑張っている生産者を追い詰める言葉にもなりかねません。だからこそ、現場に押し付けるのではなく、「社会全体でアニマルウェルフェアを望み、支える仕組み」を構築することこそが最善なのではないかと考えました。そこで、 本来なら市場のレールからこぼれ落ちる存在を、熱狂的ファンコミュニティの主役に価値転換している『牛たちのかくれ家』 福島原発事故の被曝による殺処分要請から逃れ生きる、奇跡の牛たちが集う『もーもープロジェクト』つまり、経済合理性の中で『無価値』とされてしまう命を「環境エンジニア」へと価値転換し、企業のESG(資源消費という課題を地球に還元する投資)と繋げていく。これこそが、新しい牛の生き方を創出する鍵になると確信し、このプロジェクトを立ち上げました。皆さんの応援こそが、最大の成功であり強固な礎当初予定していた企業パートナーシップはまだ成約に至っていませんが、まさかこれほど多くの方々に、この取り組みをこれほど温かく応援していただけるとは想像もしていませんでした。私たちロジカウプロジェクトは、SDGsの3つの目標を軸に構築しています。 #12 つくる責任 つかう責任 #13 気候変動に具体的な対策を #17 パートナーシップで目標を達成しよう牛たちの未来を変えるために立ち上げたプロジェクトですが、消費者の皆様自身がこのプロジェクトの強力なパートナー(支援者)となってくださったこと自体が、すでにとても大きな成功です。これを可視化できたという事実はあまりにも尊く、私たちがこれから歩んでいく道のりの強固な石盤となります。『無価値』と言われる牛を、環境エンジニアとして社会価値へと転換する。はじめは乳太郎を見つめ、牛の生き方を見つめる一人の「ただの理想」であり「戯言」だったかもしれません。しかし、こんなにもたくさんの方々に共感し、応援していただけたことは、何にも変え難い尊い結果だと心から受け止めています。皆様からいただいた温かいご支援を基に、私たちは、「牛による脱炭素の環境価値」を社会の中で確かなものに変えていく取り組みを進め、未来の牛の生き方を変える道を切り拓いていきます!長い長い道のりかもしれません。けれど、その第一歩を皆さんの熱い応援とご支援と共にスタートできることを、心から誇りに思い、祝福したいと思います。本当に、心からありがとうございます!残り24時間!最後まで全力で駆け抜けていきますので、どうぞ皆様、伴走と見守りのほどよろしくお願いいたします!




