みなさん、こんにちは。
学生委員によるミニ読書感想文の第3弾です。今回は、教育・心理学部2年の湯浅さんです。
◆湯浅 彩永さん
浅賀ふささんの物語の中で特に心に残ったのは、「まずは一歩ずつ進んでいきましょう」という言葉でした。ふささんは、自分に何ができるのかを常に問い続け、その答えを“行動”で示していった人です。その姿勢から、「考えるだけでなく動き続けることの大切さ」を強く感じました。
物語を通して印象に残ったのは、医療や福祉の現場だけでなく、さまざまな職種の人々が上下関係にとらわれず対等に関わっていたという点です。多職種連携が求められる現在の支援現場において、ふささんが実践していた“対話と協働の姿勢”はとても重要だと感じました。
ふささんの生き方は、まさに「行動力と実行力の人」。しかし同時に、大きな挑戦を成し遂げるには、学び続ける姿勢が不可欠であることも示してくれました。読み終えて、私自身も進路に迷う中で「小さな一歩を積み重ねることの大切さ」に気づき、人と関わる仕事を目指す人たちにぜひ勧めたい一冊だと感じています。





