
【活動報告#7】
<ネクストゴール(第二目標)へ向けて>
学年担当の酒井です。子供達の活動に興味を示していただき感謝いたします。
第二目標へ向けてサイト側から承認を得られました。
ここからは、50万円目指して進んでいきます。
HPについても、生徒たちから今回は大人目線で作成して欲しいと依頼があり、酒井が担当しました。
さて、そもそも学校とは何ですかね?
今回は、生徒の活動よりも、大人の目線で活動報告ができればと思っています。
「主体的性」という言葉が流行語のように飛び交っています。学校改革も同様です。
でも、何をどうすれば良いのか?何が主体性なのか?基準はありません。
そこで、学年で定めた方針が、「自己決定をさせ、責任を持たせる」ということ。
授業も、生徒指導も、行事も、とりあえず対話しながら目的を共有して、お互いにどこまでやれるのかの役割を明確にして。そして責任の範囲を定めて。結果、子供が同僚になって。
<情報は共有、とりあえず話してみる>
今年の4月からの学年で一斉に行った取り組みの一部を紹介します。
1、エンゲージメントカードで自己開示をして、学級づくり
(酒井の選んだカード)テーマは、仕事で大切にしたいこと
2、行事を全てプロジェクトチームにして動かす。(運動会、修学旅行、音楽祭)
どのチームに所属するのかも自己決定。チームが中心となってクラス運営。運営の先にある目標は、学級目標の価値観のどれかを手にいれること。
3、廊下を公園化
廊下にベンチと机を置いてみました。廊下は走らない、床に座らない。廊下でガヤガヤしない。では、子供はどこで友人と交流するのか?「立ってると邪魔になるんです〜」と生徒に言われたから、「じゃあ、座れればいいんじゃん?」となり、公園化を実行。設置してから、先生たちも座って生徒と話してます。学習している生徒もいます。授業時間には遅れていません。もちろん、イタズラする生徒もいません。

<目指す先の生徒像とは>
生徒は大人と経験値以外何も変わらない。
なら、やらせてみよう!同僚として見よう!権利がとか堅苦しい話ではなくて、裁量の範囲内で一緒に考えるて決める。だから全員が納得できる60点を目指して行動と責任が生まれる。これが主体性だと考えています。何でも自由に主体性はありません。
行事だけでなく、授業も休み時間も含めて生徒たちは頑張ってます。この本が世の中に出た先に、子供の権利が変わるかもしれません。学校の存在価値が変わるかもしれません。彼らは、そこを目指しています。
引き続き、周りにいる多くの大人にこのプロジェクトの宣伝をお願いします。
もちろん、学校に直接見学に来てくれても構いません。生徒たちのリアルを見てください。





