介護予防という言葉をご存じでしょうか?医療・介護関係者には馴染のある言葉ですが、一般の方々の間ではどうでしょうか?例えばテレビCMでは、健康機器や栄養サプリの宣伝時にこの言葉が使われています。介護予防とは『中年期~初老期以降に要介護状態にならないように』取り組まれることを指します。具体的には・基礎体力維持のための「ウォーキング」・筋力維持のための「筋トレ/パワーリハビリ」・高血圧や糖尿病といった生活習慣病悪化予防としての「栄養改善/喫煙飲酒などの生活習慣改善」・認知症予防としての「脳トレーニング」などなどですね。でも、これらよりももっと基本的に大切にしないといけないことがあります。それは日々の生活の中で「歩きやすい靴」を履き、「座っていやすい椅子」で過ごすこと、です。靴がダメだとどんどん歩き方が崩れ、椅子の座り心地が悪いと臥床時間が増えていってしまいます。歩く・座るという当たり前の動作を守ることこそ、介護予防の土台。このクラウドファンディングは、毎日使う椅子から介護予防を考える挑戦です。
12月13日(土)、東京品川病院にて開催された第7回シーティング連携マトリクス研究会にて、電動姿勢調整車椅子「ハイネル」と並び**「背中で座る椅子 trone」**を展示させていただきました。ハイネルが「一見して凄さが分かる」車椅子だとすれば、trone は「さりげなく凄い」椅子。そうご説明しながらご案内しました。理学療法士・大渕の誘導で身体を trone に当て込んで座っていただくと、多くの方がその違いを実感され、共感やお褒めの言葉を多数いただきました。写真は、trone に座るハイネル製造者・浅見さんと、ハイネルに座る大渕氏の様子です。
いつも温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。 このたび「背中で座る椅子 troneチェア」の独自の背もたれ構造が、正式に実用新案登録として認められました。これまで歩みを支えてくださった皆さまのお力添えがあったからこそ、ここまで辿り着くことができました。 心より御礼申し上げます。今後も、多くの方に“座る喜び”をお届けできるよう、丁寧に取り組んでまいります。 引き続き、温かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
『椅子の背もたれと高齢者』皆さんは、椅子に座るとき「背もたれ」を意識したことがありますか?ダイニングチェアのように背もたれが低い椅子では、背中をどっしり預けることはあまりありません。一方、リビングチェアや新幹線の座席は背もたれが高く、背中全体を支えて長時間でも安楽に座れるように設計されています。ところが——高齢の方の中には、この“高い背もたれ”が身体に合わなくなるケースがあります。それどころか、低めのダイニングチェアでさえ姿勢が崩れてしまうことも珍しくありません。その背景には、加齢による・筋力の低下・背骨や骨盤の変形・円背(背中が丸くなる)といった変化があり、若い頃とはまったく異なる身体状態になってしまうためです。本来なら、高齢者の身体に“ぴったり合う背もたれ”こそ必要です。しかし、これまでの家具椅子の世界には、そのような椅子がほとんど存在していませんでした。この課題を何とかしたい——。そんな想いから、私たちは「背中で座る troneチェア」を開発してきました。高齢の方が、もう“座るのがつらい”と言わずにすむ未来のために。
ご縁をいただき、2022年の初めから「新しい虚弱高齢者向け家具椅子の開発」が具体化しました。しかし「これまでにない椅子を作る」という挑戦のため、まずは関係者にイメージを共有することからじっくり時間をかけ始めました。写真1・2は最初に作ったミニモデルです。写真1は不採用、写真2は「troneの原型」ともいえるモデルで、すでに座面ティルト機能を盛り込みました。写真3は“魔改造で作った実物大イメージ”で、既製品よりも姿勢が改善されることを確認し、既存製品がニーズを満たせていない現状も改めて実感しました。多くのミニモデルや試作椅子を経て、見た目は粗くとも機能性の可能性を感じました。そして、稚拙なアイデアを宮本さんの技術で見事な製品へと仕上げていただきました。今は、一人でも多くの方に「trone」を体感していただき、座る喜びや快適さを実感してもらえることを願い、活動を続けています。




