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侵食で店舗存続危機!築140年の店舗を改築し、アートスペース油亀を存続させたい!

【築140年の命綱を繋いで!】 岡山・油亀の歴史的古民家が長年の雨により柱の腐食と傾きで存続の瀬戸際にあります。移転は歴史空間の消滅を意味します。建物を緊急補強し、「油亀ラボ」として未来へ繋ぐ大修繕へ、皆様の決断とご支援を心よりお願い申し上げます。

現在の支援総額

3,288,111

65%

目標金額は5,000,000円

支援者数

169

24時間以内に15人からの支援がありました

募集終了まで残り

16

侵食で店舗存続危機!築140年の店舗を改築し、アートスペース油亀を存続させたい!

現在の支援総額

3,288,111

65%達成

あと 16

目標金額5,000,000

支援者数169

【築140年の命綱を繋いで!】 岡山・油亀の歴史的古民家が長年の雨により柱の腐食と傾きで存続の瀬戸際にあります。移転は歴史空間の消滅を意味します。建物を緊急補強し、「油亀ラボ」として未来へ繋ぐ大修繕へ、皆様の決断とご支援を心よりお願い申し上げます。

【ご支援開始日時に関する大切なお知らせ】

油亀がクラウドファンディング挑戦をお知らせして以来、多くのお客様、知人、飲食関係のみなさまからも、心温まる応援を頂戴いたしました。

2007年の創立以来18年。この建物とともに歩んできたのは、スタッフだけでなく、この場所に足を運んでくださったすべての方々の思い出だと改めて痛感しています。

皆様との大切な記憶が詰まったこの場所を未来へ繋ぐため、皆様のお気持ちを力に変え、この挑戦を成功させたいと強く願っています。

◆第二弾リターンの発表についてご案内

油亀がお世話になっている作家のみなさまから応援をいただき、第二弾のリターンが発表できるようになりました。

2025年11月12日(水)油亀のインスタライブでその内容(一部)を紹介させていただきました。

第二弾リターンのいくつかが公開されてご支援いただけるようになりました。ぜひ合わせてご覧いただけますと嬉しいです。

◆IMAGINE.COFFEE 岸本展明さんから熱いエールをいただきました

我々IMAGINE.COFFEEはアートスペース油亀さんを応援しています!!

この度、老朽化による改装がどうしても必要になってきた油亀さんがクラウドファンディングに挑戦されています。感謝の意を込めて応援メッセージとさせてください。

まずは、僕と油亀さんとの出会いはもう14年ぐらい前になります。まだIMAGINE.COFFEEも始まる前彼女(今の妻)とのデートとして岡山を訪れカレーのための器展を開催していた油亀へ。入口で「ようこそきてくださいました、奥までズラッと作品が並んでますのであがってください!今日は美味しいカレー作ったので良かったら食べてください!」と満面の笑みの柏戸さん。深い交流を持たしてもらうようになった現在もあの時の入り口での笑顔は全く変わらないんですよね。表裏のない、オープンマインドな人柄がよく分かります。

その後「宮脇さん」という大切な友人でもあるお客さんが繋いでくれてご縁で珈琲のための器展でコーヒーを淹れさせていただける事になるのですが、まさかこの頃はそんな事夢にも思ってませんでした!

そこからはもう、油亀さんには感謝と尊敬しかありません!

毎年珈琲のための器展に呼んでくださる事、素晴らしい作家さんをいつも紹介してくれる事、逆に自分がオススメしたコーヒー屋さんもちゃんと取り入れてくれたりする事、油亀のスタッフさんが誰一人欠かさず素晴らしい事、C!C!C!という僕たちが松江でやっているイベントに無理してきてくれた事、松江や岡山で会う時は必ず飲みに付き合ってくれる事(特にサジさん)、圧倒的な世界観をいつも見せてくれる事、ほんとに感謝、尊敬です!

僕らには油亀さんで繋がってる大切な縁がたくさんあります。

油亀が無くなると困るんです!

訪れた事のある人ならみんなそうでしょう??

みんなでアートスペース油亀を応援しましょう!!

油亀のこれまでを見守り続けてくださった、岸本さん。これまでの心温まる思い出が溢れ出るようなすばらしい応援をいただき、スタッフみんなで感激しております!!この熱いエールを胸に、みなさまに愛される油亀を守り、最後まで全力で駆け抜けます!!

最新情報は、こちらのページや油亀の活動報告、インスタグラムでお知らせいたします。皆様の熱いご支援が、この場所の「未来」を創ります。伝統と新しい価値を生み出す私たちの挑戦に、どうかお力添えをよろしくお願い申し上げます。

1. アートスペース油亀のご紹介と使命

アートスペース油亀 代表柏戸喜貴

アートスペース油亀オーナーの柏戸喜貴と申します。私たちの挑戦をご覧いただき、心より感謝申し上げます。

私たちがここ岡山でアートギャラリーとして開業してから、おかげさまで18年目を迎えました。2007年にこの築140年の古民家を改修し、後楽園の対岸という文化の中心地に店舗を構えて以来、「手仕事の熱い想いを生活に届ける」という理念のもと、活動しています。この歴史ある雰囲気の中で、現代のアートと工芸の展示空間を提供しています。

私たち油亀は、「一つの手仕事の裏側にある物語を伝える」ことを大切にし、全国の作り手と協力して独創的な企画展を創ってきました。累計数万人が来場した「カレーのためのうつわ展」「珈琲のための器展」は、その挑戦の象徴です。真摯な対話を重ねる中で、作り手の方々との確かな絆と信頼関係を育んできました。この熱い思いを絶やさず、日本の工芸の可能性を広げていく。それが私たちの使命です。

アートスペース油亀ウェブサイト(https://www.aburakame.com) 

インスタグラム(https://www.instagram.com/aburakame) 

油亀のweb通販「FUHENT」(https://aburakame.ocnk.net


2. 【建物を残したい】クラウドファンディング挑戦の理由

築140年の古民家が持つ、「かけがえのない記憶と美しさ」

昔の職人さんが作った、宙吹きガラスがゆらぐ窓ガラス土間から見上げた天井には、龍のような梁があり、明治時代の天井が見えます。昔ながらの藁を圧縮して作った畳。

かつての油問屋の頃から使われてきた、油の貯蔵庫。

この建物は、岡山空襲の戦禍をくぐり抜けて燃えずに残った、「歴史と記憶の器」です。そして、その名前「油亀」自体が町の物語です。この建物は、古くから「油亀屋(あぶらかめや)」という屋号を持っていました。歴代店主の中に亀雄さんがいたことから、町の人に「亀さんの油問屋だから、油亀」とも呼ばれていました。私はその屋号が持つ地域の歴史と愛着を深く考え、ギャラリー名として受け継ぐことにしたのです。

約20年前、空き家だったこの場所を、私と仲間たちが寝袋を持ち込み、懸命に掃除し蘇らせました。今も、土間から見上げる明治時代の見事な梁や、手吹きガラスのゆらぎが歴史を語ります。特に、畳は昔ながらの藁を圧縮した畳床(たたみどこ)で、先代が戦争を乗り越えた記憶として残したものです。私たちはこれを大切に守っています。この唯一無二の記憶と美しさを、私たちは未来へ繋いでいきたいのです。

建物の危機を乗り越え、「油亀ラボ」という未来へ

建物チームによる状況の侵食部分を確認。雨の侵食による危機的状況が見つかりました。

長年の雨水の侵食により朽ちてしまった柱や壁。

建物の侵食により、存続が危ぶまれる。長年の雨の侵食により、柱の腐食や建物の傾きが発生。このままでは店舗の存続が難しく、移転の必要性さえ出てきました。移転は、お客様や作り手の想いが詰まった歴史的空間の完全な消失を意味します。

現在、私たちは以下の危機的状況に直面しています。

長年の雨の侵食により、柱の腐食や建物の傾きが発生。このままでは店舗の存続が難しく、移転の必要性さえ出てきました。移転は、お客様や作り手の想いが詰まった歴史的空間の完全な消失を意味します。

この緊急修繕は、建物の危機を解決し、構造的な補強を果たすことが必須です。これに加えて、修繕を「進化」の機会と捉え、「油亀ラボ」という新たな付加価値を備えます。

【油亀ラボがもたらす進化】これまで:モノの展示販売が中心のギャラリー、建物の危機(存続が危うい状態)|修繕後(未来):「食」や「体験」を提供する交流拠点へ進化、構造的な補強で未来へ存続する文化ハブへ

この建物を残すことは、日本の工芸の魅力を岡山から世界へ伝え、地域の文化と歴史を繋ぐことに他なりません。油亀のこの熱い思いをご覧になって、ご賛同いただけると嬉しいです。


3. アートスペース油亀の4つのこだわり

① 作り手との共同製作による「油亀独自の作品」

作り手との共同製作による「油亀独自の作品」

油亀の展覧会のために全国各地の作り手が生み出したうつわたち。

作り手による、うつわの制作風景。

私たちの最大の強みは、全国の作り手との強い信頼関係です。この信頼関係に基づき、既製品には真似できない、企画展のテーマに合わせた「油亀独自の作品」を作り手に依頼し製作しています。これにより、お客様には他では手に入らないオリジナリティを提供しています。真摯な対話を重ねることで、作り手の技術や想いを深く理解し、その熱意を作品を通して伝えることにこだわっています。この共同製作のスタイルこそが、油亀の企画展が常に新しく、お客様の期待を超える理由です。


② 約20年間、休むことなく続けた「独創的な企画展」の開催

2007年の開業以来、私たちは休むことなく毎月異なるテーマの独創的な企画展を開催し続けてきました。これは、工芸を特別なものではなく、誰もが楽しめる身近な存在に変えるための挑戦です。たとえば、累計数万人を動員した「カレーのためのうつわ展」では、スプーンの角度や盛り付けやすさまで考え抜かれたカレー皿を展示し、食と工芸の新しい接点を生み出しました。この実績は、お客様に新たな「発見と感動」を届け、油亀が地域に根付いた文化拠点として認知されるとなりました。


③ 【未来】「食」と「うつわ」を融合させた新しい体験の提供

油亀独自の活動「リハイクル」から生まれたワイングラスは、倉敷のガラス作家白神典大さんがぶどうの剪定木の灰を溶かして吹き上げました。

今回創設する「油亀ラボ」の中核となる価値です。入口から厨房が見えるカフェスペースでは、お客様に実際にうつわを使いながら「食」を融合させた体験を提供します。例えば、岡山県産の未利用果実をアップサイクルしたスパイスかき氷などを、作り手のうつわで提供します。さらに、農業廃棄物を工芸素材に変える「リハイクル」活動から生まれたワイングラスでナチュラルワインを味わうなど、食を通じて地域資源の循環というストーリーを五感で体験できる、圧倒的な新しい価値を提供します。

ぶどうの剪定木を燃やした灰から生まれたワイングラスと、そのぶどうから作られたGRAPE SHIPさんのナチュラルワイン。


④ 【未来】「作り手の物語」を深掘りし、五感で発信する交流拠点

うつわと食。生産者や料理人のみなさまを招いて開くワークショップやイベントは五感を刺激します。

「油亀ラボ」は、単なるカフェ機能に留まらない、物語の発信拠点となることを目指します。この多目的スペースを活用し、作品が生まれるまでの「作り手の熱い想いの軌跡」「創作のストーリー」を深く掘り下げて発信します。具体的には、作り手や生産者を招いた講演会、ワークショップ、料理教室などを積極的に開催。お客様が作品に込められた物語を知り、作り手と交流することで、より愛着を持って温かい暮らしを感じてもらえる場所を創出します。


4. アートスペース油亀が行った代表的な展覧会・イベント

カレーのためのうつわ展ー絶品なうつわ、襲来。ーカレーのためのうつわ展ー絶品なうつわ、襲来。ー

カレーのためのうつわ展ー絶品なうつわ、襲来。ー

スプーンのすくう角度、盛り付けやすさ、収納事情まで考え抜いたカレーのうつわ。全国の作り手90名が作り上げる人気企画展です。(名カレー店のカレーが食べられます。)

珈琲のための器展ーお酒はなくても、生きていける。ー

珈琲のための器展ーお酒はなくても、生きていける。ー

珈琲界のトップランナーが出張ドリップのゲストに勢揃い!愛好家のための器展です。作り手の視点から「珈琲の時間」が至福のひとときに変わります。

『リハイクル』活動 白神典大のうつわ展「ぶどうの灰でグラスをつくる」『リハイクル』活動 白神典大のうつわ展「ぶどうの灰でグラスをつくる」

『リハイクル』活動 白神典大のうつわ展「ぶどうの灰でグラスをつくる」

岡山県産のぶどうや桃の剪定木など農業廃棄物を燃やして灰にし、工芸素材としてアップサイクル。廃棄物が美しいグラスに生まれ変わる、「油亀ラボ」構想の原点です。

豆皿だけのうつわ展ー小さいけど、すごいやつ。小さいから、すごいやつ。ー

豆皿だけのうつわ展ー小さいけど、すごいやつ。小さいから、すごいやつ。ー

豆皿という小さなキャンバスだからこそ表現できる、作り手の技術と遊び心を凝縮。屋敷一軒、見渡す限り豆皿の景色は圧巻の人気企画展です。


5.油亀代表メッセージ

これまでの感謝と、この危機を乗り越える決意

油亀の入口。ガラス戸に描かれたロゴマークが目印です。2007年の開業以来、油亀は多くのお客様、そして素晴らしい作り手の皆様の熱い想いとご支援に支えられ、今日まで歩んでくることができました。心より深く感謝申し上げます。

今回ばかりは、建物の壁面や柱の侵食という根本的な危機です。私たちは、この多くの人々の想いが詰まった歴史を絶対に絶やしません。この強い決意のもと、皆様に助けを求めることを決めました。油亀の魂を守る、この未曾有の大修繕の挑戦に、ぜひとも皆様のお力添えをいただければ幸いです。

展覧会を楽しむために、行列ができることも。

今後のビジョン:情熱と温かい暮らしを未来へ繋ぐ拠点として

油亀の名物黒板。展覧会ごとに手描きで描いています。

この修繕を経て、油亀は単なるアートスペースから、地域社会とアート・工芸を繋ぐ文化ハブへと進化します。私たちが目指す「油亀ラボ」は、食とうつわ、そして体験を五感で体現できる、他にはない新しい価値を提供します。

この古民家が存続することで、作り手のあふれる熱意やワクワクを文化として次代へと発信する拠点となります。お客様には、作品に込められた手仕事のあとを楽しんでいただける、そんな温かい暮らしを感じてもらえる場所になること。それが私たちの願いです。油亀は、この場所を県外・海外のお客様が目指して来たくなる文化的な磁場として確立させます。「油亀」の存続は、岡山の文化と歴史の未来を繋ぐことだと信じ、邁進してまいります。

油亀の隅々に昔と今、未来をつなぐ景色があります。


資金の使い途、リターンについて

ご支援いただいた資金は、侵食した建物壁面の改修および、建物補強工事を兼ねた油亀ラボスペースの建築工事費用の一部として、大切に使わせていただきます。内訳としては、侵食した建物壁面の修復費用に400万円、建築補強を兼ねた油亀ラボスペースの建築工事費用に100万円(厨房機器の購入費用には使用しません)を充当させていただきます。

油亀の建物を大切に思う建築チームのみなさんにより、今回の改修は行われます。


実施スケジュール

2025.10月 クラウドファンディング開始

2025.11月 建物改修工事<第一期>侵食部分着手

2026. 1月 建物改修工事<第一期>侵食部分完成

2026. 5月 建物改修工事<第二期>建物補強・油亀ラボ着手

2026. 9月 建物改修工事<第二期>建物補強・油亀ラボ完成

2026.10月 油亀ラボ スタート  

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • 「油亀の未来」に向けた挑戦。おかげさまで、クラウドファンディングは現在160名の方々にご支援いただき、目標金額の60%を超えるところまで到達することができました。心より感謝申し上げます。油亀が今までお世話になっている作り手のみなさま。ロースターやカレー店のみなさま。展覧会にお越しくださっているお客様。また、web通販で作品を選んでくださっているお客様。油亀に来たことはないけれど、ずっと気になっていたという方。あるいは、以前に岡山に住んでいたときに、油亀によく足を運んでくださった方。みなさまの温かいご支援と、一緒に添えてくださる応援メッセージが、私たちの大きな力になっています。◆山陽新聞さんにご掲載いただきましたクラウドファンディング最終日。油亀、18回目の創立記念日、12月5日23時59分に向けて、さらなる応援。山陽新聞さんに油亀のクラウドファンディングを取り上げていただきました。油亀の立ち上げ当初から、展覧会を開催するたびに、いつも温かく、素敵な記事で紹介くださっています。今回の記事は山陽新聞さんのwebページでもご覧いただけます。私たちの想いと、挑戦の詳細が詰まっています。ぜひともご一読いただけましたら幸いです。<a href="https://www.sanyonews.jp/article/1827083?kw=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B9%E6%B2%B9%E4%BA%80" target="_blank"></a> もっと見る
  • 活動報告 Vol.2:「一週間が経過して」〜中庭のシンボルツリーが告げる油亀の歴史と未来〜「油亀の未来」へのプロジェクト。クラウドファンディングがスタートして、一週間あまりが経ちました。連日、たくさんの嬉しいコメントとともにご支援をいただけて、本当に嬉しいです。また、遠方からも、実際に油亀までお越しいただき、直接温かい励ましのお言葉を伝えてくださる方も多く、そのお気持ちに心から感謝し、大変な力をもらっています。本当にありがとうございます!■質問ランキング第4位!油亀を見守る「タイサンボク」築140年の古民家、アートスペース油亀。この建物を訪れてくださる方から、様々な質問をいただきます。そのなかでも中庭に関するお尋ねは特に多く、質問ランキング第4位です。とりわけ存在感を放つ一本の木が、お客様の目を引いているようです。「この木は何の木ですか」と、多くの方が聞いてくださいます。その名はタイサンボク。6月になると白くて大きな花を咲かせます。実はこのタイサンボクは、もともと日本にはない木でした。北アメリカが原産で、この国に伝わったのは明治初期と言われています。油亀が建てられたおよそ140年前から、中庭のタイサンボクは、この建物とともにありました。ずっとずっと、この建物を見守ってきたシンボルツリーです。タイサンボクは6月になると白くて大きな花を咲かせます。毎年、花を咲かせるたびに、今年もこの場所で巡り会えたことに喜びを感じています。私にとっては、桜のような存在とでもいいましょうか。むしろ桜以上に、一年、歳月の経過を告げる花、思い入れがある花かもしれません。タイサンボクが枝の上の方に咲くために、開花の季節が訪れるたびに、注意深く観察するようになりました。なにせ、咲いたと思うと、すぐに散ってしまいます。三日と持たずに、花びらが地上に落ちてくるのです。見た目とは裏腹にとても儚い。でもだからこそ、またここで、油亀で。来年、タイサンボクが花を咲かせた姿に出会いたい。そのためにも、今、出来ることを頑張ろう。油亀で働いている毎日のなか、いつも力をもらってきました。来年、再来年、これからもずっと、油亀の中庭で、開花のときを迎えてほしい。願わくば、花を咲かせたその時を、油亀を応援してくださったみなさんとともに迎えたい。この木が油亀の中庭で花を咲かせた姿を見たことがない方が、たくさんいます。一緒に同じ木を見上げ同じ花に思いを馳せる。そんな未来を迎えること、そんな未来を迎えられるように、12月5日(金)のクラウドファンディングの最終日までの日々を全力で駆け抜けたいと思っています。引き続き、温かいご支援と応援をどうぞよろしくお願いいたします。アートスペース油亀代表 柏戸喜貴スタッフ一同 もっと見る
  • 「油亀の未来」についてのプロジェクト。クラウドファンディングへの挑戦。本日、無事に始まりを迎えることができました。プロジェクト終了日の12月5日(金)である創立記念日まで、残り35日間。ご支援いただいたことが何よりも嬉しいです。そして添えられたひとつひとつの応援のコメントが、私達にとってこの上ない励みになっています。いただいたエールの一部をご紹介させていただきます。「あの場所にあるあの古民家こそ油亀!」「微力ながらお手伝い。熊本より応援しています。」「温故知新の油亀さんを楽しみにしています!」「いろいろな作品や感性、わくわくに触れることのできる油亀を応援しています!頑張ってください!」「隣りの県より、毎年数回しか行けませんがとても大好きな場所です。毎回ワクワクする素敵なイベント、これからも楽しみにしています。」「これまで以上に、愛され進化する油亀スペースを応援してます◯」「油亀さんの雰囲気が大好きで、毎年伺うのを楽しみにしています!これからもよろしくお願いします!」「行ってみたいと思っていました。素敵な場所が長く続きますように。」「少額ですみませんが応援しています。」「徳島でお会いしたのも何かのご縁。応援しています!」「ほかのみなさまのようにヘビーユーザーではありませんが、時々伺って、購入させていただいています。城下町の歴史とみなさまの作品が融合した唯一無二の場所だと思っています。このような場所(油亀)が、ずっと存在し続けてほしいと思い、支援させていただきます。むしろ、支援させていただけることをうれしく思います。」「油亀があったから、凪の未来を描くことができました!全力で応援しています。」「応援しています!頑張ってください!」みなさまが油亀のために残してくださったひとつひとつのお言葉に、感謝の気持ちでいっぱいです。油亀を創立してから今日まで、様々な出来事がありました。嬉しいことはもちろん、数々の悩みや、葛藤、失敗もありました。それでも、今も油亀を続けてこられたのは、あたたかく見守り、油亀を愛してくださったみなさまがいてくれたからです。本日、2025年10月31日(金)は、油亀の歴史にとって、決して忘れられない日となりました。クラウドファンディングに挑戦を始めたこの初日。それは、みなさまから背を押してくれる温かいお言葉をいただいた日になりました。この素晴らしいお言葉を生涯忘れることはないし、そしてそんな言葉をかけてもらえる油亀であり続けたい。心から思うと同時に、思うだけではなく、有言実行の油亀で示せるように、行動し続けてまいります。本当にありがとうございます。引き続き、応援をどうぞよろしくお願いいたします!アートスペース油亀代表 柏戸喜貴スタッフ一同 もっと見る

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