
今日ご紹介する最後の一枚は、
③「浜辺のSAYO|神奈川 1971」
<作品エピソード|ハービー・山口>
近くの公園でバレーボールをしていた少女の写真を撮らせて頂きました。
翌年同じ公園で偶然彼女に再会しました。
私が卒業した中学の後輩にあたり、私は21歳、彼女は15歳でした。
一度バイクに乗って横浜に行きました。
その後、私はロンドンに渡り10年以上帰国しませんでした。
でも彼女の存在はずっと心の中に残っていました。
ギタリスト布袋寅泰さんの「Glorious Days」の歌詞は彼女との思い出を綴ったものです。
風に揺れる髪、遠くを見るまなざし。
まだ何者でもなく、
それでも、すべてになれる可能性を秘めた時間。
この写真からは、言葉にならない「憧れ」や「予感」、
そして “二度と戻らない季(とき)” が静かに立ち上がってきます。
アルバム『季(とき)』の中でも、
最も内省的で、深い余韻を残す一枚です。
今回のプロジェクトは、支援者の皆さんの投票によってアルバムジャケットが決まる、「一緒につくる」プロジェクトです。
3日間にわたってご紹介してきた3枚の写真。
どれも違う「季」を生き、違う時間の輝きを宿しています。
増崎孝司さん、矢堀孝一さん、そしてハービー・山口さんも、皆さんの投票をとても楽しみにしています。
ぜひ、感じたままに、心が動いた一枚を選んでください。
このアルバムは、音楽・写真・そして皆さんの参加によって完成します。
最後までご一緒できたら嬉しいです。



