善意のパラドックスに挑む。離島から全国へ横展開可能な「地方創生のOS」

若者を都会へ送り出す親心が故郷の寿命を縮めている?この「善意のパラドックス」に向き合うために、離島の実務家が開発する地域社会シミュレーター『Future Trajectory』。複雑な利害対立や時間差の因果関係を可視化し、対話を可能にする「知のインフラ」を、瀬戸内から全国へ届けます。

現在の支援総額

115,000

11%

目標金額は1,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

42

善意のパラドックスに挑む。離島から全国へ横展開可能な「地方創生のOS」

現在の支援総額

115,000

11%達成

あと 42

目標金額1,000,000

支援者数8

若者を都会へ送り出す親心が故郷の寿命を縮めている?この「善意のパラドックス」に向き合うために、離島の実務家が開発する地域社会シミュレーター『Future Trajectory』。複雑な利害対立や時間差の因果関係を可視化し、対話を可能にする「知のインフラ」を、瀬戸内から全国へ届けます。

善意の決断が、故郷の寿命を削る
私たちが陥った「悲しい構造」の正体

『君の才能を活かすために、広い世界を見てきなさい。
この町は君には狭すぎる。』

これまで地域の大人たちは子供たちの幸せを願い、
この言葉を贈り続けてきました。

より高度な教育を受け、
豊かな選択肢を手に入れてほしいという、
純粋で深い愛情です。

その親心としての決断は
一人の親として、
あるいは教育者として、
決して間違いではありません。


しかし今、私たちは一つの残酷な事実に直面しています。


私たちが子供たちの未来を想って積み重ねてきた
善意の決断」が、
結果として地域から若者を遠ざけ、
図らずも故郷の寿命を縮めてしまう

誰も悪くないのに望まない方向へ進んでしまう構造を、
私は、『善意のパラドックス(※1)』と名付けました。


地方の人口減少の真の要因は、
避けられない天災や経済の低迷だけではありません。

過去から現在に至るまで、
私たちが良かれと思って選んできた数々の意思決定が、
数十年という時間をかけて副作用となり、
現在の衰退という結果を招いているのかもしれません。


これは誰か一人の責任ではなく、
私たちが無自覚に陥っている構造の罠です。

過去の時代には正解だった布石が、
今の時代においては、
望まない未来を描く原因となっているのです。

私は、先人たちの善意を否定したいのではありません。
その善意が報われる未来を創るために、
地域の意思決定のOSのアップデートが必要なのです。


この正解のない問いに向き合うため、
私は地域の未来をシミュレーションするボードゲーム
Future Trajectoryを開発しました。



テストプレイで示された協力の難しさ
若者が目撃した、故郷の未来

地元の高校で行われたテストプレイの様子

■ 離島の教室で行われた「未来のシミュレーション」

12月中旬、地元の愛媛県立弓削高等学校にある教室で、現役の生徒たちを迎えてテストプレイを実施しました。「地域を維持・発展させる」という一見ポジティブな目標を掲げて始まったゲームですが、中盤に差し掛かった頃に不穏な空気が流れ出します。


このままだと町が滅びるぞ


地域の活力が目減りし、ゲームオーバーになった彼らに与えられたのは、無機質なスコアによる勝敗だけではなく、自分たちの将来に起こりえる未来の物語でした。


母校が廃校となり、同窓生が子供の教育のために都市部へ出ていく」という悲しく、そしてこのまま地域が衰退していけば充分に起こりえる話です。彼らは私が「未来の物語を話す」と伝えると、最初は「面白そう!」という反応でしたが、教室は徐々に静まり、最後には言葉を失い未来の可能性に思いを寄せる彼らの姿がありました。


■ 協力の難しさ

しかし、当事者意識があるからといって、地域が救われるわけではありません。テストプレイで見えてきたのは、以下の4つの「停滞」です。

【1】役割目標の偏重
各自が背負う「目標」を達成することに手一杯になり、他者の状況を顧みる余裕が心理的に奪われていきました。

【2】方針への意思決定の軽視
地域全体の方針を定める「投票」よりも、目先の資源の獲得を優先し、地域の舵取りという「大きな決断」が疎かになりました。

【3】利害調整の不足
地域の活力を回復させるには、自分だけの力では足りません。しかし、「誰が、どのタイミングで重い負担を負うのか」という調整がつかないまま、刻一刻と時間は過ぎていきました。

【4】資源独占による経済停滞
一部のプレイヤーが資源を貯め込むことで、本来「地域経済」へ投入されるべき資源が枯渇し、全員が身動きできなくなる構造的な疲弊が発生しました。


■教育効果の実感とプロモーション協力依頼

こんなゲームなら、授業でやりたい!

プレイ後、学生たちから漏れたのは、安易な正解のない問いに挑んだことへの知的な手応えでした。

同時に、この複雑な利害関係を整理し、建設的な議論へと導く「導き手(ファシリテーター)」の存在が、社会の学びを深めるために不可欠であるという確信を得ました。

未来を生きる当事者である彼らの「気づき」と「危機感」を世に届けるため、本プロジェクトでは、彼らの声をそのままプロモーション映像に収める製作協力を依頼しました

彼らが直面した「協力の難しさ」は、決してゲームの中だけの話ではありません。次章では、なぜ彼らがこれほどまでに翻弄されたのか。その要因である「OS(システム)」の核心部を解体します。




複雑な社会をありのままに映し出す。
構造の罠を理解し、対話を可能にする

「地方創生のOS」

地域を象徴する地図ボード


離島の学生たちが直面した「回避できたかもしれない未来」を盤上で示した『Future Trajectory』は、単なる遊びの道具ではありません。それは、安易な正解を提示するのではなく、複雑な社会をありのままに捉え、建設的な対話を促すための「地域社会のシミュレーター」です。

なぜ、地方創生という難題にはこれほど精密なシステムが必要なのか。その「攻略の武器」となる構造を解体します(※2)。


■ 「意思決定の3つの罠」を可視化する

自分たちの善意がなぜ裏目に出るのか。そのメカニズムを、本作は3つの視点で可視化します。

【1】原因追及の軽視
目先の解決策に囚われ、課題の本質から目を逸らしていないか。
【2】副作用の軽視
良かれと思った「善意の施策」が生み出す悪影響を考慮できているか。
【3】不作為のリスク
批判を恐れて「何もしない」ことが、実は大きな衰退を招いていないか。


12の役割が織りなす「価値観の対話場」

異なる目標や価値観、制約を持つ12の役割

プレイヤーには、地域の未来を左右する12種類の異なる役割が与えられます。

【1】声を上げにくい立場地域の意思決定から取り残されがちな「学生」や「高齢者」。
【2】地域を支える立場今まさに最前線で汗を流す「勤務者」や「経営者」。
【3】「新しいことに挑戦したい者」と「都会を離れて癒やされたい者」の移住者の葛藤。
【4】外部からの視点独自の目的で関わる「官僚」や「ジャーナリスト」、「旅行者」。

これら全く異なる背景を持つ、多種多様な立場を疑似体験します。立場が違えば、成し遂げるべき目標も、価値観も変わります。政治への参加移動手段にも制約が発生します。ある人にとっての「地域貢献」が、別の人にとっては「自由の制限」になる。この避けて通れない対立の中で、どうすれば「合意形成」ができるのかを、盤上で泥臭くシミュレーションします。


■決断は「布石」となり、数ターン後の未来を動かす

布石システムによって将来効果が期待値から変動

本作で重視しているのは、時間差で起こる因果関係です。毎ターン採択される地域の方針は、即座に結果を出さず、布石としてタイムラインに乗り、忘れた頃に結果が判明します。

「今、良かれと思った決断」が、未来において期待以上の恩恵となるか、あるいは衰退を加速させる逆効果となるか。この短期・長期のトレードオフ関係を構造的に再現しています。


■「地域経済」の還流を管理する独自の経済

3つの経済主体による資源循環モデル

Future Trajectory』では、現実の社会構造をモデル化した「3つの経済主体」が資源の循環を管理します。個人資産、地域経済、そして広域経済の3つです。

自分の利益ばかりを優先すれば、地域経済は空洞化し、地域活力が尽きて全員が敗北します。逆に、地域経済ばかりを気にして個人が疲弊すれば、自らの役割目標は達成できません。


「このお金は誰のものか?」
「どう回せば、個人と地域を両立できるのか?」


この有限な資源の奪い合い助け合いこそが、プレイヤーの真の価値観をあぶり出します。


この精緻なコアシステム(OS)を構築したことで、本作は単なる「上島町のゲーム」を超えた、極めて高い柔軟性を手に入れました。一つの町に留まらず、あらゆる地域社会の課題に合わせて姿を変えることができる。それが、本作の核心である「モジュール設計」です。



「上島町の挑戦」を「日本の礎」に。
思考を加速させるUXと人材教育への投資

全国に安価かつ迅速に横展開するためのモジュール設計

先ほどの精緻なゲームシステムは、単なる「遊び」のルールではありません。それは、上島町という離島での挑戦を、日本中のあらゆる地域へと広げていくための「礎(いしずえ)」です。なぜ、多様な社会課題を解決するために、これほどまでに論理的で拡張性の高い「モデル」が必要なのか。その理由と、皆様の支援がどのように社会を変えていくのかを解き明かします。


■やるべきことは無限にある、でもリソースは有限だ

Future Trajectory』というゲームの中で有限の資源をやりくりしなければならないのと同様に、現実世界での地域振興もまた、有限のリソース(人材・時間・予算)をいかに効率よく活用するかの戦いです。私はこのプロジェクトに、多くの解決すべき目的を詰め込みました。

◆次世代の意思決定者を育てる主権者教育の教材
◆旅行者が地域への理解を深める観光ツール
◆立場の異なる人々の対話を促す触媒
◆純粋に没頭できる高度なボードゲーム

これらを個別にゼロから構築していては、コストも時間も膨大になり、地域は力尽きてしまいます

そこで本作は、根底にある揺るがない哲学をコアシステム(OS)とし、利用目的や地域によってフォーカスを変える部分をモジュール(アプリケーション)として分離する「モジュール型設計」を採用しました(※4)。

地図やカードを入れ替えるだけで、ある時は「主権者教育の教材」となり、ある時は「地域理解を深める観光ツール」へと姿を変えます。この設計により、開発コストを抑えつつ、日本中のあらゆる自治体への迅速な横展開を可能にします。


■複雑な問題に取り組むためにも、UXを追求しなくてはならない

現在、プロジェクトはプロトタイプによる検証を終え、実用可能なクオリティへと進化を遂げています。しかし、私が目指すのは「単に遊べる」ことではありません。プレイヤーが「ルールの確認」や「煩雑な操作」に脳の処理能力を割く時間を極限まで削り、本来向き合うべき「社会の複雑な相互作用」への思考に100%没入できる環境を構築します。

皆様からの支援金は、UX(ユーザーエクスペリエンス)のさらなる洗練に使用します。


操作は直感的に、決断はどこまでも深く


この理想的なUXを実現することで、プレイヤーは初めて本質的なクリティカルシンキングへと没頭できるのです。これは単なるデザインの改善ではなく、教育効果を最大化するための不可欠な投資です。


ただのゲーム解説者ではなく、社会課題の解決人材を育てるために

本作は、現実の社会課題を解決するためにあえて複雑さを維持しています。

・安易な正解のないトレードオフ関係
・12種類の異なる目的や立場
・忘れた頃に結果が現れる時間差の因果関係
・地域内での資源の還流と活用

これらを破綻なくナビゲートし、参加者から責任ある議論を引き出すゲームマスター(GM)の養成は、それ自体が実戦的な社会課題の解決人材の教育プログラムとなります。

皆様からの支援金は、プレイヤーの対話を深化させ、地域のリーダーを育てるためのGM養成プログラムの開発にも充てられます。


地域の観光業の弱点を補強する全天候型モジュール

具体的なモジュールの活用例として、上島町の観光課題へのアプローチがあります。上島町はサイクリングやマリンレジャー等のアクティビティが盛んな一方、課題となっているのが「雨天時・夜間時」のコンテンツ不足です。

ボードゲームは、天候や体力に左右されない全天候型・滞在型アクティビティです。

・雨の日に、宿で上島町の魅力を遊びながら知る。
・サイクリング後の夕食時に、ゲームを介して地元の人と深く対話する。
・ゲーム内で出会った名所への興味が、次回の「再訪意欲」へとつながる。

皆様からの支援金は、観光客向けの観光拡張モジュールといった、各地域に最適化されたモジュールの制作にも活用されます。


どれほど精緻なOSを構築し、多目的なモジュールを用意したとしても、それはあくまで動かすための「道具」に過ぎません。地域の歯車を実際に回すのは、システムではなく、そこに生きる人々の「意志」と「覚悟」です。

次にこのOSを武器に自らの足で歩み始めた若者たち、そして彼らと共に地域の未来を実直に支える「ロバ」たちの哲学についてお話しします。私がこのプロジェクトを通じて本当に作りたいのは、一部の「特別な人」だけが輝く場所ではなく、「地元を愛し、地に足の着いた普通の人」が自らの持ち場で主役になれる舞台なのです。




「ユニコーン」ではなく「ロバ」の誇りを。
若者が地元で「稼ぐ力」を手にし、

主役となるための舞台。

地元を愛する普通の人が主役となる舞台。

そこでの一歩目は、綺麗な理論を語ることではなく、私たちの内側に潜む善意のパラドックスに、当事者として立ち向かうことから始まります。


善意のパラドックスは、日本中の課題である

子供たちの幸せを願う大人の決断が、結果として地域の衰退を招いてしまう。この善意のパラドックスは、日本中の過疎地域が直面する共通の課題です。

上島町をモデルとして磨き上げた『Future Trajectory』の地域の未来をシミュレーションする機能は、モジュールを交換することで、全国どの自治体でも自らの課題を映し出す鏡となります。

私は、この事例を手に、日本全体の課題解決へと横展開する仮説を検証し続けます。


■我々に必要なのは、ユニコーンではなくロバ

地方に必要なのは、世界を革命するような巨大なユニコーン企業だけではありません。地域を真に支えているのは、小規模で地域に密着し、目新しくない仕事を実直にこなす事業者たちです私は、粗食に耐え、重い荷物を背負って、険しい道も歩める彼らを、敬意を込めてロバ企業と呼んでいます。

このプロジェクトが目指すのは、一部のエリートに依存するのではなく、誰もがロバとして自分の持ち場で自立し、地域に貢献していける土壌を作ることです。


■若者が、そして地域のみんなが、稼げる道を作る

地域創生のポジティブフィードバックループ

ここにはいい仕事がないから」と若者を都会へ送り出す負の連鎖を止めるには、地元で自らのスキルを活かして稼げる「道筋」を提示しなければなりません。将来的には、地元で学んだ若者や地域の事業者が認定ゲームマスターご当地版の開発コンサルタントとして自らの知見で稼げる仕組みを構築します。

自らリスクを引き受け、成果に対する正当な対価を稼ぐ。そういった先輩たちの姿を後輩たちに見せることで、上島町にいても実力があれば稼げる道はあると信じられるモデルを創ります。その実利こそが、若者を地域に留まらせるための確かな重力となるでしょう。地元に残ることが「幸福な選択」となり得る経済モデルを、私はこの島から形にします。


恩返しが自分自身の未来をも豊かにする

私は4年前に移住して以来、この町に温かく迎え入れられ、今ではコミュニティの一員として活動しています。学生の起業支援やアントレプレナーシップ教育に携わる傍ら、自らもレンタカー屋という地に足の着いた「ロバの仕事」を営んでいます。そこで感じているのは、移住者である私が主導権を握ることは、地域の自立を妨げるリスクがあるということです。

だからこそ、私は「知のインフラ」を提供する裏方に徹し、地元の人間が主役となる舞台を整えます。開発者が利益を独占せず、地域全体で価値を共有する。この恩返しが回り回って、私自身が暮らしやすい未来を創る。それが、私が描こうとしている未来の軌跡(Future Trajectoryです。

私は、このプロジェクトを一方的な寄付で終わらせたくはありません。ここに集う支援は、ロバが険しい道を進むための糧となり、若者が自立するための資本となります。そして同時に、皆様の手元に届くリターンは、あなたの目の前にある教育現場や、地域振興の課題を突破するための「実戦的な資産」となるはずです。

教育、ビジネス、地域振興。それぞれの立場で、共に未来の軌跡を描き出すための具体的な参画方法を、次にご紹介します。




「共感」を「未来への布石」に。
OSを共有し、共走・共創するための招待状

このプロジェクトが提供するリターンは、単なるお返しの品ではありません。それは、これまでに述べた『地方創生のOS』を、皆様の現場にある課題に合わせて最適化した実戦的なツールです。そして何より、このプロジェクト自体が、地域の未来を信じて一歩ずつ進む「ロバ」たちの歩みの集積です。

皆様には、この軌跡を共に描くパートナーとして、ご自身に最適な参画の形を選んでいただきたいと考えています。


■A. 「ロバ」の歩みを支え、共に未来を待つ皆様へ

「ゲームはしないけれど、この取り組みを応援したい」という皆様の想いは、ロバが険しい道を進むための最も大きな糧となります。

【A-1】純粋応援プラン 1,000円 / 【A-2】共創の軌跡プラン 3,000円
感謝のメッセージクレジット掲載を通じて、本プロジェクトの歴史にその名を刻みます。

【A-3】歴史の目撃者プラン 5,000円
開発者の知識を標準化し、より多くの人に届けるための「認定GM養成プログラム」へと昇華させるための多大な労力(R&D)を支援いただくプランです。リターンとして、認定GM養成プログラム構築の舞台裏を綴る限定メールマガジン「Future Trajectory 開発日誌」をお届けします。上島町での挑戦を、あなたの地域や日本の礎へと昇華させるための『思考の軌跡』をあなたも目撃してください。


■B. 「思考の海」へ没入したいプレイヤーの皆様へ

まずは『Future Trajectory』を手に取り、複雑な社会をモデルとして解き明かす体験をお楽しみください。

【B-1】FT上島町版プラン 15,000円
120分の深い対話を約束する、本プロジェクトの基幹プロダクトです。12種類の役割、個人と地域の間の資源の還流、そして数ターン後に返ってくる「布石システム」など、本作の醍醐味である「社会の複雑性」を体験いただけます。

【B-2】+観光拡張版プラン 20,000円
ライトユーザーや旅行者でも30〜60分で楽しめるよう、機能を一時的に制限しつつも本質を損なわないマスクコンポーネント」を含む限定セットです。宿泊施設での雨天や夜間のアクティビティや、ワークショップの導入として、知的好奇心を刺激する全天候型の滞在コンテンツを提供します

【B-3】+教育拡張版プラン 25,000円
「なぜその結果になったのか」を論理的にフィードバックするための、感想戦ガイドと教育用シラバス、未来の脚本を同梱したプロ仕様です。主権者教育や探究学習の現場で、生徒たちを「安易な正解」から遠ざけ、高度な合意形成能力を育むための強力な武器となります。


■C. 上島町・しまなみ地域で共に生きる事業者の皆様へ

本プランは、上島町およびしまなみ地域の観光拠点として、共に「地域の稼ぐ力」を育むビジネスパートナー限定のプランです。単なるゲームの導入ではなく、雨天時や夜間の滞在価値を高め、リピーターを生むための「商用パッケージ」を提供します。

※本プランは、サポート体制の都合上、上島町およびしまなみ地域の事業者に限定させていただきます。

【C-1】観光業オーナープラン 30,000円(限定10枠)
施設内での商業利用権に加え、観光版認定GM(ゲームマスター)との派遣提携権利を付与します。これにより、自らプレイを回さなくても持続可能な収益スキームを構築いただけます。

【C-2】観光業マスタープラン 50,000円(限定10枠)
2027年春シーズンへの布石。自らが観光版認定GMとして有料体験を提供するための専門研修とライセンスを付与する最上位プランです。


■D. 現場の「対話」をアップデートしたい教育団体・自治体の皆様へ

安易な単純化に逃げず、複雑な問題を構造的に捉える人材を育てるための「知のインフラ」を、皆様の組織や地域に導入いただけます。

※現地までの交通・宿泊費は別途ご負担いただく「現地集合型」となります。

【D-1】出張体験プラン 50,000円(限定10枠)
開発者、またはプロフェッショナルなスキルを持つ認定GM現地へ赴き、実戦的なワークショップを実施します。単なるゲーム体験で終わらせず、終了後の「感想戦」を通じて、参加者が自らの価値観と向き合い、建設的な対話を深化させる場をナビゲートします。

【D-2】ご当地版作成プラン 500,000円(限定3枠)
上島町のモデルをベースに、皆様の地域の固有課題を反映させたご当地版モジュールを共に考えます。専門技能が必要となるデザインデータは弊社で作成して、皆様は印刷会社に発注するだけで必要な数量の製品を製造できます。ゲームの背景思想やコアシステムはそのままに、地域の地図や特有の職業、直面している課題をコンポーネント化することで、住民や生徒が自地域の未来を圧倒的な没入感で「当事者」としてシミュレーションできる環境を構築します。


■E. 「知のインフラ」を次世代へ手渡す皆様へ

「上島町の挑戦」を単なる一過性のプロジェクトで終わらせず、日本中の課題解決の礎へと昇華させ、教育現場へ直接届けるための最上位の参画形式です。論理とテクノロジー、そして「稼ぐ仕組み」があれば「未来の軌跡」は描けるという確信を、全国へと展開します。

【E-1】AI活用プラン 50,000円
自分の実現したい活動のためにAIの知恵を借りるための試行錯誤の事例集です。「学びながらのプロジェクト進行」をそのままお見せします。また、「準備万端」を待たずに走り出した半年間の記録を、ソロプロジェクトマネージャの限られたリソースでの活動の参考資料として共有します。

【E-2】インフラ共創プラン 300,000円
本プロジェクトの核心である認定GM養成プログラムの開発を加速させるための、最も深い関わり方です。単なる支援者ではなく共創パートナーとして、開発者限定のオンライン・フォーラムへ招待します。開発の裏側にある「試行錯誤」や「ロジックの構築プロセス」を共有し、共に次世代の教育インフラを磨き上げる体験を分かち合います。



多様なリターンの形がありますが、そのすべてに共通しているのは未来を変えるための布石を打つという意志です。選んでいただいたリターンは、皆様自身の場所で『未来の軌跡』を描き始めるための第一歩となるでしょう。

最後に、クラウドファンディングの支援という手続きの向こう側にある、私自身の個人的な、あるいは身勝手な「祈り」にも似た想いを、お話しさせてください。なぜ私がこれほどまでに、たった一人の「決断」が持つ力を信じようとしているのか。ゲームを終えた後の静寂のような、私個人のエゴを込めた、最後の一文です。




今日という日の「決断」が
まだ見ぬ「未来の軌跡」を描き出す。


あなたは今、どのような人生を歩んでいるでしょうか。


才能や幸運に恵まれて順風満帆の人生を歩んでいる方
逆境や不運に見舞われ、臥薪胆の日々を送っている方
様々な立場の方がいるはずです。


私は、それら現在の立ち位置はすべて、
過去からの意思決定の積み重ねによって
表出しているものだと考えています。


その意思決定には、
あなた自身の決断だけでなく、
家族や先祖、
地域や国家など、
数多の人々の決断が
布石として
積み重なっています。


自分以外の決断によって人生が左右される
という現実に、
歯がゆさを抱くこともあるでしょう。

ですが、
あなたの現在の決断もまた、
これから先の自分や子孫、
そして世界の人々に影響を与える

布石となります。


だからこそ、
せめて自覚を持って決断しましょう。


自分たちの選択が将来にどのような影響を残すのか。
選択しなかったときに、何が失われるのか。
期待通りに進むのか
それとも逆効果となるのか
誰にも未来は分かりません


けれど、
皆が描きたい「未来の軌跡」は、
それぞれの胸の内にあるはずです。


10年後の上島町で、
このプロジェクトに関わった若者たちが
実直な「ロバ」として自立し、
次の世代へ同じようなチャンスを手渡している。


そんな景色を、
私は皆さんと一緒に見たい
と願っています。


私たちが、
そして私たちに続く世代が、
素晴らしい「未来の軌跡(Future Trajectory)」を
描いてくれることを願ってやみません。


あなたは、どんな未来の軌跡を描きますか?













【より深く知りたい方に】
本ページで解説した思想やシステムの詳細は、公式noteにて「知のインフラ」として蓄積・公開しています。

※1:善意のパラドックスと地域の未来 ―― 大人の愛情が地域の衰退を早める構造の説明とそこからの脱却に手段について説明。
※2:地域社会シミュレーターの設計 ―― 『Future Trajectory』が地域の意思決定の構造を変えるためにどのような思想で設計されているかを紹介。
※3:全国へ広げるモジュール設計 ―― 利用目的と対象地域を交換することで全国の地方に横展開可能なモジュール設計。
※4:自立を支えるエコシステム ―― 製品販売のみではない認定GM制度やご当地版制作コンサルなどの具体的なビジネスモデル。


【文章より音声で聞きたい方に】
また、文字情報だけでは伝わりにくい背景思想については、対話劇形式のポッドキャストを別途用意しています。

Future Trajectory Podcast

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • 開始早々、3名の方から応援をいただきました。匿名の方、地域の仲間、地域外の教育関係者。このバラバラな視点の合流が、プロジェクトの可能性そのものを示してくれています。嬉しさと責任を噛みしめながら、最初の活動報告をお届けします。支援は「責任の鎖」でもある支援をいただけること自体、純粋に嬉しいです。ただ同時に、応援してくれた人のためにも何としても完遂しなくてはという責任も感じています。私にとって支援を受けるとは、ともすればフラフラと新しいプロジェクトを始めたい自分の足首に「鎖」を繋ぐ行為です。この鎖があるからこそ、険しい道を踏み外さずに歩ける。この辺りの覚悟は、以下のnote記事に詳しく書いています。素直に喜ぶだけで済ませられない性格がよく出ているかもしれません。支援という名の鎖を繋ごう支援者の多様性すら、プロジェクトを成長させる材料となる『Future Trajectory』の最大の特徴は、核を変えずにカード等の追加・変更で、あらゆる地域をシミュレートできる拡張性です。今回驚いたのは、支援者の方々がすでに現在の12種類の役割を超えた「新しい視点」を持ち込んでくれたこと。たとえば、地域の外側から客観的な評価軸で「教育」という文化資源を届けてくれる教育者の存在です。つまり、支援者が増える=このOSが捉えるべき社会の「解像度」が上がるということです。即興プロトタイプ:新役割【越境する教育者】もし、教育関係者の方のような属性をゲーム内に実装するとしたら?即興で、こんな役割モジュールを考えてみました。【越境する教育者】■特徴1. 文化収入の初期値と上限値が高い2. 個人資産のバランスが良く、特に文化の上限が高く、地縁の上限は少し低い3. 目標に地域活力等が含まれないため、地域貢献はプレイヤーの価値観次第■特殊能力【地域との共同活動】ナラティブ: 研究・教育活動を地域の教育機関と連携し、新しい視点をもたらすコスト: 個人資産から地域経済に文化3を投入効果: 地縁を1獲得もちろん即興なので調整は必要です。ですが、こうして支援者の「視点」がOSを鍛え上げるパラメータになっていく。これこそが目指している共創の形です。モジュール設計の有効性への確信今回の活動報告を書くための情報整理を通じて、改めて確信しました。多様な属性を吸収し続けられる器があってこそ、どんな新しい視点も排除せずにシステムの一部として歓迎できるのだと。技術的な背景は、こちらのnote記事で詳しく解説しています。モジュール設計:なぜ「上島町のボードゲーム」が日本全国の地域に役立つと言えるのか「あなたの視点」が未来の軌跡を描くクラウドファンディングへの支援は、単なる資金提供ではありません。この「地方創生のOS」へのデバッグであり、新しい機能追加へのアイデア提供です。あなたの属性、悩み、期待。それらすべてが、このプロジェクトの栄養になります。「共犯者」の輪を広げるため、プロジェクトページのシェア等で応援いただければ幸いです。あなたは、どんな未来の軌跡を描きますか? もっと見る

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