
活動報告 vol.27
「現場の“違和感”を、制度の“言語”へ翻訳する。」
医療の世界には、
教育・現場・行政のあいだに
“言葉が通じない空白” が残されています。
現場の「違和感」は制度の「文章」にならず、
行政の「議論」は現場の「実感」に届かない。
学生は学校の言葉で悩み、
事業所は現場の言葉で苦しみ、
行政は制度の言葉で考える。
この3つの言語は、
そのままでは決して交わることがありません。
私は長年、ここに
「相談に乗るだけでは解決できない、静かな断絶」
があると感じてきました。
だから私は、空
白をただ“埋める”のではなく、
現場の声を “構造の言語(データ)” へ翻訳し、
教育・現場・行政をつなぎ直す役割 を選びました。
ジョブハッピーは、
就職や離職といった目の前の課題を扱うだけのサービスではありません。
医療人材の“供給構造”そのものを捉え直すための、
小さく、静かな“現場データOS”です。
義肢装具士の領域では、
求人票掲載カバー率が 80.1% を突破しました。
これにより、ようやく
「現場の事実」を丁寧に積み上げるための土台が見えてきました。
とはいえ、まだ何も完成していません。
私の役割は、
拙速に制度へ踏み込むことではなく、
現場の声が自然に構造へ届く“翻訳の基盤”を整えること。
この準備が整ったとき、
初めて教育・現場・行政の三者をつなぐ本当の循環が生まれるはずです。
医療の複雑性を尊重しながら、
100年先の医療のために、
今日もまたひとつ、現場の声を構造へ翻訳しています。
読んでくださり、ありがとうございました。
— 武内佑介
ジョブハッピー/義肢装具士



