はじめに/ご挨拶
恋木族・・・木に恋をする【奈良県立十津川高等学校 2年生】です!
総合的な探究の時間「吉野熊野学」という授業において、地域課題の解決を考えています。
私たちが注目した地域課題は「廃木材の多さ」です。
十津川村の森林面積は?
奈良県の1/5の広さを誇る「十津川村」。
そのうち、96%が森林面積。
「木」は十津川村の宝!!
しかし!
・十津川村森林組合さん
・十津川木材協同組合さん
・十津川造林さん
からお話を聞かせていただいた際に、
350t/年 の木材が廃棄されていると知りました。
さらに!
「十津川村SDGs未来都市計画(2021〜2025) 」において、
(1) 適切に木を切り出して森林の循環をめざす
(2) 森林資源を葉っぱの果てまで使い切ることをめざす
と掲げられています。進捗状況を十津川村役場に尋ねると、「芳しくない」と返答が・・・
じゃあ!私たちがやるしかない!
と、恋木族が立ち上がりました。
十津川高校について
十津川高校HPより抜粋
十津川高校は、奈良県の最南端に位置する総合学科の高校です。
十津川高校は、全国から生徒を募集していて、共同生活を送るための学生寮が完備されています。
恋木族のメンバーの半数も、親元を離れ、寮生活を送っています。
・十津川高校には村の木材を生かし、ものづくりを学ぶ「木工芸系列」
・自然に恵まれた環境で美術の表現を学ぶ「美術系列」
・地域の諸問題に関する実践的な学習を通じて問題解決能力を身に着ける「地域探求系列」
・大学進学や公務員就職など、進路実現に向けて学習に取り組む「文理総合系列」
十津川だから学べる魅力いっぱいの授業が開講されています。
十津川高校の部活動では、少人数ながら過半数の生徒が部活動に加入し、活発に活動しています。
ボート部(県下唯一!)や陸上競技部、工芸部、美術部では、全国大会にも出場し、入賞している生徒もいます。
十津川高校は、自然や地域にとても恵まれており、私たちものびのびと学習できます。
色々なことにもチャレンジでき、それを先生方も応援してくれます!
このクラウドファンディングへの挑戦もそのひとつです!
このプロジェクトで実現したいこと
①森のタンブラーの購入
⏩ご支援いただいた分で、アサヒユウアス製の森のタンブラーを購入したいと考えています。
②ワークショップの開催
⏩購入した「森のタンブラー」の絵付け体験会をおこない、社会貢献意識をもってもらうとともに、唯一無二のタンブラーを作ってもらいたいと考えています。
十津川村といえば?
写真は、私たちがワークショップで実際に描いたものになります。
十津川村を連想させるものということで、「星空」と「シカ」を描きました。
星空:十津川村は空気が澄んでおり、自然のプラネタリウムです☆
シカ:野生のシカに出会えます。ジビエでも有名です。
星空をデザインしたタンブラー
シカをデザインしたタンブラー
③廃木材のアップサイクル
⏩リターンの製品は、廃木材をアップサイクルした製品です。恋木族が自ら作りました!350トンの廃木材を「0」にすることは難しいですが、微力ではありますが、十津川村の課題解決に貢献したいです。
森のタンブラーとは?
アサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業をおこなう会社として、2022年1月に「アサヒユウアス株式会社」が立ち上げられました。
「使い捨てを無くしたい」そして「地域の未活用資源を活用したい」、そのような想いで「森のタンブラー」の開発をはじめ、廃棄物を原料にしたアップサイクルに取り組まれているそうです。
アサヒユウアス株式会社さんが学校にお越しくださり、私たちも「森のタンブラー」絵付け体験ワークショップを体験しました!
唯一無二のタンブラーが作れ、かつ環境に優しくECOなタンブラーだと知り、
また、アサヒユウアス株式会社さんの想いに共感し、
「自分たちでこの活動を広めたい!」と思うようになりました。
現在の準備状況
(4月)アサヒユウアスの「森のタンブラー絵付け体験」ワークショップ
↓
(5~7月)アンケート作成(十津川村在住者のニーズを調査)
↓
(8月)アンケート設置
↓
(9月)アンケート分析(「森のタンブラー」購入に向けて検討を始める)・焼杉や寄木の試作
↓
(10月)zoomミーティング(クラウドファンディングデザイン会社から助言をもらう)
↓
(11月)クラウドファンディングのページ立ち上げ・返礼品制作
リターンについて
すべて捨てられる木材から手作りしました。
廃棄されてしまう木材でも、アップサイクルすることで新たな価値を見出せる!
ということを伝えたいからです。
さらに、350トンもの廃木材を「0」にすることは難しいですが、
私たちにできることから始め、十津川村の抱える課題解決に貢献したいと考えています。
デザインから制作まですべて、私たち恋木族がおこないました。
十津川村在住の方々の声を聞いて(アンケートで投票してもらい)アイデアを形にしました!
杉のかんなくずを蒸留し、蒸留水を抽出している
杉の蒸留水を、スプレーボトルに詰めている
木材をバーナーであぶって焼木を作り、その焼木をレーザーでシカの形にくり抜いた
パーツを接着し、寄木コースターを作っている
(1)木が香るスプレー(1本)・・・2000円
(2)木が香るスプレー (2本)・・・3000円
(3)シカの焼木キーホルダー・・・1000円
(4)イノシシの焼木キーホルダー・・・1000円
(5)シカの形のくり抜きキーホルダー・・・1000円
(6)イノシシの形のくり抜きキーホルダー・・・1000円
(7)寄木コースター(1枚)※約10cm・・・1500円
(8)寄木コースター(2枚セット)※約10cm・・・2500円(10セット限定)
(9)オリジナルキーホルダーとコースターのセット・・・2000円
(10)メッセージ・・・500円
※スプレー(杉の木の蒸留水):1本あたり、約50ml
※コースター:1枚あたり、約10cm
※キーホルダー:1枚あたり約6cm
※くり抜きキーホルダー:1枚あたり約8cm
支援金の使い道
・タンブラーの購入費
・返礼品制作に係る費用
・ワークショップ運営に係る費用
・活動報告や実践発表に係る費用
スケジュール
11月下旬 クラウドファンディング開始
12月上旬 地域の中学生に向け、活動を周知。
1月中旬 クラウドファンディング終了
2月7日 ワークショップ
2月17日 十津川村地域創造シンポジウムにおいて、実践発表
3月上旬 リターン発送開始
最後に
私たちは、 「捨てられる木をもう一度活かす」ことで、村の資源を守り、林業の未来をつなげたいと考えています。
350トンの廃材をゼロにすることは簡単ではありません。しかし、私たちのような小さな活動から、未来を変える第一歩が生まれると信じています。
村の地域課題を解決したいため、ぜひご協力お願いします!






アイデアが実現されるのが楽しみです!応援しています!